フィンランドの伝統装飾「ヒンメリ」って?<10月27日(水)ワークショップ情報>
「ヒンメリ」って聞いたことあるでしょうか。フィンランドの伝統装飾で、“麦わらを用いたモビール”と聞くと想像しやすいかもしれません。おしゃれなインテリアとしてはもちろんですが、実は農家の思いが込められたものなんです。旅色LIKESでは、来る10月27日(水)に農業とリゾートを組み合わせた“アグリツーリズモリゾート”を提唱する日本初の宿泊施設「星野リゾート リゾナーレ那須」の支配人を講師に、オンラインワークショップを開催します!
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農家の願いが込められた伝統装飾
写真提供:星野リゾート リゾナーレ那須
わらと糸で構成した多面体を組み合わせてつくられるヒンメリの語源はスウェーデン語の「himmel(天)」。冬場は夜が長く、太陽がほとんど顔を出さないフィンランドでは、太陽信仰や豊作を祈願する装飾として農家で親しまれてきました。吊るすとゆらゆらと揺れる幾何学模様は、その繊細な姿から別名「光のモビール」とも呼ばれています。
北欧クリスマスを演出するひとつとしても!
その後、北欧にキリスト教が広まると、クリスマスの装飾としても使われるようになります。一時期はなくなりかけた伝統も、アーティストたちによって回復し、今では様々なデザインや形のヒンメリを目にすることができます。気づけば今年ものこり3カ月。今年のクリスマスは、ゆらゆらと揺れる姿がかわいらしいヒンメリでおうちクリスマスを北欧風にしてみませんか?
ホテルで体験できる「農家の手仕事」を自宅でも
農業とリゾートを融合させた新しい旅スタイル“アグリツーリズモリゾート”を提唱する日本初の宿泊施設「星野リゾート リゾナーレ那須」では、秋から冬にかけてこの「ヒンメリ」づくりの体験を実施しています。
そんなホテルでの体験を、みなさんにお届けしたい! ということで、今回旅色とのコラボによるオンラインワークショップを開催することになりました。ストローなどの代用品ではなく、届くのはホテルでも使用している本物の麦わら! 基本の三角錐のつくり方をレクチャーしますので、その後はみなさんでアレンジして、オリジナルのヒンメリをつくってみてください。
△リゾナーレ那須「牧場を救うミルクジャムフラッペ」
ホテル現地より、秋の那須の魅力とともにお届けします。参加者には、通常ホテルでしかた手に入らない星野リゾート特製、「森林ノ牧場(栃木県・那須町)」の牛乳を使用したミルクジャムの特典も! 各自ジャムに合うアイスやヨーグルト、ドリンクなどを準備して、自宅で旅気分を味わいながら参加しましょう。