和菓子好き必見！ 魅惑のあんこスイーツのお取り寄せ15選

お取り寄せあんこスイーツの選び方

和菓子好きに喜ばれる、あんこスイーツ。しかし、水分を多く含む生菓子や半生菓子に分類されているあんこスイーツほど足が早いものが多いです。自宅で楽しむお取り寄せだけでなく、ギフトとして最適なあんこスイーツの選び方を知っておきましょう。

まずは知っておきたい！あんこの豆知識

和菓子といえば真っ先に思い浮かべるのが、あんこスイーツです。和菓子に使われているため、あんこのルーツは日本と思われがちですが、主な原料となる小豆（あずき）は東アジアが原産国。縄文時代の遺跡から種子が見つかり、古事記にも小豆の記載があることから、諸説ありますが紀元3世紀頃には中国から日本に伝わってきたと考えられています。

小豆の「赤」は中国では陰を封じこむ「陽」に分類されており、日本でも「赤」は魔よけを意味することから、お祝い事や季節の行事において、さまざまな形で食べられています。なお、小豆の名前の由来は、「あ」は赤、「ツキ・ズキ」は溶けるという意味があります。これは小豆は赤く、煮るとすぐに崩れることから、この名前がついたとされています。また、あんこスイーツのように小豆を甘くして食べるのは世界でも珍しく、日本、および台湾や中国の一部に見られる特有の文化です。

栄養豊富な小豆は実はヘルシースイーツ

あんこの材料となる小豆は、栄養の宝庫です。注目の栄養素は「食物繊維」。これは腸内環境をよくするために役立ちます。そのほかに利尿作用を促してむくみを防ぎ、中性脂肪の増加を抑制する「サポニン」、疲労回復や代謝アップに欠かせない「ビタミンB群」、活性酸素を寄せつけない抗酸化作用のある「ポリフェノール」、女性が不足しがちな「鉄分」なども含んでいます。

また、あんこを使った和菓子は洋菓子に比べて油脂分が少なく、生クリームたっぷりの洋菓子よりもカロリーを抑えることができます。

商品を選ぶ際は冷凍や常温でも保存がきくものがおすすめ

あんこは足が早く、無添加のものや水分をたくさん含むものほど日持ちはしません。水分30％以上のものは生菓子に分類されており、主におはぎや大福などがあります。水分を10％～30％ほど含むものは半生菓子に分類されており、もなかやあんこ栗などがあります。こちらは生菓子よりも日持ちはしますが、賞味期限は長くありません。

ただ、冷凍保存のものなら食べる分だけ解凍したり、長期保存できるように個包装にされているものなら食べる分だけ開封したりすればよいので自分のペースで味わうことができます。ギフトとして選ぶときは渡す方への都合を聞いてから手配するほうが安全です。

賞味期限・消費期限は要チェック

最近では甘さ控えめのあんこが多いですが、それだけに傷みやすくなっています。糖度が60％以上と高ければ冷蔵しておくことで日持ちしますが、それ以下になると途端に日持ちが悪くなります。パッケージに賞味期限や消費期限が記してありますが、これは未開封状態でのこと。個包装のものであっても開封後は速やかに消費しましょう。

冷凍保存のものは解凍したその日のうちに食べることがおすすめです。

素材のこだわりも、おいしさの決め手に

お取り寄せの際は、あんこスイーツのおいしさを左右する素材にも注目してみましょう。あんこの主原料となる小豆ですが、北海道、丹波、備中が、日本における3大生産地になります。小豆はとてもデリケートなので、産地や気候、土壌によって味も大きく変わりますが、海外産の小豆と国内産とでは味が異なることが判明しています。

また、あんこスイーツに使われる砂糖も、高純度の白ザラ糖、口どけが柔らかな和三盆、コクのある黒糖など、用いられるものによって味わいも異なります。

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