【開催レポ】映画『旅と日々』旅色特別試写会──観ることで、話すことで気づく “旅の余白を楽しむ”ということ
2025年10月29日(水)、都内のシネアーツ試写室にて、映画『旅と日々』旅色特別試写会が開催されました。本イベントは、11月7日(金)の全国公開に先駆けて行われた、旅色会員および旅色LIKESメンバー限定の招待企画。上映後には旅色LIKESメンバーによる座談会も行われ、映画を通して“旅”について語り合う、あたたかな夜となりました。
目次
つげ義春の名作を原案にした、国内外で注目を集める三宅唱監督の最新作
試写会会場「シネアーツ試写室」
本作は、つげ義春の名作『海辺の叙景』『ほんやら洞のべんさん』を原作に、三宅唱監督が「旅」と「日常」を静かに見つめ直したヒューマンドラマ。『ケイコ 目を澄ませて』(22)、『夜明けのすべて』(24)などを手掛け、国内外で注目を集める三宅唱監督の最新作です。主人公・李を演じるのは、『新聞記者』(19)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、韓国出身ながら日本映画界に不可欠な俳優シム・ウンギョンさん。共演に映画、テレビ、舞台と縦横無尽に活躍する堤真一さん、2024年の映画賞を多々受賞した河合優実さんらに加え、つげ義春作品に欠かせない俳優・佐野史郎さんといった実力派俳優陣が集結しました。
創作に行き詰まった脚本家が、恩師の死をきっかけに旅に出て、雪の町で静かな時間を過ごしながら、自分と向き合う物語。風の音、遠くに響く波の気配。セリフの少ない静かな世界の中に、シム・ウンギョンさん、堤さんの繊細な演技が際立ち、観客それぞれの“旅の記憶”が呼び起こされていくようでした。
「旅で得た気づき」を語り合う、旅色LIKES座談会
上映後は旅色LIKESメンバーによる座談会を開催。テーマは、作品の中で出てきた「旅は言葉から離れることなのかも」という印象的な言葉に則して「最近の旅で得た気づき」。ロケ地情報や撮影の裏話をまとめたオリジナル資料を読みながら、メンバー一人ひとりが自分の旅を振り返り、「どこかに必ず色がある情景が、より作りこみすぎない旅のシーンの中で合っていた」「予定が崩れた時こそ気づきだったり得るものがあったりするかも」など映画の余韻を重ねるように語りました。
来場者には映画オリジナルステッカーが配布され、SNSでは「#映画旅と日々」「#旅色特別試写会」のハッシュタグで感想が多数投稿されています。「小さな出会いから関わる人、出来事はゆっくりと心の迷いを紐解いてくれる。大袈裟な表現もなく淡々と心の移りを描写させる演者さんたちは流石です。旅するように暮らすっていいなと思いました」「とにかく景色が綺麗なロードムービー。少し寂しさを感じるボロ宿の主人との会話がクスッと笑える。シム・ウンギョンさんの落ち着いた韓国語が映画の雰囲気に合っていて、引き込まれました」といった感想が寄せられました。
忙しない日々を送る今こそ感じたい、 “旅の余白”
『旅と日々』は、旅の景色だけでなく、“日常を旅のように生きる”という視点をそっと教えてくれる作品でした。忙しない毎日の中でも、ふとした瞬間に立ち止まり、自分の心の声を聞く――そんな時間こそが、旅の本質なのかもしれません。
◆作品情報
タイトル:『旅と日々』
監督:三宅唱
出演:シム・ウンギョン、堤真一、河合優実、髙田万作、佐野史郎
公開:2025年11月7日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、テアトル新宿ほか全国公開
◆「旅と日々」旅色特別試写会の概要
日時:10月29日(水)19:30~22:00
場所:シネアーツ試写室(東京都新宿区市谷本村町2番5号AD市ヶ谷ビル)
参加人数:36名
参加料金:無料
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