ビール界のオリンピック!? 金メダルのビールで乾杯

全国

2021.07.22

LINEでシェア
はてなでシェア
ビール界のオリンピック!? 金メダルのビールで乾杯

目次

閉じる

2年に一度のビールの祭典

ビール豆知識①一般人でも気軽に楽しめる大会

金メダルビール、集めてみました

ビール豆知識②ワインよりも酔っ払う?

金メダルビール、飲んでみたくなりましたか?

みなさんこんにちは! 今日も飲んでますか? “ビールおねえさん”こと古賀麻里沙です。

毎日毎日暑い日が続きますねぇ。アツイといえば、世界中の選手たちが一堂に会して全力でぶつかり合うスポーツの祭典「オリンピック」も熱いですが、ビールの世界でもたくさんの大会が開かれているんです。イギリスで年に一度開催される「ワールドビアアワード」、世界で3番目の歴史をもつ「インターナショナルビアカップ」、日本国内のトップを決める「ジャパンブルワリーズカップ」などなど、各地で熱いバトルが繰り広げられています。

なかでも、特にエントリー数が多く、最も権威のある国際的なビールのコンペティションが、“ビール界の五輪”と呼び声高い「ワールドビアカップ」。今日はそんな、ビールのオリンピックの世界を覗いてみましょう♪

2年に一度のビールの祭典

ワールドビアカップは2年に一度アメリカで行われます。世界各国の醸造所が参戦し、エントリー数は毎年どんどん増えているんだそう。もちろん日本も例外ではありませんよ。ビアスタイル別にカテゴリーが分かれていて、その数は111種類にのぼります。200人以上のビールのプロたちによる審査があり、それぞれのカテゴリーの中で上位3銘柄に金、銀、銅賞が与えられます。

膨大な数のビールを飲んで順位を付けるなんてぜったい難しいですよね! 私だったら全部に「優良」って付けちゃいそうです。だってどれもこれもおいしいんだもん(笑)

ビール豆知識①一般人でも気軽に楽しめる大会

ジャパンブルワリーズカップでは、審査が行われた翌日にビアフェスティバルが行われ、受賞したてのビールを味わうことができます。私も以前参加したことがあるのですが、全300種類にも及ぶクラフトビールが1つの会場に集結している光景は圧巻です。

この日は何種類のビールを飲んだのか記憶にありません(笑) ビール関係の仕事をされている方々もたくさん訪れているので、相席した際にビールのプロの視点からの話を聞くのもまた一興ですよ。

金メダルビール、集めてみました

見事金賞に輝いた日本のビールたちを集めてみました! ビールって、探すとなかなか見つからないものなんですねぇ。よく行くお店を何軒か回ったのですが、ワールドビアカップで金賞を獲ったビールには3本しか出合えませんでした。

左から順に、
◆2016年 クラシックアイリッシュスタイル・ドライスタウト部門 金賞「箕面ビール スタウト」
◆2014年 インターナショナルスタイルラガー部門 金賞「アサヒビール アサヒスーパードライ」
◆2000年・2004年 ハーブ・スパイスビール部門 金賞「木内酒造 常陸野ネストビール ホワイトエール」
◆2016年 ジャーマンスタイルアルトビア部門 金賞「麗人酒造 諏訪浪漫麦酒 りんどう」

一番右は、インターナショナルビアカップの受賞ビールです。

せっかくなのでビアジャッジの真似事をしてみましょう。完全に私の好みなのであしからず。ジャッジポイント①は「色合いを見る」。光にかざしてビールの液の色を見ます。アサヒスーパードライはどうかな? うんうん、向こう側が透けて見える黄金色ですね……。

ビールの大会にエントリーするのはクラフトビールだと勝手なイメージを持っていたので、アサヒビールの受賞は意外でした。過去にはサッポロビールも受賞歴があるみたいですよ。

続いてのジャッジポイント②は「泡持ちを見る」。グラスをくるくるっと回して泡がどのくらいグラスの内側に付着するかを見ます。

箕面ビールスタウトはかなり泡持ちがいいですね。少し時間が経ってもグラスを回すと泡が復活し、内側に付着しています。

ジャッジポイント③は「香りをチェックする」。スタウトとホワイトエールの香りを嗅いでいます。これだけ色が違うと使っている麦芽の種類やロースト具合が全然違うので、香りにもかなり影響してきます。もちろん、ホップの種類によっても香りは変わります。一般的には色が濃い方がカラメル系の甘い香りを強く感じられます。

ジャッジポイント④「味を見る」。りんどうを飲んでみましょう。柔らかなカラメル麦芽の甘味が感じられます。ホップの苦味とのバランスが絶妙で飽きの来ない味わいですね。

ジャッジポイント⑤「のどごしを感じる」。ホワイトエールを飲み込んでいます。パチパチと柔らかな爽快感が駆け抜けていきます。ホワイトエールらしい軽やかなのどごしですね。

う~ん、やっぱりどれもこれもおいしい! さすが金メダルに輝いたビールたちです。この4種類の中で私が一番好きなのは…スタウトです! グラスを覗くと向こう側が見えないくらいの濃い黒で、もっちりとした泡もほんのり黒め。甘く立ち込めるロースト麦芽の香りに口に入れた瞬間感じられる香ばしさ。そしてスタウトらしいどっしりとした甘みがあり、飲み込んだ後には余韻で深みを感じられます。コーヒーやチョコレートのような風味が感じられるビールが好きなので、私はスタウトを選びました^^

ビアジャッジではこのように、それぞれの「スタイルらしさ」というのも重要になってきます。今回はスタイルがバラバラだったので、異種格闘技になってしまいましたね。みなさんはどんなビールがお好きですか?

ビール豆知識②ワインよりも酔っ払う?

一般的に、ワインのテイスティングをする時には口の中で転がして味を確かめたら吐き出します。アルコール度数が高くて酔っ払っちゃいますからね。でもビールの場合は違います。ビールといえばのどごしも重要なチェックポイントなので、口に含んだらじっくりと転がさずにそのままゴクンと飲み込みます。ワインと比べれば度数は低いですが、それでもたくさん飲むと味がわからなくなっちゃいそうですよね。各大会にエントリーしたビールたちは、前半に飲まれるのか後半に飲まれるのか、運も結果に左右されそうです。審査員のみなさんはきっと、よっぽどお酒強いんだろうなぁ。

金メダルビール、飲んでみたくなりましたか?

ビール界のオリンピック、ワールドビアカップの次回開催は来年2022年の予定です。昨年は中止になってしまったので4年ぶりの醸造家たちの思いが集う、熱い熱いイベントになりそうですね。今度は日本のビールがいくつ金を獲るのか、今から楽しみで胸が膨らみます。金メダル受賞ビールを巡るビール旅も敢行してみたいなぁ。地産地消! その土地でつくられたビールとその土地で育った食材を使ったおつまみを、実際に足を運んで味わう。やっぱりこれが一番の贅沢だなぁと思います。

いよいよ夏本番! 喉をカラッカラに乾かし、おいしいビールを求めてそろそろ遠出をしたい気分です♪

Related Tag

#クラフトビール #ビール #古賀麻里沙 #ビール豆知識 #おうち時間

Author

Ambassador

ビール旅ビール旅

古賀麻里沙

1987年生まれ、福岡県出身。キャスター、タレント。食べることと飲むことが大好きで、日々更新しているインスタグラムとYouTubeではさまざまなビールとおつまみのペアリングを発信。日本ビール検定1級を所持し、HOPPIN’ GARAGE公認の“ビールおねえさん”として活躍中。好きなビアスタイルはIPA。ビールの輪を広げるため、日々奮闘中。 YouTubeチャンネル/「ビールおねえさん古賀麻里沙のビアフライト」

Articles

ケンカをしていても仲良くビールが飲める場所。秋の栃木・日光ビール旅

コスパ最強!“北斎”アートのまち・錦糸町にあるクラフトビール飲み放題の店

【離島のビール旅】日本で唯一60度のアルコール販売が許されている島・与那国島へ

New articles

- 新着記事 -

  • NEW

福岡県

2022.11.29

高橋久美子の旅のメモ帳vol.12 「福岡 ぶらりと食の旅(お昼編)」

高橋久美子

作家・作詞家

  • NEW

全国

2022.11.28

【2023年】帰省する人は全体の68%! 年末年始の帰省に関する調査結果を発表

タジマ

編集部

  • NEW

福島県

2022.11.28

農業から、地域と旅を考える。川瀬良子さんと行く農業旅イベントin福島県いわき市

ゴトウ

編集部

  • NEW

全国

2022.11.25

土屋太鳳さんの旅の相棒は「縄跳び」! 体を整える旅アイテム3選【連載vol.9】

ホソブチ

編集部

  • NEW

全国

2022.11.25

2023年の運気を上げる旅とは!? 土屋太鳳が創刊15周年の「旅色」で開運旅|月刊旅色12月号

ホソブチ

編集部

  • NEW

福井県

2022.11.24

【福井】暮らしている気分になる宿「海のオーベルジュ 志積」でゆったり過ごす1泊2日の旅

メンバー

旅色LIKES

More

Authors

自分だけの旅のテーマや、専門的な知識をもとに、新しい旅スタイルを提案します。

作家・作詞家

高橋久美子

編集部

タジマ

編集部

ゴトウ

編集部

ホソブチ

旅色LIKES旅色LIKES

メンバー

九州&着物旅九州&着物旅

かっきー

お取り寄せ旅お取り寄せ旅

鈴木ちなみ

鉄道旅鉄道旅

なお