大阪出身ワーケーション旅ライターおすすめ! 関西エリアのうどん店5選

こんにちは。出張で全国を飛びまわっている旅色LIKESライターの&ヨシカです。皆さんは7月2日が「うどんの日」だというのをご存じですか? 昔、香川県内で麦刈りから田植えと忙しかった農作業が一段落する夏至から11日目の「半夏生(毎年7月2日頃)」の日に、農家が農作業を手伝ってくれた人たちに、その年に収穫した新麦で作ったうどんを振る舞っていたそう。その伝統的な風習にちなみ、定められた「うどんの日」が昨日だったので、今回は大阪生まれ・大阪育ちのわたしが関西出張時に必ず行くお気に入りのうどん店と、今後ハマりそうな予感がするお店を紹介します。これから夏を迎えて暑くなってきてもするすると食べやすいグルメだと思いますので、ぜひご覧ください。
目次
伊丹空港を降りたら迷わず直行! 「マルヨシ製麵所」/大阪府豊中市
大阪国際空港 (伊丹空港)から梅田へ移動する際、乗換のために一時下車するのが蛍池駅。その駅前ロータリーにあるのが「マルヨシ製麺所」です。初めて行くなら、インパクト大の「肉釜玉うどん」を必ずたべてほしい! まずは小麦の香りを感じるため何もつけずにアツアツの麺だけでいただき、その後、甘めの出汁やレモンをかけたり、黄身を絡めたり、ローストビーフで麺を巻いたり……と色々な食べ方ができます。お腹に余裕があれば「一口ご飯」を注文しましょう。ご飯を卵たっぷりの出汁の中に入れてかき混ぜれば、濃厚な卵かけご飯になるんです。いろんな食べ方がある「肉釜玉うどん」は病みつきになること間違いなしです。写真を撮るところから説明している食べ方の指南書もあるのでご安心を。もちろん、ほかのうどんメニューやサイドメニューもおいしく、特に米油であげ、さっくりとした天ぷらが絶品。背の高いかき揚げが人気ですが、わたしのイチオシは「ふわふわとり天」なので、ぜひ食べてみてください。
◆マルヨシ製麺所
住所:大阪府豊中市蛍池東町1-5-12
電話:06-7509-6819
営業時間:11:00~16:00(LO15:30)、17:00~22:00(LO21:30)
定休日:第2火曜日
長い長い麺が舞う!? 「踊るうどん」/大阪府大阪市
大阪に住んでいた時に、家と会社の間にあったため通っていたお店が「踊るうどん」。東京転勤後はご無沙汰していましたが、出張時に頻繁に利用する北新地駅近くにも支店があることに気づき、立ち寄るようになりました。こちらのうどんは、コシがありツルツルの喉越しで、長さがある麺が特徴。厨房ではスタッフさんが手を高い位置に上げてお湯切りをしている様子が見られます。メニューはかけ・かまたま・ぶっかけ・生じょうゆのみですが、トッピングにわかめ・温玉・まいたけ天・肉が選べます。わたしは「肉まいたけ天温玉ぶっかけ」一択! うどんの上にのったかりっとした食感のまいたけ天と甘く煮た牛肉の相性が抜群なんです。
◆踊るうどん 梅田店
住所:大阪府大阪市北区梅田1-1 駅前第3ビル B2F
電話:06-6344-3760
営業時間:11:00~15:00、17:00~21:30
定休日:無休
メニューが多過ぎて決められない! 地元民が押し寄せる「うどん色彩」/大阪府大阪市
大阪府内にある、難読地名でおなじみの放出(はなてん)地区も仕事でよく行くところ。下町情緒あふれる住宅地で最近見つけたのが「うどん色彩」です。開店前に並んでいる時間を使っても決めきれないほどメニューが多いです。店名がついている「色彩ぶっかけ」はえび天、鶏天、半熟卵天、野菜天、甘く味付けした肉などたくさんの具材が乗っていてボリュームたっぷり。一緒に運ばれてきたお皿に天ぷらを移さないとうどんが食べられないほど。冷たいうどんはコシがありキラキラと光っていて美しい! たまたまなのか、周りの人の多くがカレーうどんをオーダーしていたので、次回はカレーうどんを食べたいと思います。
◆うどん色彩
住所:大阪府大阪市鶴見区今津南2-7-39
電話:06-6180-9890
営業時間:11:30~14:30(LO14:00)
定休日:水・土・日曜日、祝日
筆者が20年以上も通う、京都らしい出汁仕立てのカレーうどん「味味香(みみこう)」/京都府京都市
京都駅を利用する際は必ず立ち寄る「味味香」は、1969年に木屋町(きやまち)で創業したお店です。2010年に八坂神社近くに本店が移転し、2018年に京都駅直結の商業施設「ポルタ」に支店が誕生しました。木屋町に本店があったころからのお気に入りで、京都らしい和風のお出汁がきいたとろみのあるカレーうどんが食べられます。柔らかめのうどんにカレー出汁が絡まり、どんどん箸が進みます。スパイスはしっかり効いていますが、あっさり優しい味わいなのでわたしはいつも出汁まで飲み干しています。ノーマルな「カレーうどん」のほか、「とり天カレーうどん」「牛しぐれ豆腐カレーうどん」などさまざまなメニューがあり、さらに追加トッピングも可能なので、あれもこれも食べたい! という欲張りな方でも安心。人気店なので時間によっては行列ができていることもありますが、回転は早めなので旅や出張の帰りにさくっと寄ってみてください。
また、「味味香 高島屋S.C店」でしか食べられない限定20食の「飛龍頭(ひろうす)カレーうどん」もおすすめ。
◆味味香 京都ポルタ店
住所:京都府京都市下京区東塩小路町902 京都ポルタ内
電話:050-5595-3318
営業時間:11:00~22:00(LO21:30)
定休日:ポルタ休館日
◆味味香 高島屋S.C店
住所:京都府京都市下京区四条通河原町西入真町52 京都高島屋S.C T8地下1階
電話:075-255-2626
営業時間:11:00~22:00(LO21:30)
定休日:高島屋休館日
今新しいジャンルのカレーうどんが食べられる「つくもうどん」/京都府京都市
今までは「京都駅でカレーうどんといえば味味香」と思っていたのですが、最近通い出しているのが「つくもうどん」。こちらでは「鶏天鶏卵カレーうどん」を。とろみのあるカレー出汁にふわふわの卵がたっぷり。卵が入ったあんかけのカレー風味という感じで、今まで見たことのない唯一無二のカレーうどんです。カウンターに置いてある「揚げいりこ」は少し苦みがあるので、甘辛いカレー出汁と交互に味わうと箸が止まらなくなります。卵たっぷりのカレー出汁を食べ残すまいとご飯を入れて完食。「つくもうどん」は朝7時から開いているので朝ごはんにも良さそうです。
◆つくもうどん 塩小路本店
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901 JR京都駅構内地下東口
電話:074-343-5505
営業時間:7:00~22:00(LO21:30)
定休日:無休
おまけ/うどんは関西だけじゃない! 山梨県の「吉田うどん」にも注目を
今回は関西のお気に入りうどん店をご紹介してきました。ぜひ、みなさんにも各店を巡っていただきたいのですが、もう一つだけ紹介させてください。
「うどんは関西/そばは関東」とずっと思っていたわたしですが、最近は、この冬出会った山梨県のご当地うどん・吉田うどんにハマっています。今まで好きだったコシのあるうどんとはまた違う、太くて力強い吉田うどんの虜になり、お店巡り中です。特に好きなのは、大月駅北側の創業100年以上の老舗うどん店「手打ちうどん 吉田屋」。こちらの「冷やしみぞれ納豆」は極太でコシのあるうどんの上に大根おろしや納豆がのっているので、食べ応えがあるにもかかわらずサッパリと頂けるんです。吉田うどんはまだまだ開拓できていないので、来年のうどんの日には特集が組めるくらい周ってみたいな……。
◆手打ちうどん 吉田屋
住所:山梨県大月市大月3-1-15
電話:0554-22-0071
営業時間: 11:00~14:00 ※うどんが無くなり次第営業終了
定休日:月曜日