十勝産小麦のみ! 帯広周辺の人気のパン・ピザ・スイーツセレクション
十勝は、日本一の小麦の産地。北の大地で育まれた小麦粉は「香り高く、食感もいい」と十勝の食に詳しい旅色エリアプロデューサーの松本は話します。道内を巡り、おいしいものを日々追求している旅色スタッフだからこそ見つけた、十勝の小麦が味わえるお店をご紹介いたします。
目次
地域プロデューサー・松本のプロフィール
生粋の北海道民で、「旅色」や「北海道」の魅力を掘り下げようと日々道内を駆け回っています。朝食はご飯派でしたが、十勝の小麦に出合ってからパン派に! 好きなパンはピザパン、カレーパンです。
素材の約95%が十勝産! もちもち食感が魅力「カントリーブラン」
帯広から車で30分ほど離れた、芽室町(めむろちょう)にあるパン屋。素材の約95%が十勝産で、生産者の顔がわかるものしか使用しないというオーナー夫婦の情熱がこもった手作りパンが人気で、カフェを併設しているのもうれしいところ。松本いわく「もちもち食感が病みつきになります。全部で約40種類のパンがあるので、コンプリートしても飽きないはずですよ」。
種類豊富なパンのなかでも人気を集めるのが、「ブラックブラックメロンパン」。パリッとしたビスケット生地、そして中のやわらかな生地にも皮にもブラックココアパウダーが贅沢に使われています。甘さは控えめなので、甘いものが苦手な人でも食べられます。
自家製酵母で丁寧に焼き上げる「トカトカ 上士幌店」
十勝地方の北部に位置する上士幌町(かみしほろちょう)の道の駅「かみしほろ」内にあるベーカリー。自家製酵母を使って、低温で長時間熟成させた生地が魅力のお店です。餡やクリームはそれぞれのパンに合うよう独自レシピで作られています。
北海道産の小麦で作られた食パン「トカ食」は、この店の人気商品。数々のパンを食べてきた松本も「熟成された生地の香りとほんのりとした甘みが口いっぱいに広がります。ジャムもなにもつけずにそのまま食べたくなる食パンです」と太鼓判を押します。十勝の旅の途中にぜひ、立ち寄ってみてください。
体に優しいブレッドが揃う「はるこまベーカリー」
十勝産の小麦のみを使って焼き上げることにこだわったベーカリー。甘いパンだけでなく、フランスパンやクロワッサンで作られたサンドイッチの種類も豊富で、松本は「食事系のパンが充実しているので、ランチに訪れてほしいお店」と話します。
健康を意識した「腸活ブレッド」(1本460円/ハーフ230円)は、小麦に加えて大麦30%と、牛乳、ヨーグルトで初種を作りゆっくり発酵させているそう。「食物繊維がバランスよく含まれているので、腸内環境が整います。週に2回は食べるのがおすすめ」(松本)。おいしいものを食べて健康になりたい方は必見です。
薄焼きクッキー“チュイル”が人気「Patisserie UEDA」
明治31(1898)年創業の老舗洋菓子店。店内のショーケースには、先代から受け継ぐ焼き菓子や時代の嗜好に合わせて作られたスイーツが並んでいます。
洋風煎餅ともいわれる薄焼きクッキー「チュイル」は、この店の人気商品。職人たちでさえ作ることをためらうというほど割れやすいお菓子ですが、一つひとつ真心を込めて作られています。「絶妙な甘さ加減と香ばしさにハマります」と松本さん。友人や家族、大切な人への贈り物にも最適です。
十勝とイタリアの小麦で作る「薪窯ピザ屋 まるく」
十勝産とイタリア産の小麦をブレンドした生地を100年以上の歴史ある本格薪窯で焼き上げる、“ここでしか味わえないピザ”の店。「ブレンド生地ならではのもちもち食感に感動しました。実際に食べて味わってほしい」と語る松本。
店内には、焼きたてが食べられるイートインスペースを完備。さらに、「北海道ホテル」から徒歩約30秒の場所にあるので、テイクアウトしてピザパーティーなども楽しめます。
おわりに
今回は十勝の小麦が味わえるお店を5つ紹介しました。香り高い小麦はパンやスイーツ、ピザなどあらゆるグルメで味わえます。風味の違いを現地で体験してみてください!