【勝手に栃木応援】魅力度最下位に物申す⁉ 実はスゴイ、栃木は日本一〇〇な県

栃木県

2020.12.26

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【勝手に栃木応援】魅力度最下位に物申す⁉ 実はスゴイ、栃木は日本一〇〇な県

2020年の「都道府県魅力度ランキング」で、残念ながら初の最下位となってしまった栃木県。本当に魅力がないのか?……ということで、栃木の注目ポイントを改めて調査しました。日光東照宮や宇都宮餃子だけじゃない、栃木の「日本一〇〇なもの」をご紹介します。地元の人でも知らない発見があるかもしれません。

Text:アントレース

目次

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【1】かんぴょうの生産量日本一! 食感がクセになる「夕顔らーめん」は必食

【2】1月中旬まで梅が見頃! 日本一古い学校・足利学校跡

【3】ドライブにおすすめ! 世界で最も長い並木道「日光杉並木街道」

【4】裏側が見られるかも⁉ 日本最大のトリックアートテーマパーク「那須とりっくあーとぴあ」

【5】いちご王国に新しいスポット誕生? 生産量はなんと52年連続日本一!

おわりに

【1】かんぴょうの生産量日本一! 食感がクセになる「夕顔らーめん」は必食

【1】かんぴょうの生産量日本一! 食感がクセになる「夕顔らーめん」は必食

全国のかんぴょう生産量のうち、98%を占めるのが栃木県。毎年1月には「栃木のかんぴょう祭り」(※)が開催され、かんぴょう料理が振舞われたり、チャリティーイベントが行われたりと賑わいます。

栃木を訪れた時には、かんぴょうを使った郷土料理「かんぴょうの卵とじ」や、麺にかんぴょうの原料・夕顔の粉末を練り込んだ「夕顔らーめん」、道の駅しもつけオリジナル「かんぴょうバーガー」など、ご当地グルメも要チェック。

「夕顔らーめん」が食べられるお店は栃木市に7店舗あり、柔らかでつるっとした食感、食物繊維やカルシウムを多く含むヘルシーさが人気の秘密です。


※2021年の「栃木のかんぴょう祭り」は、コロナウイルスの影響により中止となりました。

【2】1月中旬まで梅が見頃! 日本一古い学校・足利学校跡

【2】1月中旬まで梅が見頃! 日本一古い学校・足利学校跡

足利市にある足利学校は“日本最古の学校”と言われ、その遺跡は大正10年に国の史跡に指定、平成27年には日本遺産に認定されました。学校の創建時期については、奈良時代、平安時代など諸説ありますが、明治5年には教育学校としての役割を終え、現在は地域・文化を学ぶ場、生涯学習の学び舎として活用されています。

建物や庭園の復元工事により、史跡内は江戸時代中期の姿が再現されているので、ゆっくり見学、散策するのにぴったり。1月1~3日までの3日間は入徳門~大成殿前、南庭園の無料公開を予定しているほか、今年は早めに寒紅梅が開花したことから、来年1月中旬まで梅見も楽しめます。


◆史跡足利学校
住所:足利市昌平町2338
電話:0284-41-2655
アクセス:JR両毛線「足利駅」より徒歩約10分
受付時間:4~9月9:00~16:30、10~3月9:00~16:00
参観料:一般420円、高校生220円(中学生以下無料)

【3】ドライブにおすすめ! 世界で最も長い並木道「日光杉並木街道」

【3】ドライブにおすすめ! 世界で最も長い並木道「日光杉並木街道」

日光街道・例幣使街道・会津西街道の3街道に渡って杉の木が立ち並ぶ「日光杉並木街道」は、世界一長い並木道として平成4年ギネスブックに認定されました。街道の全長は37km、樹齢380年以上の杉が道の両側に約1万2350本も並ぶ光景は圧巻で、特に上今市駅から西に向かう未舗装の道は、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分に!

毎年8月第1日曜には、例幣使街道をコースとした「杉並木マラソン」も開催されます。


◆日光杉並木街道
住所:栃木県日光市瀬川地内 杉並木公園他

【4】裏側が見られるかも⁉ 日本最大のトリックアートテーマパーク「那須とりっくあーとぴあ」

【4】裏側が見られるかも⁉ 日本最大のトリックアートテーマパーク「那須とりっくあーとぴあ」

映えるオモシロ写真が撮れることで、近年人気の「那須とりっくあーとぴあ」。「トリックアートの館」「トリックアート迷宮?館」「ミケランジェロ館」の3館から成るこちらは、トリックアートのテーマパークとして日本最大規模を誇ります。

さらに、日本で唯一トリックアートのアトリエを公開している美術館でもあり、制作スタッフが新作アートを描いている様子を見学できるんです! 普段見ることができない、アートが生まれる瞬間に立ち会えるかもしれません。

◆那須とりっくあーとぴあ
住所:那須郡那須町高久甲5760
電話:0287-62-8388
アクセス:JR宇都宮線 「黒磯駅」より車で約20分
受付時間:4~7、9月9:30~18:00、8月9:00~18:00、10~3月9:30-17:00
入館料:大人1,300円、小中学生800円(未就学児無料)

【5】いちご王国に新しいスポット誕生? 生産量はなんと52年連続日本一!

【5】いちご王国に新しいスポット誕生? 生産量はなんと52年連続日本一!

栃木県と言えば「いちご王国」としても有名ですが、その生産量はなんと、令和元年産で52年連続日本一! 今年8月には、県庁昭和館前に、生産量50年連続日本一を記念した「いちご記念碑」が寄贈されました。

インパクトのある記念像は、宇都宮駅前の餃子像に続き、今後栃木の人気フォトスポットになるかも!?

また、2020年12月~2021年5月までは「とちぎ観光いちご園スタンプラリー」が開催され、対象農園を3ヶ所巡っていちご狩りを楽しむと、来シーズンのペア入園無料券が当たるチャンス! 定番の「とちおとめ」から最新品種「とちあいか」まで、多種多彩ないちごが楽しめるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。


◆いちご記念碑
住所:宇都宮市塙田1丁目1-20(栃木県庁昭和館前)
※庁舎案内は栃木県HPをご確認ください

・とちぎ観光いちご園スタンプラリー
期間: 2020年12月~2021年5月16日
応募締切:2021年5月31日(当日消印まで有効)

おわりに

グルメから名所まで「日本一」「世界一」がたくさんある栃木県。本当の“魅力度”は実際に足を運んで確かめてみるしかありません!

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#旅 #旅行 #魅力度ランキング #日本一 #世界一

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