働きながらサウナにグルメに旅を満喫!「 OMO7旭川」でワーケーション体験
都内在住の会社員である旅色LIKESメンバーのみねさんが今回滞在したのは、観光名所の富良野や美瑛にもアクセス良好な北海道旭川市の「OMO7 旭川 by 星野リゾート」。仕事と観光の両立は果たしてできたのでしょうか……?
目次
◆この記事を書いたメンバー

みねさん(1期生)
おいしいものを食べること、 素敵なカフェへ行くこと、 コーヒーをいただくこと、 海を眺めること、 ドライブ(運転できないけど)に行くこと、 飛行機を眺めること、 空港内をウロウロすること、 次どこに行こうかなぁと考えること、 が好きな都内勤務会社員
アクセス良好、エントランスから気分が上がる「OMO7旭川(おも)」
星野リゾートが手がける都市型ホテルブランドOMOは「テンション上がる『街ナカ』ホテル」がコンセプト。現在は北海道、東京、金沢、京都、大阪、沖縄にありOMOの後ろにある数字はサービスの幅を示しています。7は「フルサービスホテル」で、カフェ、レストラン、バンケットなど都市のランドマークとしてさまざまなサービスが充実しています。
「OMO7旭川」までは旭川空港からリムジンバスで約50分で到着します。終点がホテル目の前のバス停のため寝ていても安心です。旭川駅からは徒歩15分弱かかるため悪天候の日はタクシーやバスを利用するのがおすすめです。
外観はレンガ造りのシックな装い。中に入るとたくさんの動物たちがお出迎えしてくれます。かわいい動物たちの歓迎に気分が一気に上がります。
さらにチェックインカウンターに向かうとウェルカムドリンクのサービスが。蛇口をひねると紅茶が出てきます。この蛇口よく見ると……細部にまで遊び心が詰まっていますね。
一部のアメニティは必要な分だけロビーから持っていくスタイル。エコでいいですね。女性客にはチェックイン時にカウンターでスキンケアセットがもらえます。
さっそく客室でお仕事開始!
宿泊した部屋は定員3名のスーペリアルーム。ベッドは2つ。テレビ前にあるソファをベッド使用することで3名まで利用できます。今回は私一人のためこの広さを独り占めです。贅沢! 寛ぎスペースの下には荷物を収納できる空間が設けられており、より広々と部屋を利用できます。
窓側にある台は机としても利用可能。さっそくお仕事開始です。リラックスした体制でもポチポチ作業。Wi-Fiもつながり、ベット、ソファ横など至る所に電源があるので部屋での仕事も進みます。
今回滞在した部屋以外にも「OMO7旭川」には動物がテーマのコンセプトルームがあります。
大人気で予約は3ヶ月待ちにもなるのだとか……。今回は特別に中を見せてもらいました。「子どもが喜びそうなファミリー向けの部屋かな?」と思っていましたが実際に見てみると遊び心が詰まった内装に大人でも思わず顔が緩みます。普段経験できない場所で仕事ができるのもワーケーションの魅力。動物たちが集う癒し空間で新たなアイデアがひらめくかも?
気分を変えて「OMOベース」&「ワークルーム」で仕事
1階ロビーには11~22時まで宿泊者が自由に利用できる「OMOベース」と呼ばれるラウンジスペースがあります。カフェスペース、ブックトンネル、ロビー前で少しずつ雰囲気が異なるのでフリーアドレスのように席を変えて気分転換しながら仕事ができます。朝食会場としても使用されるスペースですが、宿泊客が観光に出ている時間帯は空いていて、仕事がしやすい雰囲気です。
電源もたくさん用意されています。自由に読める本もあるので仕事の合間に手に取って休憩するのもあり。
飲み物やお菓子もあるので仕事のお供にぴったりです。至れり尽くせり。
Web会議や、静かな空間で集中したい時には予約制のワークルームを活用してみては。1時間500円から利用できる個室でモニターや変換ケーブル等も揃っているので急遽使用したくなった時にも助かります。
気になるワークルームの様子はというと……。
結婚式や宴会場として使用していた部屋を今ではワークルーム用の個室として利用しているようです。照明がザ・結婚式会場。広々しすぎていて一人利用だと持て余します……。
OMOレンジャーと旭川の街散策へ
ワーケーションの醍醐味は仕事をしつつバケーションを楽しむこと! 街を知り尽くしたOMOレンジャーと共に近所をお散歩して魅力的スポットを教えてもらいます。
ロビーにあるご近所マップの前に集合していざ散策へ。雑貨屋さんやギャラリー、おいしそうなお店を次々と紹介してくれました。初めて行ったら入るのをためらってしまいそうな路地にも突入。一人で観光していたら気付かなかっただろうなぁと思う街の紹介にワクワクが止まりません。
立ち寄った「ジャパチーズ アサヒカワ」というチーズ専門店では完成一歩手前のチーズを試食させてくれました。ツアー参加者限定の貴重な体験です。
・ジャパチーズ アサヒカワ
住所:北海道旭川市7条通7丁目33-69
電話番号:0166-56-7849
夕食は旭川グルメが楽しめる「炉端のユーカラ」にて。食後はOMOレンジャーに教えてもらったクラフトビール店「Freehouse-THE YEAST」と角打ちができる酒屋「和酒角打 うえ田舎」に立ち寄ってみました。
・炉端のユーカラ
住所:北海道旭川市4条通7丁目
電話:0166-23-1114
・Freehouse-THE YEAST
住所:北海道旭川市6条通8丁目37−5
電話:0166-85-6565
・和酒角打 うえ田舎(うえだや)
住所:北海道旭川市4条通8丁目1703−9
電話:0166-25-8222
とっておきの夜の過ごし方
「テンション上がる『街ナカ』ホテル」がコンセプトのOMO。まだまだ夜はこれからです。
旭山動物園講座
20時からはOMOベースで旭山動物園講座が開催されています。見どころやおすすめの巡り方なども話してくれるため、講座の翌日以降動物園に行くスケジュールを組んでおくとより楽しめますよ。
・動物の話をしない、旭山動物園講座
期間:通年
時間:20:00~20:30
「苺とフレッシュクリームのパフェ」(1,000円)
そして北海道といったらシメパフェ!1階にあるカフェ&バルではとっても可愛らしいシメパフェを食べることができます。白いモコモコの正体は綿あめで器の中はイチゴやアイス、クリームがたっぷり。1日の最後に至福のひと時です。
しっぽりと秋の夜長を楽しむなら11月30日まで期間限定で開催している「旭川まちなか焚き火Bar」がおすすめ。焚き火にくべる木材は椅子やテーブルにも使用されている旭川家具の廃材。種類により漂う香りが異なるので木の香りも楽しめます。
旭川の夜を楽しむ大人空間……ですが焚き火の香りがかなり服について残るので後日着まわそう、と思っている服を着ていくのは避けましょう。消臭スプレーかけても一晩では匂いは取れませんでした……。
・旭川まちなか焚火Bar
期間:~2022年11月30日
時間:17:00~23:00 ※日帰りの場合は17:00~20:00
料金:800円~
温浴施設「サウナプラトー」でリフレッシュもおすすめ
仕事に遊び、1日フルに使った頭と体を温浴施設でスッキリさせましょう。「OMO7旭川」に来たら体験したいのがサウナ。ただのサウナではなく動物と一緒に楽しめるサウナなのです。扉を開けるとレッサーパンダやカバが。なんとも言えない表情をしています。
期間限定から通年営業になった動物サウナ。滞在を機にサウナデビューする方もいるそうです。朝5時から入ることができるのでスッキリした状態で1日をスタートすれば仕事も捗ります。滞在中、夜は夕食時にお酒を飲んでいたので朝サウナを楽しみました。
お風呂上がりの休憩スペースにも動物たちがいっぱい。フォトスペースもあります。
・サウナプラトー
時間:13:30~24:00(最終受付23:30)、5:00~9:00(最終受付8:30)
料金:無料
朝食でしっかり栄養チャージ
ワッフル×サーモンマリネの朝食ワッフル
サウナで目を覚ました後は見た目も鮮やかな朝食をしっかりといただきます。一瞬合うのか……? と思うワッフルとサーモンの組み合わせでしたが、オリーブオイルと塩胡椒で仕上げた食事系ワッフルは朝食にぴったりでした。
100連泊したお客さんの話から思うワーケーションの魅力
これまでにワーケーション利用で100連泊されたお客さんがいたようです。仕事後はOMOレンジャーとグルメ探検に行きスタッフより旭川の街を詳しくなりつつあったとか。旅好きにはたまらない働き方!
一方でスタッフの方の「本当にありがたいことです。」の一言で地域活性にもつながるのか、と受け入れ側からみたワーケーションの魅力にも気づきました。今後旅先で仕事をするという働き方がもっと広まればいいなと願うばかりです。旭山動物園をはじめとした観光地にもすぐに行け、ホテル内、ご近所も充実していて仕事をしつつもリフレッシュすることができました。
たまには場所を変えて働きたいなぁと感じていたらOMO7旭川でワーケーション体験をしてみてはいかがでしょうか?