2023年はここへ行こう! FO-CAL編集部おすすめ全国の穴場初詣スポット5選
こんにちは。旅色編集部・FO-CAL担当のヨシカワです。一年ももうすぐ終わり、まもなく2023年。今年はどんな一年だったでしょうか、そして来年はどんな一年になるでしょうか。今回はいままでFO-CALで特集してきたエリアの中から、編集部が実際に足運んで見つけた穴場な寺社仏閣をご紹介したいと思います。ぜひ、各FO-CAL特集も読み直していただき、初詣の参考にしていただけると幸いです。
目次
【1】新年は静かに自分と向き合おう /松原諏訪神社(長野県)
こちらの神社は猪名湖(いなこ)東南岸の上社と、北東岸の樹林の中の下社に分かれ鎮座し、総面積は東京ドームほぼ一つ分! 武田氏との縁が深く、武田伸昌(信玄の曾祖父)によって奉納された国の重要文化財「野ざらしの鐘」は無料で見学できます。
「諏訪大社のある諏訪に近いことから、「御柱祭」が行われることでも知られる神社。撮影当日はあいにくの雨だったのですが、本殿につづく階段や鳥居、石灯籠に至るまで苔むしている様子は、神様がいるのだと思わずにはいられない、凛とした空気をたたえていました。決して派手ではないので、ひとりで静かに、自分と向き合いたいときにおすすめ。松原湖のすぐ近くなので、湖畔散策と合わせて立ち寄ってみてください。」(編集部:ゴトウ)
◆松原諏訪神社
住所:長野県南佐久郡小海町大字豊里4316
電話:0267-93-2375(宮司宅)
時間:常時参拝可能
定休日:なし
【2】安産祈願者に配慮された先進的な造りも/中山寺(兵庫県)
聖徳太子が創建した日本最初の観音霊場と伝えられる、歴史深い中山寺。兵庫県は宝塚市に佇み、安産祈願と子授祈願の観音様として有名です。高さ約28mの群青色に輝く壮大な五重塔「青龍塔」をはじめ、宝塚市の花であるダリアなど季節の花々に彩られた石畳の参道、700体もの羅漢像を祀る五百羅漢堂など見どころがたっぷり。
「趣ある茶色い本殿、青い五重塔、赤い建物、と境内はカラフルです。エスカレーターとかエレベーターも設置されていて近代的な雰囲気もあるので驚いたのですが、安産祈願者が多いということで納得しました。」(編集部:アベ)
◆中山寺
住所:兵庫県宝塚市中山寺2-11-1
電話:0797-87-0024(受付時間9:00~17:00)
時間:9:00~16:00(境内は24時間)
定休日:年中無休
【3】大河ドラマにも縁のあるスポット/眞珠院(静岡県)
鎌倉時代に開創された寺院で、源頼朝との悲恋に身を裂かれ入水した八重姫が祀られていることでも有名です(2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で新垣結衣さんの演技が印象的でした......!)。「せめて我が身を投じて、将来共末長く不幸な女人たちの守護神となりましょう」という八重姫の言い伝えから、女性の守り神パワースポットとしても知られ、願かけ石を打つ人の姿も多いそうです。
「このお寺には願かけ石というものがあり、年の数だけ石をたたくことで願いが叶うと言われています。梯子があったら八重姫を救えただろうという願いから、願いが叶ったお礼に小さな梯子を供える「梯子供養」をする習慣もあります。」 (編集部:シラタ)
◆眞珠院
住所:静岡県伊豆の国市中條2
電話:055-949-3544
時間:9:00~17:00
【4】珍しい「狛亀」と絶景がお出迎え/三島神社(愛媛県)
724(神亀元)年に愛媛・伊予市に建立され、2024年に創建1300年を迎える「三島神社」。起源は、輝く金幣を背中に乗せた亀が海からあがり、山に駆け上り人々を先導したというエピソードから。良いことが起こる象徴としてこの地に亀の像を奉納したとされます。建立時から原生していると伝わる石段上部左右のシイノキ群は、伊予市指定文化財の天然記念物に指定されています。
「狛犬ならぬ狛亀がお出迎えしてくれる境内。二重門から見下ろす伊予灘の景色は、とてもキレイ! まるで映画のワンシーンのように開けています。」(編集部:タジマ)
◆三島神社
住所:愛媛県伊予市双海町高岸甲1320
電話:089-986-1577
【5】県境にあるフクロウが目印/鷲子山上神社(茨城県)
標高470メートルの山の中に鎮座する鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)は、境内の真ん中に茨城県と栃木県の県境がある珍しい神社。縁結び、金運の神様などが祀られ、幸運を招く大神様の使いであるフクロウ(不苦労)が崇拝されています。境内には金色の巨大な「フクロウ御柱」をはじめ、至る所にフクロウの像が!
「金のフクロウが鎮座する神社です。訪れたときは一部改修中でしたが、それでも冷涼な空気にパワーを感じました。」(編集部:ホソブチ)
◆鷲子山上神社
住所:栃木県那須郡那珂川町矢又1948
電話:0287-92-2571
時間:日の出~日没
定休日:なし
拝観料:無料
おわりに
いかがだったでしょうか。新たな年への抱負や期待を込めて、ぜひ本誌で紹介されている旅のルートを参考にしながら初詣を楽しんでいただけると幸いです。今回ご紹介したスポット以外にも、FO-CALにはおすすめの場所がたくさん! 以下のリンクから、ぜひチェックしてくださいね。