【台湾情報】眺望を重視し、3年の月日をかけて設計。ホテルに居ながら日月潭の自然を満喫

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2021.10.23

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【台湾情報】眺望を重視し、3年の月日をかけて設計。ホテルに居ながら日月潭の自然を満喫

台湾の中央に位置する高山湖・日月潭。湖の北側が太陽、南側が三日月の形に見えることから、この名がつき、風光明媚なレイクリゾートとして人気です。大小の宿泊施設が林立するこの地に2020年10月オープンした「觀日品月Meet Sun Moon Lake」は、日月潭の美しい景色を巧みに取り入れた設計が話題。地元の茶園の後継者と複数の設計士たちで3年をかけて練り上げた、こだわりが光る建築の魅力に迫ります。

目次

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熱意が結実! 伊達邵の人気茶店の後継者による、こだわりのホテル。

重視したのは眺望。大きな窓から自然光があふれる館内。

漢詩の世界を彷彿。バルコニーで過ごす至福のひととき。

木材の温かみとコンクリート壁のコントラストが絶妙。

バスアメニティをはじめ、快適な休息のための心遣いが多数。

最上階からの眺望を楽しみながら、ヘルシーな朝食でエネルギーをチャージ。

おわりに

熱意が結実! 伊達邵の人気茶店の後継者による、こだわりのホテル。

熱意が結実! 伊達邵の人気茶店の後継者による、こだわりのホテル。

「觀日品月Meet Sun Moon Lake」のオーナーは、伊達邵地区の人気茶店「育正茶荘」を営む林育正氏。17年前に故郷の南投に戻り、代々受け継がれてきた茶畑を運営するほか、お茶を取り入れたスイーツの開発に取り組むなどして、伊達邵商店街を盛り上げてきた人物です。快進撃は続き、今度は生まれ育った実家の空き地を活用し、他とは一線を画す独自色の強いホテルを造ることを決意。その夢を形にすべく、複数の設計士との協議を重ねました。オランダ留学を経て翼丞設計公司を立ち上げた梁翼麟氏は、実に4人目の設計士だそう。彼らとの3年超に及ぶ打ち合わせを経て、伊達邵きっての好立地に、打ち放しコンクリートのモダンな佇まいが目を引くホテルを完成させました。

重視したのは眺望。大きな窓から自然光があふれる館内。

重視したのは眺望。大きな窓から自然光があふれる館内。

設計士の梁翼麟氏は語ります。「客室には、自然光が降り注ぎ、景色が存分に眺められる大きな窓が必要だ。そうすることで山や湖や陽光と部屋を融合させられる……というのが、オーナーの林育正との共通認識でした」。そして打ち放しコンクリートの飾り気がないプレーンな質感は、湖畔の静寂な雰囲気にもよく合い、清らかな印象を醸し出しています。

漢詩の世界を彷彿。バルコニーで過ごす至福のひととき。

漢詩の世界を彷彿。バルコニーで過ごす至福のひととき。

建物はコンパクトさを追求し、スペースを最大限に活かした設計に。8階建てで客室はわずか8室のみ。全室にバルコニーがあり、大きな窓からの眺めは、外との境界線を忘れてしまうほど。また、ゲストは前庭または裏庭に出ることができ、街の様子や湖、山の緑を眺めて過ごすという楽しみ方も。宋を代表する詩人・蘇軾の『題西林壁』で詠まれている「橫より看れば嶺を成し 側よりすれば峰を成す 遠近、高低 各 同じからず 廬山の真面目を識らざるは 只身の此の山中に在るに縁る」という趣きは、「觀日品月」の立地や内外観そのものだといいます。

木材の温かみとコンクリート壁のコントラストが絶妙。

木材の温かみとコンクリート壁のコントラストが絶妙。

客室は、シングル、ダブル、クアッド、6人部屋の4タイプで、多様なニーズに対応。全室ともフローリング仕様で、インテリアは温かみのある木製家具を採用。スタイリッシュな照明器具はソリッドなコンクリート壁のアクセントに。ティーセットには「育正茶荘」の日月潭紅茶と蜜香紅茶が用意されていて、ピュアな赤色をした香り高い紅茶が楽しめます。

バスアメニティをはじめ、快適な休息のための心遣いが多数。

バスアメニティをはじめ、快適な休息のための心遣いが多数。

室内には、朝までぐっすり眠れる特注のマットレス、ふかふかの羽根枕、厳選されたタオル類など、良質なアイテムを配しているほか、バスルームは独立型、トイレには温水洗浄便座を完備。バスアメニティは五つ星ホテル御用達のフランスブランド「Mimare」の自然派アイテムが用意されています。一部の客室はバスタブつきなので、旅先でも湯船につかりたい人は、予約時に確認を。

最上階からの眺望を楽しみながら、ヘルシーな朝食でエネルギーをチャージ。

最上階からの眺望を楽しみながら、ヘルシーな朝食でエネルギーをチャージ。

爽やかな目覚めの後は、無料の朝食サービスへ。絶景のもとで食べてもらいたいとの思いから、レストランは最上階に造られています。三面に開閉可能な大きな窓をつけ、四季折々で表情を変える日月潭の美しい景色を楽しみながらの食事が叶います。好きな席を選んで、素晴らしい1日を始めましょう。

ここでいただけるのは、新しい1日をゲストが元気に過ごせるようにと考えられた作り立ての洋食セット。ハム&チーズのパニーニ、クルミと生野菜のサラダ、ヨーグルト&オートミール、スクランブルエッグ、季節のフルーツ。飲み物は、ブラックコーヒーまたはご当地アッサムのミルクティーを。脂肪分を控えたヘルシーなメニューで、必要なエネルギーがしっかりチャージできます。将来的には、一泊二食付きにする計画があるとのこと。どんなメニューが登場するか、乞ご期待!

「觀日品月」は、ここに滞在するすべてのゲストに、リラックスと安心を感じてもらいたいと願い、そんなふうに、心のこもったサービスにも力を入れています。

おわりに

日月潭は、春は桜、夏は涼しい風、秋は月、冬は霧…と、どの季節にも魅力があるほか、伊達邵の商店街も見どころ満載。オーナーが経営する「育正茶荘」に立ち寄って、紅茶や手作り紅茶エッグロールに舌鼓を打つもよし、散策の途中で台湾の粟酒・小米酒を試飲するもよし。さまざまな味つけをした細長いお餅・馬拉引烤麻糬も必食のグルメです。「觀日品月」は、部屋数が少ないこともあり、週末や祝祭日は特に予約が取りづらい模様。予約は早めに、そして「辛抱強く空室が出るのを待ってもらえれば」とオーナーがアドバイスしてくれました。

◆觀日品月Meet Sun Moon Lake
住所:南投縣魚池鄉日月村中正路285號
電話:+886-4-9285-0520

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