農業旅を便利に楽しく おしゃれで機能性抜群の愛用アイテム
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みなさまこんにちは。川瀬良子です。
アンバサダーとして連載も3回目となりました。今回はこれから農業旅にチャレンジしてみたい! という方のために、おすすめのアイテムやグッズをご紹介します。農作業は動きやすければいい……というわけでもないんです。私が日ごろから愛用しているものも、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめアイテム1:持ち運びに便利なAIGLEの長靴
私が農業旅をするときに、必ず持っていくものが5つ。まずは私が愛用しているメーカー、AIGLEの長靴です。
くるくると丸めると500㎖のペットボトルぐらいの大きさになり、街中用のレインブーツよりずっと軽くて、持ち運びに便利。足首の前の部分が柔らかいので、種蒔きや植え付けなどしゃがむ作業が多い農作業でも足が痛くならないのがポイントです。
ほかにも、少し前に日本野鳥の会が発売しているバードウォッチング用の長靴が、フェスなどの野外イベントにぴったりだと話題になりましたよね。ピンクやカーキなど、カラーバリエーションも豊富でおしゃれなのにリーズナブル。地味に思われがちな長靴ひとつとっても、さまざまなタイプがあるので、気になる方はぜひ公式HPなどを覗いてみてください。
長靴を持っていない人は、ハイカットのスニーカーで代用しようと思う方もいるかもしれませんが、実はこれ、あまりおすすめできません。足首が固定されてしまうと動きづらいので、すぐに疲れてしまいます。せっかくの旅も、疲れて長続きしないようではもったいない! ぜひ足元からこだわってみてください。
おすすめアイテム2:何かと活躍する麦わら帽子
野外の作業なので、春先から夏は特に必須となる帽子ですが、農業旅には麦わら帽子がイチバンです!
つばが大きいものがおすすめ。日よけになるのはもちろん、多少の雨なら傘代わりにもなります。麦わら帽子は特に軽いですし、通気性がいいので蒸れないのもいいですね。
おしゃれで普段使いできるものから本格的なものまでさまざまな種類がありますが、私が愛用しているのは、折り畳めるタイプ。夏以外にも、必ずカバンに忍ばせておく必須アイテムです。
おすすめアイテム3:慣れるまでは手袋も欠かさずに
初めて農作業する方は、手袋も持っておくといいでしょう。汚れ防止やすべり止めのほかに、茄子など葉っぱにとげがある野菜もあるので、怪我を防ぐためにもつけておくと安心です。
……ちなみに私は、素手派です。野菜を直接触りたい! あとは、持っていてもすぐ片方を落としてしまうんです(笑)。頻繁には使いませんが、それでもいざというときのために、ひと組はカバンに忍ばせています。
おすすめアイテム4:汚れにくくて折りたためる有能バッグ
こちらはホームセンターで見つけた水色とピンクのツートンカラーのトートバッグ。ターポリン生地といって、テントなどにも使われる強度のある素材でできています。行きは畳んでリュックに入れておき、帰りに収穫した野菜をどっさり入れて持って帰るのが楽しみのひとつ。汚れても洗えるので、土の上に直接置いても、長靴など汚れた農作業品を入れても安心です。
おすすめアイテム5:作業着はチュニック丈が優秀
農作業での服装は、膝上丈のチュニックが断然おすすめです。
ポイントはこの丈! 長すぎると裾の部分に土が付いて汚れたり、耕運機に巻き込まれる、なんて危険もあるので避けたほうがいいでしょう。逆に短いと、しゃがんだとき背中が見えてしまって、日焼けや虫さされの標的になることも。お尻が隠れる程度のものがおすすめです。さらに日焼け防止に襟がたてられるものだとベター。ハサミや手袋といった、畑で使う小道具を入れられるポケット付きのものも便利です。
服やグッズを選ぶときは色や柄にも注目して
畑は葉っぱの緑や土の茶色がほとんどなので、目立つ色がおすすめです。街中では着るのを躊躇するような派手な色味のものを選んでください。広い畑でも、熱中症で倒れた時などに気づいてもらいやすいメリットもありますし、なによりテンションが上がります! よく着るのは赤やチェック柄。チェックだと特に泥や野菜の渋といった汚れが目立たないんです。黒や黄色は蜂や虫が寄ってきやすいので、気を付けてくださいね。
農業旅に欠かせないグッズはいかがでしたか。ぴったりなものを見つけるのも楽しいですが、最近ではあれこれオーダーしてつくってみたりもしています。長靴や手袋など、旅先で貸し出していることももちろんありますが、自分だけのものがあると愛着もまた変わってきますよね。
以前、友人が農作業を手伝ってくれることになったときに、「汚れてもいい服で来てね」と伝えたら「汚れてもいい服なんて持っていない……」と言われたことがあって。確かに初心者だと汚れていい、という前提がないんですよね。土や野菜の渋などは、つくとなかなか落ちないので、気合を入れておしゃれをしても緊張してしまいます(笑)。気兼ねなく、汚れていい服を用意することも大切かもしれません。