花火だけじゃない! 福島県浅川町を旅する前に知っておきたいディープな魅力4選
10月30日(水)に、『旅色FOCAL福島県浅川町特集』が公開しました。表紙・巻頭には俳優でフィギュアスケーターの本田望結さんを迎え、“花火の里”として知られる町でデイトリップを楽しむ様子や、町の代名詞である花火大会「浅川の花火」や花火に関わる施設・人々のストーリーを掲載。ですが、浅川町の魅力は花火だけではありません! 町の名物・米俵競争が行われるお祭りや初心者でも挑戦できるロードレース大会、数量限定の特産品など、町をもっとディープに楽しめる魅力がいくつもあります。今回はなかでもおすすめなポイントを4つ紹介しますので、浅川町への旅計画を立てる参考にしてみてください。
目次
花火の前に立ち寄ってほしい 町の“うまいもの”や米俵競争で盛り上がる「さんぎょうまつり」
「刈上げ豊秋花火」の同日に行われる「さんぎょうまつり」は、 同じく特集内で紹介した「にじいろお菓子店」の焼菓子をはじめ、町の特産品やさまざまなグルメが一堂に会するお祭りです。ここにくれば浅川町の食のすべてがわかる、と言っても過言ではありません。また、このお祭りの最大の見どころは「米俵競争」。子ども・女性の部は約40kg、一般の部は約60kg の米俵を荷台に乗せて引っ張り、優勝賞品の新米と賞金を目指して走る、というものです。大人から子どもまで参加でき、大きな米俵を一生懸命運ぶ姿に、観客の声援も白熱しています。ほかにも、アーティストによるライブや地雷火太鼓の演奏、もちまきなど、盛りだくさんなお祭りなので、花火を見る前に行ってみましょう。
開催時期/11月初旬 ※「刈上げ豊秋花火」と同日
初心者でもOK 自然豊かな浅川町を駆け抜ける「花火の里浅川ロードレース大会」
浅川町は阿武隈山系の雄大な山々に囲まれ、のどかな田園風景が広がる自然豊かな町。都会の喧騒から離れ、のびのびと体を動かすのにぴったりな場所です。そんな浅川町で毎年6月末に行われているのが「花火の里浅川ロードレース大会」。子どもから大人まで参加でき、2km、3km、5km、10km のコースから選べます。また、「親子の部」や「なかよし男女ペア」というユニークな部門も。もちろん、町外からの参加も可能です。また、この大会のコースはアップダウンも少ないため、初心者でも挑戦しやすいのがうれしいところ。スタートから2kmくらいは役場や住宅街といった町の中心部を、それ以降は田んぼが続くのどかな風景になります。沿道からの声援を受けつつ、緑あふれる中を駆け抜ければあっという間にゴールについてしまうはず。
開催時期/6月下旬
年に一度の限定特産品!? 県内有数の酒蔵が作る「純米生原酒あさかわ」
浅川町にはお米やたまご、生麺といったおいしい特産品が目白押しですが、実は年に一度しか味わえない、幻の特産品があるんです。それが、「純米生原酒あさかわ」です。浅川町から車で約25分の場所にある古殿(ふるどの)町の酒蔵・東豊国(あづまとよくに)酒造で造られており、地元浅川産のコシヒカリ使用しています。東豊国酒造は、江戸時代の天保年間に創業し、200年以上にわたって酒造りをしている老舗であり、数々の賞を受賞している県内有数の酒蔵です。そんな酒蔵が作る限定酒、ということもあって毎年大人気の商品なんだとか。この日本酒は寒仕込み、つまり、冬場に作られるものです。実は日本酒は、低温で造るほうが余計な雑菌の繁殖を抑え、お酒をつくる微生物が良い働きをしてくれるのだとか。そんなこだわりたっぷりの「純米原酒あさかわ」は浅川町公式HPから注文書をダウンロードし予約をするので、予約開始時期を要チェックしてくださいね。
予約開始時期/12月下旬
花火といえば夏、夏といえば盆踊り! 「浅川納涼盆踊り大会」でさらにディープな浅川町を堪能
浅川町を代表するイベントが、毎年お盆の8月16日に行われる花火大会「浅川の花火」。江戸時代中期に始まったといわれ、古くから僧侶による供養として花火があげられていたそう。山肌に設置した花火を破裂させる「大地雷火(だいじらいか)」など、打ち上げ花火とは違った迫力のある花火が見どころです。そんな「浅川の花火」の前日に行われているのが「浅川納涼盆踊り大会」。花火の点火場所である城山公園から車約8分の場所にある浅川小学校校庭で行われる恒例のイベントです。校庭の真ん中には立派な櫓も組まれ、19時から約1時間30分、踊り続けます。地元の方に交じって思う存分、浅川町の魅力を堪能したい方はぜひ、参加してみましょう!
開催時期/8月中旬 ※「浅川の花火」の前日
『旅色FOCAL福島県浅川町特集』もぜひ、チェックしてください
地元の方とたくさん交流する行事に参加すると、より深くその町の魅力を知ることができます。ほかにも、浅川町には立ち寄ってほしいスポットや食べてほしい名産品、出会ってほしい人々がたくさんいます。ぜひ、『旅色FOCAL福島県浅川町特集』と本記事を読んで、よりディープな浅川町観光に出かけてもらえたらうれしいです。













