【鈴木ちなみのお取り寄せ旅】おせち料理にももってこい。縁起もの揃いの食べ比べセット
こんにちは! 旅色アンバサダーとして「お取り寄せ旅」を発信している鈴木ちなみです。子育てに余裕が持ててきたので、また筆を執ってみました。久しぶりの記事となりますが、皆さんいかがお過ごしでしたか? やっと暑さが落ち着いたように感じます。そろそろ皆さんも次の旅の予定を考えている頃かな~と、私も「お取り寄せ旅」で優雅な旅気分に浸りながら次の旅のきっかけ探しでもしようかと、「旅色」のお取り寄せページをのぞきに行ってみました。
提供:宇治柴舟有限会社
目次
「旅色」のお取り寄せページはラインナップが豊富で、開く度に「これ、おいしそう! あれもいいな」と、目移りしてしまいます(笑)。今日はどんなものと出会えるのかワクワクする気持ちでページを探検していると、美しい商品に目を奪われました。
本日のお取り寄せ「3種 食べ比べ|宇治柴舟有限会社」
今回、私の旅気分を盛り上げてくれるお取り寄せグルメは、「長芋の昆布巻き」「小倉蓮根」「肉詰めこんにゃく」の食べ比べセット。京都府宇治市で、おせち料理などに最適な煮物を中心にした製品を提供する業務用卸専門店「宇治柴舟有限会社」の商品です。
まず目を引いたのが、鮮やかな赤色のこんにゃく。赤こんにゃくは、滋賀県を中心に関西地方で親しまれているこんにゃくの一種だそうで、前に琵琶湖に遊びに行った時に食べたことがあります。その時に「こんにゃくを赤くしたのは、華やかなものを好んだ織田信長が関係している」ということを教えてもらったなと思い出しました。私の出身地・岐阜県も信長と深い関わりがあるので、信長に関わるスポットは結構知っているつもりです! せっかくなので今回は、そんな信長スポットを皆さんにおすすめしつつ、「3種 食べ比べ」を味わっていこうと思います。
おすすめ信長スポット①岐阜城
まず、よく行ったな~と真っ先に思い浮かんだのは「岐阜城」。岐阜出身の私としては外せない場所です。金華山の山頂に鎮座する「岐阜城」は麓から徒歩で登って行くこともできますし、ロープウェイで気軽に行くこともできます。私のおすすめは、天守閣から岐阜の山々と長良川を見渡せる眺め。「信長もこの景色を見て天下統一を目指したのかな」なんて、武将気分で思いを馳せることもできちゃいます。風も心地よくて、これからの紅葉の季節には色付いた山々と澄み渡る空が楽しめますよ。
おすすめ信長スポット②JR岐阜駅
もうひとつ、ぜひ足を運んでもらいたいのがJR岐阜駅です。「え、駅も信長と関わりがあるの?」と思う方もいるかもしれませんが、駅前広場に行くと黄金の信長像に会うことができるんです。像の高さはおよそ3メートル、絶対に見逃すことがありません。遠くからでも感じる、この存在感……。しかも近くで見るとなかなかのハンサムで! 皆さんもチェックしに行ってみてください。
おすすめ信長スポット③ぎふ長良川の鵜飼
岐阜には信長が好んだ文化が残っていて、それが1300年以上の歴史をもつ鵜飼(うかい)。鵜を巧みに操って川にいる魚を獲る漁法のことで、それをおもてなしに使ったのが信長だといわれています。私も一度鑑賞したことがあるのですが、静かに川を進む船に乗り、漆黒の闇に浮かぶ篝火を見ているだけで異世界に来たような空気に包まれて、「これは信長も来客をもてなすために使いたくなるな」と感動したのを覚えています。紐で繋がれた10羽ほどの鵜を船の上から巧みに操る鵜匠の技も見所です。鵜飼のシーズンは毎年5月11日~10月15日の期間。岐阜県の長良川で行われています。
皆さんにおすすめしたい信長スポットについて話せたところで、それを思い出させてくれたお取り寄せグルメをさっそく味わっていこうと思います。
それでは、3種 食べ比べ!
まずは「肉詰めこんにゃく」から。「宇治柴舟有限会社」の赤こんにゃくは、滋賀県の近江地方で特に有名な近江蒟蒻を使用しているとのこと。ひと口かじってみると品質の良さがわかります。赤こんにゃくのむっちりとした食感と、中に入っているお肉がいいアクセントになっていて、たまらない! 上品な大きさなので箸でも持ちやすく、パクッと口に運べて食べやすいです。お肉にしっかりと味が付いているので小ぶりですが食べ応えのある一品でした。
お次は、蓮根に小豆を詰めて丁寧に炊き上げたという「小倉蓮根」。切って驚いたのが、切り口がものすごく綺麗なこと。 蓮根の自然な形状を保ちつつ、それがひび割れることのないように、小豆の量と配置に細心の注意を払い調理をしているんだそうです。切っても箸で持ち上げても小豆が蓮根の穴からポロポロと落ちてくることもないし、職人技だな~と、そして家でこんなに美しい一品がいただけることに感動しました。出汁と醤油で味付けされている蓮根と、優しい小倉の風味が相まってほっこりするおいしさです。
ではいよいよ、「宇治柴舟有限会社」の看板商品である「昆布巻き」を! 伝統的な練炭直火炊き製法で作られる昆布巻きは、「京芋の昆布巻き」「牛肉の昆布巻き」「鰊の昆布巻き」「鮭の昆布巻き」「穴子の昆布巻き」と豊富な種類があり、今回のセットでは「長芋の昆布巻き」が味わえます。しっとり、ふっくらと炊き上げられた昆布に、ほっくりとした長芋が包まれていて、体に染みるやさしい味。その豊かな味わいから、職人さんの丁寧な手仕事で作られていることが商品から伝わるな~としみじみ感じました。作る工程は見えなくても、繊細さ、職人さんの手間暇や想いが込められていること、商品に滲み出ますよね。
「宇治柴舟有限会社」の商品は料亭やホテルなどにも卸しているそうなので、お店の味を自宅で味わえるのもうれしいです。見た目も華やかで、縁起の良い食べ物としても用いられる「昆布」「蓮根」「こんにゃく」が揃う「3種 食べ比べ」は、これから迎えるおせち料理にもぴったりだと思いました。お正月に向けて、思わぬヒントももらってラッキー! こんな風にお取り寄せグルメからいろんなきっかけをもらうことがあるので、だから私は「お取り寄せ旅」がお気に入りなんです。「旅色」のお取り寄せページを眺めながら、早めのおせち料理計画をたててみるのもいいかもしれません。それにしても、赤こんにゃくから連想して、信長のスポットを思い出したり、また行きたいな~と旅のことを考えたりする時間も至福でした。皆さんもこれからの旅のきっかけ探しに、「お取り寄せ旅」をしてみてはいかがですか?