いま訪れるべき日光で、歴史と伝統を感じる旅時間
皆さん、こんにちは。旅色アンバサダーのnoddyです。早いものでもう年末ですね……。今年は皆さんにとってどんな年になりましたか? 2019年も残りわずかですが、まだまだ頑張っていきましょう! さてさて、今回の映え旅スポットは栃木県。今の時期は紅葉が美しい、日光へ行ってきました。
目次
行き先は、パワースポット
栃木といえば、那須、日光、足利、佐野など魅力的な場所がたくさんありますよね。今回、絶対に行きたいと思っていたのが「日光東照宮」。日本屈指のパワースポットで、参拝すれば運気がUPするといわれている場所です。
日光東照宮は、1617年に徳川家康公を祭る神社として建てられ、1999年には「日光の社寺」として世界遺産にも登録されました。「日光の社寺」に含まれるのは、二荒山神社、日光東照宮、輪王寺の2社1寺に属する、103棟の建築物と周辺の景観遺跡。さらに日光東照宮では、8棟が国宝に、34棟が重要文化財にも指定されているんだとか。まさに文化財の宝庫ともいえる、貴重なスポットですよね。
朱塗りの美しい「五重塔」へ
石鳥居をくぐるとまず左手に見えてくる「五重塔」。すごい迫力!!! まさに映え旅にはもってこいのフォトスポットです。さらにすごいのは見た目だけではなく……その耐震性。五重塔は「心柱」といわれる制震技術が用いられていて、非常に高い耐震性を誇ります。スカイツリーの制振システムにも応用され、この工法は江戸時代に考え出されたものだそうですよ。当時の江戸時代の科学技術は世界水準なんだとか。
お次は「陽明門」
日光東照宮のなかでも特に知名度が高い「陽明門」。マストの撮影スポットです。スタイリッシュな雰囲気に馴染むように、この日は服装もカッコイイ感じを意識してみました。映え旅は、その場所に合うコーデをすることもポイントなんです。
彩り豊かな彫刻で覆われていて、芸術品のようですよね。一日中見ていても飽きない、という意味で「日暮御門」とも呼ばれているみたいです。また、こちらの門は12本の白い柱で支えられているのですが、グリ紋と呼ばれる渦巻き模様が彫刻されていて、その中で一本だけ逆の渦巻きになっているものがあり、これは「魔除けの逆柱」といわれています。「建物は完成と同時に崩壊が始まる」という言い伝えがある事から、わざと柱を未完成の状態にして災いを避けているんだそう。どれが魔除けの逆柱なのか、実際に行かれた際に探してみてください。
神厩舎の「三猿」
神厩舎(しんきゅうしゃ)というのは、神様にお仕えする“神馬”の馬小屋のこと。残念ながらこの日はお会いする事ができませんでしたが、とても綺麗なお馬さんなんだそうですよ。ところでなぜ、馬小屋にお猿さん? と思ったのですが、猿は馬の病気を治したり、お世話をするとされていて、猿は馬の守り神だったからだそうです。このお猿さんの彫刻は全部で8面あり、順番に見て行くとストーリーになっていて、人の一生の物語となっているみたい。
この写真は、2面目に彫られている幼少期のお猿さん。何にでも興味を持ちすぐに吸収するので、この時期の子供には“悪い事は見せない、聞かせない、言わない”としていたんだとか。良い物だけを吸収し素直に育ってほしいという意味合いが込められているそうです。
進んでいくと、「眠り猫」の彫刻が。これは東側の廻廊の出入口、坂下門にあります。見ているだけで癒されるくらい愛らしいですよね。思わずパチリ。
続いて「二荒山神社」
縁結びや家庭円満などの御利益がある神社です。境内には、日光連山8峰と「華厳の滝」、「いろは坂」、重要文化財の「神橋」も含まれ、広さは3400ヘクタールも! 伊勢神宮に次ぐ広さなんだそう。
こちらは縁結びの御神木。杉の木に、楢の木が宿り木として生えているめずらしい御神木です。「好き(杉)なら(楢)一緒に」という事で、良縁を結ぶといわれています。あいにく時間がなく、きちんと見て回れなかったのですが、良縁祈願の輪くぐりもして、しっかりとお参りをしてきました! 良いご縁がありますように。
最後に向かったのが「華厳の滝」。でも濃霧でほぼ見ることができず……。売店の方のお話しだと、ほとんど霧がかかっているため、しっかりと見られる日はあまり無いんだそうです。でも霧の雰囲気もなんだか神秘的! たっぷりと自然を満喫してくることができました。
栃木の日光、いかがでしたか? 映えスポットが多いので、写真を撮る手が止まらないかもしれません。帰りに「いろは坂」を通って帰ったのですが、紅葉がとても綺麗でした。皆さんも日光の歴史と伝統を感じながら、絶景スポットやパワースポット巡りをする映え旅、してみてください。