大人も子どもも楽しめる! 2026年行きたい学びのスポット4選
静岡県在住の旅色LIKESライター・さっかです。昨年子どもが生まれ、旅をするなかで、本物にふれたり、日本について考えたりすることをさせてあげたいなと考えています。そこで、いままで大人の社会科見学を連載してきたなかで、親子でも楽しめるスポットを4つ厳選してみました。ぜひ2026年の親子旅の参考にしてみてください。
目次
触って学べる壮大な地球の歴史「神奈川県立生命の星・地球博物館」(神奈川県小田原市)
私が何度でも行きたい博物館が、神奈川県小田原市にある「神奈川県立生命の星・地球博物館」です。46億年にわたる地球の歴史と生命の多様性が時間の流れに沿って展示されています。実物標本が多く展示されていて、手を触れていいものも多くあることが特徴です。おなじみのアンモナイトの化石も、壁一面に展示されており触ってOK。ほかにも宇宙から来た隕石、はるか昔の地層など、思わず触ってみたいとワクワクするものばかりです。
身長168センチの私の倍以上ある大きさにびっくり。
実物の大きさに圧倒される展示も。柱状節理(マグマが冷え固まってできた断面が六角形などの地層)のすぐ横に立つと大きさを体感できます。
昆虫標本のコーナーもイチオシです。ただ昆虫の名前が分かるというだけでなく、美しく見えるように配置に工夫が凝らされた展示。会ったことはなくても、展示を作った方の昆虫への愛が目に見えるようです。
◆神奈川県立 生命の星・地球博物館
住所:神奈川県小田原市入生田499
電話:0465-21-1515
開館時間:9:00~16:30(最終入館16:00)
休館日:月曜日※祝日の場合は翌平日、年末年始、祝日の翌日※土・日祝日を除く、その他館内整備日
入場料:20歳以上65歳未満(学生を除く)520円、15歳以上20歳未満・学生(中学生・高校生を除く)300円、高校生・65歳以上100円、中学生以下は無料
アクセス:箱根登山電車「入生田駅」から徒歩約3分
駐車場:110台(無料)
★近くにあるここもおすすめ!
「お試しセット」(500円)。お酒を飲みながらゆっくり味わうのもいいです。
海に面した小田原は、かまぼこが有名です。車で約3分のところには「鈴廣かまぼこの里」があり、お土産の購入やグルメが楽しめるので立ち寄ってみてください。私のおすすめは、鈴なり市場にある「かまぼこバー」。「お試しセット」では職人手づくりの「超特選蒲鉾 古今」、お魚のすりみや製法が異なる「特上蒲鉾」、「謹上蒲鉾」を食べ比べることができます。セットで地ビール、地酒、ワイン、地場産のお茶のいずれかの飲み物がついてきます。食感や味の違いを感じてみてください。こんなに違いがあるのかと驚くはず。お気に入りのものをお土産に買って行くのもいいですね。
◆鈴廣かまぼこの里
住所:神奈川県小田原市風祭245
電話:0120-07-4547
営業時間:9:00~18:00 ※施設によって異なる
休業日:年中無休(1月1日及び法定点検など臨時休業あり)
アクセス :JR東海道新幹線・小田急線小田原駅よりタクシーで約10分、箱根登山鉄道 風祭駅直結
駐車場:110台(無料)
おしゃれな伝統工芸を学べるスポット「能作」(富山県高岡市)
久しぶりに学校で体験したような社会科見学がしたい、そんな方におすすめなのが、富山県高岡市にある老舗鋳物メーカー「能作」です。ここでは錫(すず)や、銅と亜鉛の合金である真鍮(しんちゅう)を素材とした製品を製造しています。少人数の予約制でおこなわれる工場見学は、アテンドの方の説明を聞きながら職人の技を間近で見ることができます。ご夫婦や親子連れなど、さまざまな年代の方が参加していました。工場見学というよりも美術館にでも来たかのような、洗練された雰囲気の施設も魅力です。
●工場見学
料金:無料
所要時間:約30分
開始時間:11:00、13:00、14:00、15:00、16:00
休業日:日曜・祝日・年末年始 ※土曜は不定休
※工場見学は事前予約制
鋳物製作体験は、小学生以上の子連れにとても人気。生型鋳造法(なまがたちゅうぞうほう)で錫製品の製作ができます。砂を使って作った型の中に溶かした錫を流し込み、製品を作っていく方法です。自分で型を作る作業は砂の感触が気持ちいいです。目の前でスタッフの方がやってくださる錫を流し込む作業は、あっという間に固まることにびっくり。子どもと一緒に夢中になれる体験です。
●鋳物製作体験
定休日:年末年始
※事前予約制
※料金や時間は体験コースによって異なる
能作の器で富山県産の食材を使ったランチやスイーツなどが楽しめるカフェ「IMONO KITCHEN」にも、ぜひ立ち寄りを。洗練された雰囲気の器が、上品なカフェタイムを演出します。
●IMONO KITCHEN
電話:0766-63-0050
営業時間:10:00~18:00(LO17:30)
定休日:年末年始
◆株式会社能作
住所:富山県高岡市オフィスパーク8-1
電話:0766-63-0001(9:00〜17:00)
営業時間:10:00~18:00、
定休日:年末年始
アクセス:タクシーで高岡駅より約20分、新高岡駅より約15分、高岡駅・新高岡駅からバス路線あり
駐車場:32台
★近くにあるここもおすすめ!
高岡市は『ドラえもん』などの作者の藤子・F・不二雄が、生まれ育った街です。「高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」では、藤子・F・不二雄の生い立ちや、14歳の時の漫画の手作り冊子、ドラえもんの作品中から高岡を感じる場面など、地元ならではの展示です。展示室の入り口の「どこでもドア」と、高岡の伝統産業である「高岡銅器」により制作したドラえもん像は必見です。展示室内は撮影禁止ですが、どこでもドアとドラえもん像は撮影OKのエリアにあるのでぜひ記念撮影をしてみてください。
◆高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
住所:富山県高岡市中川1-1-30 高岡市美術館2F
電話:0766-20-1170
開館時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休館日:月曜日※祝日の場合は翌平日、年末年始
入館料:大人500円、中高生300円、小学生・幼児(4歳以上)200円、3歳以下無料
アクセス :高岡駅から徒歩約20分、万葉(まんよう)線「志貴野中学校前電停」から徒歩約10分、JR氷見(ひみ)線 : 「越中中川(えっちゅうなかがわ)駅」から徒歩約2分
駐車場:あり
教科書で見た名画に気軽に触れる「大塚国際美術館」(徳島県鳴門市)
大塚国際美術館は、世界中の名画に出逢える場所です。展示されているのは、大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製された陶板。「なんだ複製か」と思ってしまいそうですが、複製だからこその魅力がたくさん。至近距離で見られたり触れられたり、写真撮影ができたりします。システィーナ礼拝堂など空間ごと再現されている展示もあり、礼拝堂の厳かな雰囲気まで味わえます。掠れのある壁画は掠れたまま再現されているのも、リアリティを感じます。
『モナ・リザ』『最後の晩餐』『ゲルニカ』など、教科書でおなじみの名画も。感想を話しながら気軽に見学できる雰囲気で、子どもがいても安心です。
鑑賞ルート約4キロメートルのなかに約1,000点の作品を展示。私は1日滞在しても見きれませんでした。今1番再訪したい美術館です。
◆大塚国際美術館
住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1
電話:088-687-3737
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日※祝日の場合は翌日
観覧料:大人3,300円、大学生2,200円、小中高生550円
アクセス :神戸淡路鳴門自動車道「鳴門北IC」から車で約3分
駐車場:450台
★近くにあるここもおすすめ!
大塚国際美術館から車で約5分のところには、有名な「鳴門の渦潮」を橋の上から歩いて見られる「大鳴門橋遊歩道渦の道」もあります。大鳴門橋の橋桁空間、海上約45メートルのところにある全長約450メートルの遊歩道です。見頃の時間帯を確認の上、ぜひ立ち寄ってみてください。
◆大鳴門橋遊歩道 渦の道
住所:徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)
電話:088-683-6262
営業時間:3~9月9:00~18:00、GWと夏休み期間8:00~19:00、10~2月9:00~17:00
(いずれも入場は30分前まで)
休館日:3・6・9・12月の第2月曜日
入場料:大人510円、中高生410円、小学生260円、6歳未満は無料
アクセス :神戸淡路鳴門自動車道「鳴門北IC」から車で約5分
駐車場:鳴門公園駐車場(有料)を利用
自然のままの美しさに感動「四万十川」(高知県四万十市ほか)
穏やかに流れる川と山々、間に見える青空、日本らしい風景です。
四万十川は四国カルスト県立自然公園の不入山(いらずやま)を源流とし四万十市で土佐湾に流れ込む、全長約196キロメートルの川。「日本最古の清流」といわれ、本流にダムがないことから自然そのままの姿です。周囲に広がる田畑や山々も含めて、日本の原風景と呼べる美しい景観が広がります。川の流れに悪いものを流しデトックスしたい人や、子どもに昔からの日本らしい風景を見せたい人におすすめのスポットです。
四万十川で有名なのは沈下橋。橋の端に設置された転落防止の欄干(らんかん)をなくしたことで、増水時に水圧を受けにくく流されにくいことや、低い位置にかけるため低コストであることが特徴です。増水時は水没しますが、それ以外は生活道路として利用されています。低い橋なので川が近く、澄んだ水をのぞくと泳いでいる魚たちが見えたり、川の音と鳥の声が聞こえたり、ゆっくりとした時間を感じられますよ。
おわりに
今年も楽しく旅ができますように。私は子どもには小さいうちからぜひ本物に触れる体験や、日本の良さを知る体験をしてほしいと思います。子どものためといいながらも、大人も楽しく学べるスポットばかりなので、今年の親子旅の行き先のヒントにしてみてください。















