有名作品が目白押しな、アート旅入門におすすめのSTARS展

東京都

2020.10.12

LINEでシェア
はてなでシェア
pocketでシェア
有名作品が目白押しな、アート旅入門におすすめのSTARS展

目次

閉じる

STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ

file1.村上 隆(むらかみたかし)

file2.李禹煥(リ・ウファン)

file3.草間彌生(くさまやよい)

file4.宮島達男(みやじまたつお)

file5.奈良美智(ならよしとも)

file6.杉本博司(すぎもとひろし)

盛りだくさんな展覧会に大満足!

こんにちは! 大石絵理です。
すっかり気温も涼しくなり、金木犀の香る季節となりましたね。今回は、ずっと気になっていた森美術館で行われている「STARS展」に行ってきたのでご紹介したいと思います!

STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ

この展覧会は、草間彌生、村上隆、奈良美智、リ・ウファン、宮島達男、杉本博司という世界を代表する現代アーティストの6名が世界に名を広げた作品たちや、彼らの新作が集められたなんとも豪華な展示です。

アートにあまり詳しくない……という方でも一度は見聞きしたことのある名前や作品も多いと思うので、“アート旅ビギナー”にもおすすめの展示となっています!

file1.村上 隆(むらかみたかし)

村上隆さんは、日本を代表する現代美術家、ポップアーティストで、マンガやアニメなどジャパンカルチャーを起点とした絵画やフィギュア彫刻で海外からも支持されています。

会場を入ってすぐ、村上隆さんの大きなポップアートが壁一面に…!

村上 隆/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

村上 隆/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

見たことのない人はいないほどの、馴染みのある作品ですよね! ダイナミックで圧倒されました。

村上 隆《Ko2ちゃん(プロジェクトKo2)》1997年/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

村上 隆《Ko2ちゃん(プロジェクトKo2)》1997年/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

こちらも村上さんの作品らしく、日本のオタク文化や富士山、桜がポップに表現されていて、メッセージ性をすごく感じました。まさに日本を表現したアートです!

file2.李禹煥(リ・ウファン)

リ・ウファンさんは、大韓民国慶尚南道に生まれ、日本を拠点に世界的に活動している美術家。多摩美術大学名誉教授も勤める、韓国人アーティストです。

李禹煥/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

李禹煥《対話》2020年/アクリル絵具、キャンバス/291×218 cm

ポップな雰囲気からガラッと代わり、モダンで洗練された空間に吸い込まれました。冷たいカラーの中に、すごく暖かいオレンジが引き立っています。

file3.草間彌生(くさまやよい)

草間彌生さんは、70年に及ぶキャリアで日本の芸術界を牽引する芸術家。幼い頃から悩まされていた幻覚や幻聴から逃れるために、それらを絵にし始めたそうです。1957年に渡米、1960年代には「前衛の女王」の異名をとったほどの世界的アーティストです。

リ・ウファンさんのコーナーを抜けると、草間彌生さんを象徴する水玉の世界が。

草間彌生/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

草間彌生/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

大胆に真っ白の空間が、華やかさに包まれていて圧巻でした。

草間彌生《Infinity Mirrored Room―信濃の灯》(部分)2001年/所蔵:松本市美術館(長野)/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

草間彌生《Infinity Mirrored Room―信濃の灯》(部分)2001年/所蔵:松本市美術館(長野)/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

こちらは、出生地の松本市美術館にもあるミラーの中のインフィニティの作品。私も大好きな作品の一つなので、今回見られてうれしかったです。

草間彌生/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

草間彌生/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

70年に及ぶキャリアの中で数々の作品を発表してきた彼女ですが、水玉、網目、突起などが使われていてとても特徴的ですよね。

見て楽しめる作品ばかりで、ですがどこかに彼女の葛藤や苦しみが垣間見えるところも草間彌生の作品に奥行きが出ている理由なんだと感じています。彼女の詩集を読むと、心がよく感じられると思いますので、興味のある方はぜひ見てみてくださいね!

file4.宮島達男(みやじまたつお)

宮島達男さんは、東京都江戸川区出身、日本の現代美術家。1980年代半ばからLEDを用いたインスタレーションなどを制作し、60代にしてとてもイマドキでかっこいい作品を手がけています。

宮島達男《「時の海—東北」プロジェクト(2020 東京)》2020年/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

宮島達男《「時の海—東北」プロジェクト(2020 東京)》2020年/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

繊細なネオン作品は、1から9までの数字が変化するデジタルカウンターが使われています。0は表示されずに暗転し、これは生と死が繰り返されることが表現されているそうです。

宮島達男/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

宮島達男/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

写真右側の作品は、1989年制作ですが、レトロなネオンってすごくオシャレだなと思いました。

file5.奈良美智(ならよしとも)

奈良美智さんは、世界的に評価されている美術作家で、ニューヨーク近代美術館やロサンゼルス現代美術館に作品が所蔵されています。子どもや動物たちを描く絵画やドローイングが印象的です。

奈良美智/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

奈良美智《Miss Moonlight》2020年/アクリル絵具、キャンバス/220×195 cm

奈良さんのやわらかく優しい絵画が壁にたくさん飾られていました。特徴的な人物の描き方で、すぐに彼の作品だとわかりますよね!

奈良美智/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

奈良美智《Voyage of the Moon (Resting Moon) / Voyage of the Moon》(内観)2006年/制作協力:graf/所蔵:金沢21 世紀美術館(石川)/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

こちらは普段、金沢の21世紀美術館に所蔵されている作品。小さな扉から中をのぞいてみると、暖かく可愛らしい小さな幸せが転がっていました。

file6.杉本博司(すぎもとひろし)

杉本博司さんは写真家にとどまらず、今では古美術、建築、造園、伝統芸能など、幅広い文化に精通する芸術家。一貫して明確なコンセプトに基づいた作品を制作してきました。

杉本博司/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

杉本博司/展示風景:「STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ」森美術館(東京)2020年/撮影:高山幸三/画像提供:森美術館

今回展示されていたのは「レボリューション」という作品。1980年から発表された「海景」を90度回転させ、水平線を縦に望むアートとなっています。

盛りだくさんな展覧会に大満足!

個性豊かな6人のアーティストと作品をご紹介しました。どこかで必ず目にしているアーティストの作品が多いので、現代アート初心者の方も楽しめると思います。それぞれイメージの異なるアーティスト・作品たちなので、自分が心惹かれるものや好きなものを知るきっかけにもなりそうですね。年明けまで開催されているのでチェックみてください♪

今ならなんと、ご招待チケットが当たるプレゼントキャンペーンも実施中です!
たった2つのアンケートに答えて、ぜひゲットして足を運んでみてくださいね。
>プレゼントに応募する


■STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ
会場:森美術館
会期:~2021年1月3日(日)まで
開館時間:月・水~日曜10:00~22:00、火曜10:00~17:00(最終入館は 30分前まで)※ただし11月3日(火・祝)は22:00まで(最終入館 21:30)
観覧料:一般 2,000 円 ほか
※そのほか詳細、開館情報は公式ホームページをご確認ください

Author

アート旅 大石絵理

Ambassador

アート旅アート旅

大石絵理

1993年12月22日、東京都生まれ。高校2年生の時にモデルとしてデビュー。ロンドン留学時代、美術館に訪れたことがきっかけでアート鑑賞が趣味に。モデルとして活動し、アパレルブランド「KOL」をプロデュースしている。また、TV、雑誌、広告と多岐にわたって活動中。

Articles

アート旅 大石絵理

黒と白で表現された世界。ヴァロットンの木版画に触れる旅

アート旅 大石絵理

60年の歳月をかけた作品「包まれた凱旋門」に触れる旅

アート旅 大石絵理

【埼玉】ゴッホの世界に没入。デジタルアートを全身で浴びる

New articles

- 新着記事 -

【長野・小川村】おやきの故郷、「小川の庄おやき村」で縄文おやき作り体験をしよう!
  • NEW

長野県

2024.05.24

【長野・小川村】おやきの故郷、「小川の庄おやき村」で縄文おやき作り体験をしよう!

甲信&ドライブ旅 みっちゃん

みっちゃん

甲信&ドライブ旅

2024年5月にプライベートサウナがオープン! 旅色地域プロデューサーが足繁く通う「雲仙みかどホテル」で、骨抜きになる癒し旅へ【長崎】
  • NEW

長崎県

2024.05.23

2024年5月にプライベートサウナがオープン! 旅色地域プロデューサーが足繁く通う「雲仙みかどホテル」で、骨抜きになる癒し旅へ【長崎】

tabiiro 旅色編集部

旅色編集部

tabiiro

【福岡・糸島】おすすめの絶景とカフェへ! 初夏のドライブ女子旅
  • NEW

福岡県

2024.05.22

【福岡・糸島】おすすめの絶景とカフェへ! 初夏のドライブ女子旅

女子旅 ほしこ

ほしこ

女子旅

【開催間近!】市の一大イベント「川開き観光祭」と合わせて巡りたいスポットを九州在住ライターがご案内
  • NEW

大分県

2024.05.21

【開催間近!】市の一大イベント「川開き観光祭」と合わせて巡りたいスポットを九州在住ライターがご案内

九州&着物旅 かっきー

かっきー

九州&着物旅

富士山周辺の観光を堪能! 鉄道旅ライターが行く、富士急行旅【山梨】
  • NEW

山梨県

2024.05.20

富士山周辺の観光を堪能! 鉄道旅ライターが行く、富士急行旅【山梨】

鉄道旅 なお

なお

鉄道旅

今一番アツい交差点はここ! 原宿「ハラカド」で最先端カルチャーを浴びる

東京都

2024.05.14

今一番アツい交差点はここ! 原宿「ハラカド」で最先端カルチャーを浴びる

編集部 ホソブチ

ホソブチ

編集部

More

Authors

自分だけの旅のテーマや、専門的な知識をもとに、新しい旅スタイルを提案します。

甲信&ドライブ旅 みっちゃん

甲信&ドライブ旅甲信&ドライブ旅

みっちゃん

tabiiro 旅色編集部

tabiiro

旅色編集部

女子旅 ほしこ

女子旅女子旅

ほしこ

九州&着物旅 かっきー

九州&着物旅九州&着物旅

かっきー

鉄道旅 なお

鉄道旅鉄道旅

なお

編集部 ホソブチ

編集部

ホソブチ

親子旅 トシ

親子旅親子旅

トシ

LIKESレポーター ERI

LIKESレポーターLIKESレポーター

ERI