【東京】カフェにクラフト体験、ギフト選びと。スタイルがあるショップが集う蔵前でさんぽ旅

東京都

2024.08.16

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【東京】カフェにクラフト体験、ギフト選びと。スタイルがあるショップが集う蔵前でさんぽ旅

近年注目度が上がっている東京・城東エリアの中でも特に人気の蔵前エリア。ものづくりの街としてスタイルがあるショップが集う、旅色LIKESライターのリリも大好きな街です。続々とニューオープンが続き活気づく街で、健康志向の人が集まる飲食店や、ギフト選びに役立つおすすめのお店を9つ、ご紹介します。

目次

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「東京のブルックリン」、蔵前

蔵前と言えば! ものづくりの街でクラフト体験「LITSTA」

新鮮こだわり野菜のお店が今年オープン! 「ベジラボテイスト蔵前」

寝かせ玄米の定食「結わえる」

ついに納豆もパーソナルオーダーする時代に「納豆BAR小金庵」

蔵前と言えば……の超有名文具店「カキモリ」

「道具屋nobori」の厳選した雑貨で日々に彩りを

気に入ったら豆の購入もできる「喫茶 半月」

古い印刷工場をリノベしたカフェ「from afar」

蔵前の土地に溶け込む“香り”の新店舗「MAD ET LEN」

自作マップを更新中

「東京のブルックリン」、蔵前

蔵前は東京の中心地・新宿や東京観光の定番・浅草までどちらも電車で20分ほどのところに位置し、外国人観光客の姿も多く見られます。クラフトマンシップが息づく職人の街でありながらも、古いビルをリノベーションした個性あふれるおしゃれなカフェや雑貨店が続々とオープンし、ますます街歩きが楽しい場所になっています。中心地に比べ家賃が手ごろになり、リノベ施設が増えて活気づいているところがアメリカのブルックリンと似ていることから「東京のブルックリン」とも呼ばれているのだとか。

蔵前と言えば! ものづくりの街でクラフト体験「LITSTA」

店内にはセンスの良い革小物がたくさん

デザイナー兼職人のご夫婦がイタリアの極上レザーを使用した革小物を作製・販売している

まずご紹介するのは革小物のお店「LITSTA(リティスタ)」です。「Life Is The Stage To Act (人生は演劇の舞台)」の頭文字をとって名付けたという店名。"使い手の人生が舞台なら、その演劇を彩る小道具を作りたい。使い手も作り手も、ものづくりを通して愉しめたら毎日はもっと素敵になる"そんな想いが込められています。もうそれだけでワクワクしませんか?
私はワークショップでカードケースを作成してきました。

左上が完成品(見本) 、右は作業前の状態

活版で刻印を入れる

曲がっちゃったけど、それもまたご愛嬌。味だと思って良しとしよう

右が新品、経年変化で左のようなツルツルの質感へ変わる

所要時間は1時間程度、たくさんのカラーからお気に入りの1枚を選んでスタートです。ミシンを使ったり手縫いをしたりする工程は無いので、不器用な人でも大丈夫! トコノールという仕上げ剤を使ってトコ面(革の裏面)や側面をならす作業は無心になるので、マインドフルネス効果もありそう⁉ 折り曲げ、最後に金具を打ち込んで完成です。旅色LIKESライター用の名刺入れにしたいと思います。カードケースとお揃いの革で作られたペンケースも購入しました。
使い込むほどに経年変化を楽しめるレザーアイテムは、大切に長く愛用したい小物選びにぴったりです。ちなみにワークショップ体験当日のお買い物は20%オフになるという嬉しい特典も! 是非、自分だけのオリジナル小物を作ってみてはいかがでしょうか?


◆LITSTA
住所:東京都台東区上野5-9-21 L-3
電話:03-6803-2064

LITSTA 公式HP

新鮮こだわり野菜のお店が今年オープン! 「ベジラボテイスト蔵前」

野菜の旨みが存分に味わえる

主に千葉と長野で収穫された野菜が並ぶ

アレルギー持ちの人にも嬉しい豆乳マヨネーズや、子どもにも安心な調味料を多数取扱っている

「ベジラボテイスト蔵前」は2024年1月末にオープンしたマルシェです。店内は新鮮有機野菜やこだわりの調味料などがずらり。健康的な食生活の第一歩は油や調味料にこだわることから。近所にあると嬉しいお店です。
店内仕込みの弁当や、カプレーゼやチャンプルーといった惣菜のテイクアウトも可能です。私はイートインスペースでサラダボウルとパンプキンスープをいただきました。新鮮野菜がたっぷりのサラダボウルは玄米やテンペ(大豆の発酵食品)も入って食べ応えも充分。窓際のイートインスペースで野菜を頬張っていると、サラリーマンや観光客が次々とお店に吸い寄せられていました。

店員さんおすすめの品とともに

これで野菜のおいしさがグレードアップするのでドレッシング要らず

店員さんが丁寧におすすめの食べ方を教えてくれます。驚きだったのは「粒生こしょう」。これを一粒食べると、あら不思議! 舌の感覚が研ぎ澄まされて、その後に食べるミニトマトの味が濃く感じられるのです。胡椒そのものもすごくおいしいのですが、ピリッとした刺激で感覚がリセットされるかのよう。トマトの旨みや甘みが強く感じられ、おいしいトマトがよりおいしい逸品になります。サラダボウルの白菜の甘みも増していました。
すっかり魅了されて、アボカドオイルと共に粒生こしょうを購入しました。ずっと気になっていたアボカドオイルはサラダボウルにかけて味見させてもらいました。とてもまろやかな味わい。抗酸化物質やヘルシーな脂質の供給源として注目されています。高温調理にも向いており、すっかりハマってしまいました。すでにリピート買いしています。


◆ベジラボテイスト蔵前
住所:台東区蔵前3-4-3 フィル・パークII1F
電話:03-6681-7446
営業時間:10:00~19:30
定休日:日曜日

ベジラボテイスト蔵前 公式HP

寝かせ玄米の定食「結わえる」

蔵前ブーム以前から店を構える

昼は定食を出す食事処、夜はお酒とともに楽しめる季節料理を提供する酒場に

観光客だけでなく地元住民や近隣で働く人も多く訪れる

カウンター席の雰囲気が私は好き

健康的でおいしい定食が人気の食事処「結わえる」もランチで訪れてほしいお店のひとつ。昼は惣菜や具沢山の汁物を数種類から選んで組み合わせる「寝かせ玄米定食」(1,000円~)が食べられます。時間帯によっては行列必至ですが、比較的回転は早いです。
全国からおいしい食材を取り揃えた物販コーナーも併設されています。調味料や食材は健康に気を遣う人に刺さるラインナップ。罪悪感が軽減されそうなヘルシーおやつも並んでいます。


◆結わえる 本店
住所:台東区蔵前2-14-14
電話:03-5829-9929
営業時間:(平日) 11:30~14:30(LO14:00)、(土日祝)11:30~15:00(LO14:30)、17:30~22:00(フードLO21:00)※物販は11:30~20:00
定休日:水曜日

結わえる 本店 公式HP

ついに納豆もパーソナルオーダーする時代に「納豆BAR小金庵」

大粒×梅、小粒×赤しそ、ひきわり×玉ねぎ、なにわら納豆を購入

納豆はすべて国産大豆100%、タレは化学調味料不使用

すでにタレとトッピングがセットされている商品も

2023年2月にオープンした、パーソナルオーダーができる納豆専門店。半世紀以上大阪で納豆を作り続ける納豆メーカーの直営店舗で、大阪に続き2店舗目。大阪と納豆が結びつかないので意外でした。オーダーの仕方は、納豆の種類を「大粒」「小粒」「ひきわり」の3種類から選び、それぞれに合わせるトッピングを11種類から選びます。私には付属のタレがちょっと甘すぎたので、タレ無しの方が好みでした。おすすめは「なにわら納豆」(594円)。稲わらに自生している天然の納豆菌だけでできた納豆です。こちらはもともとタレ無しの商品。そのままでも十分おいしいです(帰宅してからはよりお気に入りのトッピングを見つけてしまいました。それは前出のアボカドオイルと自家製玉ねぎ麹をまぜる食べ方)。
カスタムオーダーできる納豆、ちょっとしたお土産にも面白いかもしれませんね。通販もありますので、気になった方はお取り寄せしてみてはいかがでしょうか?


◆納豆BAR小金庵 東京蔵前店
住所:台東区蔵前3-18-4 ライフコア蔵前102
電話:03-5829-6933
営業時間:10:00〜19:00
定休日:水曜日(祝日は営業)

納豆BAR小金庵 東京蔵前店 公式HP

蔵前と言えば……の超有名文具店「カキモリ」

月に1度書くことについてのイベントを開催

言わずと知れた、蔵前と言えばの有名文具店。最近は海外からの観光客で賑わっています。万年筆のインクをオーダーしたり、オリジナルのノートを作ったりと、自分だけのお気に入りがカスタムメイドできるのが魅力。プレゼントにも選ばれているようです。贈る相手をイメージしながら選ぶのも素敵な時間が過ごせそうですね。


◆カキモリ
住所:台東区三筋1-6-2 1F
電話:050-3529-6390
営業時間 : 平日 12:00~18:00/土日祝 11:00~18:00
定休日:月曜(祝日の場合も休み)

カキモリ 公式HP

「道具屋nobori」の厳選した雑貨で日々に彩りを

木が多用された、アンティーク調な外観

国内外問わずセレクトされたグラスや調理器具、陶磁器などの道具が揃っている

蔵前には雑貨店やインテリアショップも多数あります。こちらの生活雑貨のお店「道具屋nobori」は、定期的に器作家さんの作品展なども行われている、センスの良いお店です。
暮らしに余裕があったら、こういうお店で厳選した食器や小物を少しずつ揃えてみたいと思わせる素敵なお店。お引越しなどのお祝いの品を選ぶのにも良さそうです。
※店内撮影はNGなのでご注意を

◆道具屋 nobori
住所:台東区寿3-7-1 寿町フラワーホーム1F
営業時間:11:00〜18:00
定休日:水曜日

道具屋 nobori 公式HP

気に入ったら豆の購入もできる「喫茶 半月」

アンティークの調度品に囲まれた店内

自家焙煎のコーヒーや紅茶、大人のカフェラテなどドリンクメニューが豊富

メインストリート沿いに佇むウグイスビル

「nobori」を運営する会社は蔵前でカフェ「喫茶 半月」も展開しています。レトロなビル「ウグイスビル」の1階にあり、隣には珈琲豆の焙煎所も。上品な雰囲気でゆっくり過ごすことができる、人気のカフェです。元々は人気の焼き菓子店「菓子屋シノノメ」の2階にありました。シノノメのお菓子もおいしいので、機会があればどちらも立ち寄ってみてください。
ウグイスビル自体もなかなか面白いですよ。

◆喫茶 半月
住所:台東区蔵前4-14-11 ウグイスビル103
営業時間:12:00~19:00 (LO18:30) ※予約不可
定休日:不定休

喫茶 半月 公式Instagram

古い印刷工場をリノベしたカフェ「from afar」

提供されるカップはウィリアム・モリスや有田焼など

木製のインテリアを基調とした落ち着く店内

落ち着いた雰囲気の居心地の良いカフェ。ブレンドとエスプレッソ用の豆にもこだわり、珈琲好きにも人気です。


◆from afar(フロム アファー)
住所:台東区寿2-5-12 加瀬ビル1階
営業時間:11:00~19:00 (LO18:30)
定休日:無休
※建物の老朽化により2024年7月いっぱいまでの営業、以降は墨田区の東向島へ移転

from afar 公式Instagram

蔵前の土地に溶け込む“香り”の新店舗「MAD ET LEN」

ポットポプリ 手前はアンバー、奥はラバロック

旗艦店は世界に3店舗だけなのだそう

南フランス生まれのフレグランスブランド「MAD ET LEN(マドエレン)」日本初の旗艦店は、大地の躍動感があふれる稀有な香りをアーティスティックな器に閉じ込めた、ギフトにもぴったりのアイテムが見つかります。こちらのお店は昨年11月にオープンしたばかり。
私も愛用しているルームフレグランス・Pot Pourri(ポット ポプリ)は、ひとつひとつ手作業でつくられているという武骨な鉄の器が印象的。器に敷き詰められているのはアンバー(琥珀樹脂)。収穫時のコンディションにより、オレンジ・イエロー・ブラウンなど様々な色が存在し、木や草が付着していることも。ひとつとして同じものがないのも特別感があります。目にも美しいポプリを並べ、お気に入りの香りで過ごすおうち時間は心地よいものです。私が持っているのはラバロック(溶岩石)に香りを染み込ませて使う商品で、数年前にセレクトショップで購入しました。

店内は、MAD ET LENが大切にする「手仕事」や「生々しさ」を体現するように、過剰に整うことを拒んだ不完全な世界観を表現しているそう。このエリアに溶け込む素敵な雰囲気のお店でした。
香水もたくさん並んでいます。天然の香りのみを使用し、ふわっとやさしく香るので、強い香りが苦手な人にもおすすめです。

◆MAD ET LEN
住所:台東区寿2-9-17 真山ビル1階
電話:03-6824-5570
営業時間:11:00~20:00

MAD ET LEN 公式HP

自作マップを更新中

*ベースはカキモリで配布している地図を参考にしています

*ベースはカキモリで配布している地図を参考にしています

旅先で行った場所や近所のお散歩ルートなど、自分だけのお気に入り情報だけを詰め込んだマップ作りが結構楽しくて、ちょっとしたマイブームになっています。私は文章を考えている時は脳が休まらない感じがするのですが、絵を描く時は無心になるので、気分転換に始めてみました。
カフェの街とも言われる蔵前はチェーン店が少ないのも特徴。こだわりを持った小さなお店が点在しています。紹介したいカフェやお店はまだまだたくさん。もう少しマップを充実させた頃に第二弾も考えようかな……。クラフトマンシップを感じる街を巡る、さんぽに出かけてみませんか。

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