【東京・神奈川・京都】車なしで行ける! 午年に行きたい行ける馬ゆかりの神社6選
最近スマホの充電器や変換プラグを忘れて現地調達することが多い旅色LIKESライターの鉄道旅担当・なおです。もうすぐ2025年も終わり。そろそろ「今年の初詣はどこに行こう?」と考え始めるころではないでしょうか。わたしが車なしで訪ねたことがある東京・神奈川・京都の神社のなかから、来年、馬にゆかりのある神社を厳選して6つご紹介します。2026年の初詣にお役立てください。
目次
【東京/御茶ノ水駅】御神馬「あかりちゃん」がいる江戸の総鎮守、神田明神
東京の都心にあって神田祭も行われる神田明神。都内に住む方にはなじみの深い神社です。鉄筋コンクリートで造られた本殿や拝殿は東京大空襲で消失を免れ、戦禍に喘ぐ東京市民を勇気づける存在となったそうです。秋葉原に近いということもあってサブカルチャーも広く取り込んでおり、「アニソン盆踊り」など様々なイベントも行っています。進取の気性を持ち、時代の変化に対応して柔軟な変化を見せる神社です。
★ここが馬ポイント
御神馬、明(あかり)ちゃん
神田明神には「明(あかり)」という御神馬がいます。2010(平成22)年長野県生まれの15歳で、神田明神の「明」から一字を取って命名されました。正式には「神幸号(みゆきごう)」ですが、みんなから「あかりちゃん」と呼ばれて愛されています。早朝には境内を散歩することもあり、散歩するあかりちゃんを見ると運がいいとされているので、初詣は早朝に行って2026年の幸運を呼び寄せたいですね!
◆神田明神
住所:東京都千代田区外神田2-16-2
電話:03-3254-0753
神札授与時間 文化交流館開館時間:9:00~18:00
昇殿参拝受付時間:9:00~15:45
アクセス:JR中央線・総武線 東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」より徒歩約5分
【東京/稲荷町駅・田原町駅】馬に乗る武士たちの天井画は圧巻!矢先稲荷神社
東京メトロ銀座線の稲荷町または田原町から歩いて約10分のところにある「矢先稲荷神社」は地域の氏子神社として親しまれています。1642(寛永19)年、徳川家光がこの地に三十三間堂を建てた際に、守護神を祀ったのが始まりです。火事によって三十三間堂が深川(現在の東京都江東区富岡あたり)に移転してからも神社だけは残されて今日に至っています。なお、深川の三十三間堂は明治初期の廃仏毀釈の際に破却されて今は存在しません。
★ここが馬ポイント
拝殿は建物内に入ることができ、日本の各時代の馬にまつわる100枚の天井画を見ることができます。神話の時代から昭和に至るまで、各時代の歴史上の人物が馬に乗る姿が描かれており、馬を通じて日本史を俯瞰して見ることができるスポット。歴史好き、馬好きなら時間を忘れて鑑賞することができそうです。
◆矢先稲荷神社
住所:東京都台東区松が谷2-14-1
電話:03-3844-0652
アクセス:東京メトロ銀座線「田原町駅」「稲荷町駅」より徒歩約10分
【東京/大岡山駅・洗足池駅】名馬・池月発祥の地として像が祀られる千束八幡神社
東急線の大岡山駅、洗足池駅近くにある洗足池公園は、農業などに使うためにこの地に湧く水をせき止めて作られた池で今も湧水が注いでいます。春は桜、秋はイチョウの美しい公園で、地域の憩いの場として親しまれています。そのほとりにある「千束八幡神社」は平安時代に大分県の宇佐神宮から勧請されて創建された歴史ある神社です。
★ここが馬ポイント
神社の脇に池を眺めるように建つ馬の像があります。この馬は源頼朝の名馬・池月(いけづき)。逸話によると、洗足池に宿営していた源頼朝が、まるで池に映る月のような姿のたくましい野生の馬が現れたので、馬を捕らえ、現れた時の姿から池月と名づけました。馬を捕らえたときに頼朝軍の将兵の意気が高まり旗をあげて盛り上がったことから千束八幡神社は「旗挙げ八幡」という異名もあります。また、この逸話から千束八幡神社は今も武運長久、勝運を授けてくれるとされており公園を訪れた方が参拝に訪れています。
◆千束八幡神社
住所:東京都大田区南千束2-23-10
開門時間:24時間
アクセス:東急目黒線・大井町線「大岡山駅」から徒歩約12分、東急池上線「洗足池駅」から徒歩約6分
【神奈川/平塚駅】御神馬が境内を散歩する平塚八幡宮
神奈川県中南部、七夕まつりで有名な平塚市には、平塚駅から北へ歩いたところに相模国一国一社の八幡宮(国府八幡宮)である平塚八幡宮があります。380(仁徳天皇68)年、平塚市周辺を地震が襲い、多くの人が苦しみに喘いでいると聞いた仁徳天皇が神社を創建したのが始まりとされており、極めて古い歴史を持つ神社です。
★ここが馬ポイント
平塚八幡宮には二頭の御神馬がいます。皐月ちゃんと東風君。2頭とも岐阜県高山市生まれで平塚八幡宮と縁のある神社の関係者から贈られました。源頼朝と北条政子は、政子が懐妊した際に安産祈願のために平塚八幡宮にお参りをし、その際に馬を奉納したとされています。馬は神の遣いとして人々の願いを神に届ける神聖なものとされています。2人もここで安産の願いを馬に託したのでしょうか。
◆平塚八幡宮
住所:神奈川県平塚市浅間町1-6
電話:0463-23-3315
社務時間:8:30~16:00
ご祈願受付:平日 9:30~15:50 土日祝日 8:30~15:50
アクセス:JR東海道本線「平塚駅」北口より徒歩約8分
【京都/JR藤森駅】競馬の神様!? 駈馬神事が行われる藤森(ふじのもり)神社
京都駅からJR奈良線で3駅、JR藤森駅で下車します。京阪でも藤森駅がありますが全く場所が異なりますので注意が必要です。JR藤森駅から坂を下りてしばらく歩き、長い境内を抜けていくと藤森神社があります。創建の時期は諸説ありますが、社伝によれば203(神功皇后摂政3)年といいますから、なんと弥生時代。三韓征伐から帰った神功皇后がここに旗を掛け、武器を治めたことを起源とするとされています。また、藤森神社は菖蒲の節句(端午の節句)の発祥の地とされており、端午の節句に飾られる武者人形には藤森神社の神が宿るのだとか。境内には鎧をかぶった武者のブロンズ像も建てられています。
★ここが馬ポイント
藤森神社は武神を多く祀ることから勝負と馬の神様として信仰されてきました。5月5日の端午の節句には馬が先ほどの写真で紹介した長い境内を走る駆馬神事が行われます。また、勝負×馬=競馬、ということで競馬ファンの信仰も集めています。絵馬舎にはかつて競馬界で活躍した名馬の絵が飾られており、競馬ファンに必見の神社です。京都競馬場では10月に神社の名を冠するオープン特別競走「藤森ステークス」も行われています。
◆藤森神社
住所:京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
電話:075-641-1045
開門時間:24時間
アクセス:JR奈良線「JR藤森駅」から徒歩約7分、京阪本線「墨染駅」から徒歩約8分
【京都/北山駅からバス】白馬の御神馬が宿る世界文化遺産・上賀茂神社
洛中の北部に位置する上賀茂神社は、賀茂川の下流にある下鴨神社とともに山城国の氏族、賀茂県主氏(かものあがたのうじぬし)がお参りしていたとされる神社です。京都のなかでも歴史は古く、飛鳥時代の677年にはすでに造営がなされていたといわれており、敷地全体が世界文化遺産に登録されています。神社は祭神である賀茂別雷命(かものわけいかづちのみこと)が降り立ったとされる山の近くにあり緑に包まれていて、賀茂川に流れるならの小川に沿って歩き、末社を巡りつつ散策するのも楽しいです。
★ここが馬ポイント
上賀茂神社には御神馬「神山号」がいます。日曜祝日を中心にご勤務されるとのことでしたが、日曜日に訪ねたもののこの日は事情があってかお休み。会うことができず残念でした。賀茂別雷命の母、玉依姫命(たまよりひめのみこと)が御神託を受けて、馬に鈴を掛けて神を迎える儀式を行っていたことから馬に所縁のある神社とされており、5月5日には馬の速さを競って五穀豊穣を願う「賀茂競馬」などの神事も行われています。
◆上賀茂神社
住所:京都市北区上賀茂本山339番地
電話:075-781-0011
開門時間:二の鳥居 5:30~17:00
楼門・授与所:開門 8:00~16:45
祈祷:9:00~16:00
アクセス:JR京都線「京都駅」、地下鉄烏丸線「北山駅」、京阪電車「出町柳駅」から4番系統バス「上賀茂神社前」下車すぐ
おわりに
今回は、車なしでアクセスできる神社を6つご紹介しました。馬に肖って行ってみたくなる神社ばかりではないでしょうか。初詣は毎年地元の神社に行くという方も多いかと思います。2026年は旅行もかねて、違う神社を参拝もいいものですよ。来年の初詣の参考になったら嬉しいです。それではみなさん、良いお年を!
















