旅色の地域プロデューサーが推す! 宇和島女子旅おすすめのグルメ4選
四国を日々駆け巡る旅色地域プロデューサー・堀と中川。そんな2人の最近のイチ推しエリアは愛媛県宇和島市。なかでも、鯛や柑橘類など食材豊富な宇和島のおすすめグルメを4つ紹介します。「鯛めし」や「じゃこ天」を食べたいけど、お店に悩んでいる、そんな人は必見です。観光スポット、宿泊施設、お土産の情報も盛り込んでいますので、これを読めば宇和島旅は間違いなし! 今回は女子2人で巡ったので、女性目線の嬉しいポイントも教えちゃいます。
目次
地域プロデューサープロフィール
宇和島とは?
愛媛県の南西部に位置し、江戸時代に建てられた天守が残る宇和島城や宇和島藩主・伊達家が過ごした御殿の一部に造られた大名庭園など、歴史スポットが多いまちです。海岸部はリアス海岸が続き、魚の養殖も盛んで、新鮮な海の幸も魅力。また年間を通して晴れの日が多く、柑橘類の主要生産地でもあります。
1. 鯛めし「かどや本店」
宇和島を代表する郷土料理といえば「宇和島鯛めし」。船上で酒盛りをする際、酒を飲んでいたお椀にめしを盛り、生の鯛の切り身をのせて醤油をかけ、食べたのが始まりとされています。これは宇和島(南予)独特の食べ方です。なかでも「かどや本店」では、身質がきめ細やかで食べた時も歯応えを感じる「伊達真鯛」を使用して作られています。鯛はごはんに絡みやすいように、切り方は細め。こだわりのカツオと昆布の合わせ出汁に漬け込むことで、熱々のごはんと食べると口いっぱいに鯛の旨味が広がります。薬味の大葉とのりは、鯛の水分を吸ってしまわないように、あえて別添え。大葉の香りをたのしめるように直前に手切りして提供されます。
看板料理は、5~6品を一気に味わうことができる「彩り鯛づくし膳」。前菜も鯛を使うこだわりが詰まった逸品です。
◆かどや本店
住所:愛媛県宇和島市鶴島町1-23
電話:0895-22-1543
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:30 ※木曜日は夜のみ営業
定休日:12月31日~1月1日
アクセス:JR宇和島駅から徒歩約3分
2. 太刀魚巻焼き「元祖 河合太刀魚巻店」
「太刀魚巻焼き」は、三枚おろしにした太刀魚を天然の竹に巻き付け、特製たれをつけて炭火でじっくり焼いた宇和島の名物です。なかでも元祖 河合太刀魚巻店は、テレビに何度も取り上げられたことがある人気店。創業から継ぎ足された濃厚な甘辛のタレは、代々受け継がれている秘伝の味。二度付けして焼くことで、香ばしさが増し、匂いだけで食欲が湧いてきます。炭火で丁寧に焼き上げられているので外側はパリッと、中はふわふわ。1本あたり1尾半~2尾の太刀魚を使っているボリュームたっぷりの一品です。
店先で焼いているのは、店主の河合さん。 明るい人柄で、訪れた人に気さくに話しかけてくれます。訪れると元気をもらえるお店でした。
◆元祖 河合太刀魚巻店
住所:愛媛県宇和島市吉田町魚棚28
電話:0895-52-0122
営業時間:10:00~ ※売り切れ次第終了
定休日:不定休
アクセス:JR伊予吉田駅から徒歩約7分
3. じゃこ天「河内屋蒲鉾・あげたて家」
愛媛県の南西部、宇和島を含む南予(なんよ)地域の郷土料理「じゃこ天」。魚の皮や骨も含めてすり身状にし、揚げたものです。底引き網でとれたいろいろな種類の“雑魚”が “じゃこ”と伝わってよばれるようになったなど、名前の由来はさまざま。宇和島市内にも食べられるお店がいくつもありますが、なかでも「道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場」に併設された「河内屋蒲鉾・あげたて家」は、観光ついでに立ち寄れるのでおすすめ。1848(嘉永元)年の創業以来約180年、伝統の味を守り続けながらうまいかまぼこを作り続けています。注文を受けてから揚げているので、いつでもできたてアツアツをいただけるのが嬉しいポイント。揚げたては魚の甘みがより引き立っておいしいですよ。
「道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場」のおすすめ土産!
新鮮な魚介や柑橘類などの特産品が集まる「道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場」。宇和島ならではのお土産を買いたい人におすすめです。今回は私たちが厳選したお土産を2つ紹介します。
1. マーマレード(シトラスライン)
宇和島で採れたフルーツや野菜を凝縮したマーマレードです。食品添加物不使用で、旬のものを使っています。冬に向けて出てくる「柚子マーマレード」は、そのまま柚子を食べているかのような濃厚さでした。ほかにも夏みかんや橙(だいだい)を使ったマーマレード、ブルーベリーやイチジクを使ったジャムなど種類豊富に並んでいます。
2. シトラスチップス
愛媛県産の柑橘7種類のドライフルーツ詰め合わせです。砂糖や添加物を使用せず、素材本来の味を楽しめます。品種によっては甘味を感じるものもあれば、酸味を感じるものも。サラダや紅茶などのトッピングとしても最適です。見た目もカラフルで可愛いのでお土産で喜ばれること間違いなし!
◆道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場
住所:愛媛県宇和島市弁天町1-318-16
電話:0895-22-3934
営業時間:9:00~18:00、レストラン 10:30~16:30(LO16:00)
定休日:1月1日
4. 名物盛合わせのピザ「海を見下ろすカフェ(海cafe)」
宇和島の名物を一気に味わいたい人におすすめなのが、「海を見下ろすカフェ」の「UWAJIMA Special」。麦味噌、じゃこ天、鯛、みかんがトッピングされていて、まさに宇和島スペシャルな一品。さっぱりした酸味が特徴の「極早生みかん」は、鯛の旨みを引き出してくれているようでした。1枚ずつ丁寧に手作業で焼かれ、しっとりしたやわらかめの生地もおいしさの秘密です。合わせて注文したのは、「河内晩柑」を使ったシトラスティー。甘さ控えめでさっぱりと飲みやすく、食事との相性も抜群です。スタッフさんの柔軟で優しい対応にも癒されますよ。
「海を見下ろす」と店名にあるように、眼下には息をのむほどのオーシャンビュー! 視界を遮る建物がないので、思わずカメラを構えてしまいました。鳥のさえずりと波音に癒されながら食事を楽しめます。
ランチはフードロスを発生させないために、完全予約制です。予約はお店のLINE公式アカウントから。カフェ&スイーツのみの場合は、予約なしで入れることも。
◆海を見下ろすカフェ
住所:愛媛県宇和島市大浦甲2366-2
営業時間:土~月曜日 11:00~18:30、水~金曜日 11:00~14:30
定休日:火曜日
※カフェ&スイーツの場合は、席1時間制。駐車場の利用不可
観光におすすめ! 参道から海へそのままダイブ「由良神社」
須勢理姫命(すせりひめ)を祀り、縁結びのご利益がある「由良神社」。サンゴの美しい海に囲まれている神秘的な場所で、パワースポットでもあります。宇和島からの移動手段は船のみ。E.B.DIVERSが主催するツアーに参加するか、事前に連絡をして宮司さんの神事の合間に船を出してくれることも。E.B.DIVERSのシュノーケリングツアーに参加すると、海の上から、海に入りながら、海の中からインストラクターさんが素敵な写真を撮ってくれますよ。
◆由良神社
住所:愛媛県宇和島市津島町坪井549
電話:090-4336-6097(宮司赤松さん)
◆E.B.DIVERS
住所:愛媛県松山市余戸南2丁目23-7
電話:089-989-8612
宿泊におすすめ! ただいま、といえる場所「DearUうわじまゲストハウス&カフェ」
宇和島市に移住したご夫婦が営むゲストハウス。住んでみて感じる宇和島の魅力を、訪れた人に伝えています。温かなおもてなしでホッと落ち着く宿泊体験を。女性専用ドミトリーもあり、1泊1名4,000円と価格もありがたい。最大16人で一棟貸し切ることができたり、カメラマン付きのフォトツアーをオプションで付けたり、自分好みの過ごし方を選ぶことができます。
◆DearUうわじまゲストハウス&カフェ
住所:愛媛県宇和島市鶴島町4-19
電話:070-9028-5546
チェックイン:16:00~21:00
チェックアウト:10:00
さいごに
新鮮な魚から柑橘類まで、宇和島はおいしいものが盛沢山。紹介した以外にも女子旅におすすめのグルメ、スポットが知りたい方は、「うわじま女子旅プロジェクト」のInstagramもチェックしてみてください!