思わず撮りたくなる。神秘的な島根の風景と出合う旅
皆さん、こんにちは。旅色アンバサダーのnoddyです。先日、家族で島根県に行ってきました。初めての島根でしたが、神秘的な場所や映える場所が多くて、とても素敵な場所でした! ということで今回は、島根のフォトジェ旅を紹介していきたいと思います。出雲大社の意外なフォトスポットにも注目です。
目次
まずは新幹線で岡山まで
東京から島根まで新幹線を使って行きました。東京から岡山までは約3時間20分。岡山からは列車もあるのですが、今回はレンタカーを借りて島根まで向かいます。
……と、その前にせっかく岡山に来たので桃太郎さんにご挨拶! 岡山は、昔話「桃太郎」の舞台になったといわれる場所。岡山駅前の広場には、桃太郎の銅像があります。
凛々しいお姿を拝見したら、いざ参りましょう。岡山から島根までは、車で3時間弱かかります。残念ながら私は運転が得意ではないので、姉に運転してもらいました(笑)。
縁結びの神社・出雲大社へ
最初に訪れたのは「出雲大社」。ご存知の方も多いかもしれませんが、出雲大社は全国的にもめずらしい「下り参道」なのです。普通は、高い所にいらっしゃる神様の所に参上するということで、神社の参道は上り坂になっています。なぜ下り参道なのか、という理由には色々と説があるようですが、一説によると「参道を下ることで、“へりくだる”ことを教えている」という意味があるそうです。初心に返って、謙虚さを忘れずに自分を見つめ直すと自然と縁も寄ってくるのかもしれないですね。
下り参道を過ぎると、出雲大社が誇る「松並木の参道」があります。昔は、皇族や貴族、例大祭のときに勅使だけが通ることが出来る道だったそうです。今は松の木の根を守るために、両サイドの舗装された道が通れるようになっていました。別名「松の馬場」ともいわれていて、流鏑馬神事が行われる場所でもあるみたいですよ。
出雲大社には46匹のうさぎが!
参道を過ぎると「拝殿」と、その奥に周囲を塀に囲まれた「御本殿」があります。とりあえず本殿の周りを一周。本殿の裏側にはうさぎがいました! 神話「因幡の白兎」で、大国主命(だいこくさま)が助けたといわれている白兎です。敷地内には全部で46羽のうさぎがいるそうですよ。出雲大社の意外なインスタ映えスポット。ぜひここで、かわいいうさぎと写真を撮ってみてくださいね。
大迫力の大きなしめ縄
先に進むと、出雲大社のシンボルともいえる、太くて大きなしめ縄が見えてきました。近くで見るとなかなかの迫力です。引きで撮ってもアップで撮ってもド迫力の写真が撮れます。こちらのしめ縄、長さ約13m、重さ5.2tもあるんですよ! そして、なんと手作り!!! ……すごい。
かわいいスイーツも堪能
出雲大社に行ったら絶対に食べたいと思っていたこちら。コロンとしたフォルムがなんとも可愛らしい「おふく焼き」です。福をもたらすといわれている、フグの形をしています。角のない丸い形状は、縁結びと円満を祈願しているそうです。ヒレ(?)のハートが可愛い♡
あんこも皮も甘すぎず、ちょうど良い甘さでパクパクいけちゃいます。食べてもおいしい、写真に撮ってもかわいい、出雲大社おすすめのお菓子。冷めてもかたくならないようなので、お土産にしても喜ばれそうですよね。
絵画のように美しい庭園へ
出雲大社をあとにして、次に移動したのは「足立美術館」。地元出身の実業家・足立全康さんの「郷土に恩返しがしたい」という想いから、昭和45年に創設されました。別名「大観美術館」と呼ばれていて、足立全康さんが蒐集した横山大観の名画が沢山展示されています。その数なんと130点! ほかにも北大路魯山人の陶芸や現代日本画、童画、漆芸、木彫が展示されています。2020年4月には魯山人館が開館するそうですよ。
そんなすごい美術館ですが、注目は庭園。アメリカの日本庭園専門誌で、16年連続日本一の庭園に選ばれているんです。ここで写真を撮らない手はないというくらい美しく、額に入れた絵画のようでした。これだけ広い庭園なのだから、さぞ沢山の庭師さんがいるんだろうな~と思ったら、わずか7名で手入れをされているそうです。美術館の職員さんも開館前に総出で清掃されているらしく、開館以来、年中無休で繰り返されてきた伝統だそう。手間暇をかけているから、この素晴らしい庭園が保たれているんですね……。一度は必ず訪れるべきフォトジェニックスポットです。
夏休みの予定がまだ決まってない方は、因幡の白兎と美しい庭園に出合いに「ご縁の国しまね」へ足を運んでみるのはどうでしょうか? 映えスポットといっしょに、素敵なご縁も見つかるかもしれません♪