「価値観の違いはどう解決していくべき?」彼との異文化を楽しむ恋愛旅
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恋愛マスターくじらです。
今回は、公式LINEに届いた相談内容から、旅のアドバイスをしていきたいと思う。
春、暖かくなってきたり、出会いが多くなる季節。つまり、恋愛したくなる季節。
大切な人との恋愛旅を計画してみては?
読者からの相談内容「価値観の違いはどう解決していくべき?」
私には付き合って2年になる彼がいます。
お互い学生で、とても気が合い、仲は良いのですが、どうしても価値観の違いで喧嘩をしてしまったり、悲しい気持ちになったりすることがあります。
例えば、私は年ごとの記念日や、誕生日は予定が合うならば会いたいのですが、彼は当日にこだわる必要性が無いと考えているようで、バイトをわざわざ休むということはあまりしてくれません。私は、バイトくらい休んでほしいな~って思ってしまいます。
価値観の違いは仕方の無いことだと私も分かっているのですが、自分と価値観が違うとそのことについて少し文句というか、意見を言ってしまいます。言わないと言わないでもやもやしますし、でも言ったら言ったでもめてしまったり、我慢させているような気になってしまいます。
くじらさんは価値観の違いでもやもやした気持ちになった時、いつもどうしていますか?
くじらの回答「異文化コミュニケーションを楽しめ」
価値観の違いで言い合いになるのはいいことではないか。
「私はこう思う」「オレはこう思う」それでいい。
わかり合う必要なんてなく、わからないまま関わり続けるのが愛なのだ。
言い合いになったところで彼は関係性を終わらせようとはしないのだろう。
それが人と向き合うということで愛がそこにある証拠だ。
意見が違うというのは腹をたてるようなことではなく、その違いを楽しむものなのだ。
むしろ「意見が合ったらラッキー」くらいのことなのだ。
恋愛とは違った文化を持った他人同士が一緒にいるという異文化コミュニケーションだ。
すべてがあなたの価値観の中に収まる人間などつまらないぞ。
違うからこそ、刺激を受け、この人をなんとか受け入れようと自分が変化していくのだ。
それこそが恋愛の醍醐味なのだ。
自分を知ってもらい、恋人を知る。
そのために、おすすめの恋愛旅がある。
おすすめの恋愛旅「お気に入りの本を読み合う会」
価値観を共有するのにおすすめなのは、カフェでお互いのお気に入りの本を読み合う恋愛旅だ。
奥さんのお気に入りの本を読んでみた。ファッションの参考にしているというスタイリスト竹村はま子さんの『本当に好きな服』
その中の一節、
「バッグには私のやる気が詰まっている」
……良いフレーズだ(笑)
奥さんにもオレのお気に入りの本を読んでもらった。“青年失業家”という肩書を持つ、田中泰延さんの『読みたいことを、書けばいい。』
ものすごい直球でユーモアたっぷりの文章術の本。めちゃくちゃ笑えるし、いつも文章を書く時の参考にさせてもらっている。
早速奥さんもブログを書く時の参考にしてみると言っていた。
自分のお気に入りの本を読むんじゃなくて、恋人のお気に入りの本を読む。そしてお互いに感想を言い合う会。
これは外国人の彼がいる方にインタビューした時に教えてもらったんだけど、これをやることによって相手の価値観に触れることができてとても良い時間だと話していた。
日本人はどうしても「お互いの価値観をわかって当たり前」という前提でコミュニケーションを始める。
しかし、外国人同士だと「お互いの価値観は違って当然」というところからコミュニケーションが始まる。
わかりあえないというのは大前提で、その中でいかに相手の価値観に触れ、寄り添っていくか。
もともと日本に住んでいた彼女はアメリカで暮らすようになり、こんなコミュニケーションの仕方が自然となり、今はそれがとても心地よいと言う。
違いを許さないというか、同調圧力の強い日本でまた暮らしたいとは今は思わないとも言っていた(笑)
価値観の違いを楽しむ恋愛旅をしよう。
カフェでお互いのお気に入りの本を読み合う会のように、定期的にお互いの意識の共有をしていく。
共感できる部分と自分とは違う新たな価値観に触れる時間。
彼は自分とは違う人なんだと理解する。
そして、それは悲しむことではなく、喜びなんだと気づく。
オレは常々書いているが、愛は違いを楽しむことであり、お互いを許しあうことだ。
価値観が違うことなど恐れなくていいのだ。
違いを許せる人は人を愛せる。
オレはそう思っちゃうんだよね。
恋愛マスターくじら