ひとり飲みに最適な「ひとりしゃぶしゃぶ 七代目 松五郎」

ここ、ひとり飲みにめっちゃ向いてるじゃん！ と、過去「飲み旅本。」の取材であらゆるお酒スポットを巡ってきた私を唸らせた店「ひとりしゃぶしゃぶ 七代目 松五郎」。

“ワタシにちょうどいい、ひとりしゃぶしゃぶ”をテーマに、2021年11月にオープンした、おひとりさま向けのしゃぶしゃぶ専門店です。ひとりひと鍋、全席カウンターで横並び席なので、今の情勢にもぴったり。安心してしゃぶしゃぶを楽しむことが出来ます。

ひとり飲みにおすすめな理由①フラッと訪れやすい店構え

今やひとり飲み経験者が8割以上といわれるほどですが、まだひとり飲みデビュー前です……という人の第1のハードルは、「ひとりでお店に入りにくい」というところだと思います。「ひとりしゃぶしゃぶ 七代目 松五郎」は、オーダーと会計をまず入口で済ませるシステムを導入しているので、お店のドアをひとりで開けるドキドキはありません。イメージはまるでファーストフード店。

「いらっしゃいませ！ 初めてのご来店ですか？」

店前に足を運べば、オープンになったオーダー口で店員さんが明るく迎えてくれます。優しくオーダーの仕方やおすすめを教えてくれるので、まず野菜とお肉のサイズ、鍋の〆を選んでいきます。

野菜はS・M・Lの３サイズから、お肉もサイズと、熟成黒毛和牛や多香味豚、大山鶏など10種類以上ある中から好きなものを選びます。最後は鍋の〆、白米、ラーメン、春雨の中から選んで完了です。セットで選ばなくてはならないというルールではないので、軽く野菜だけ、お肉だけを単品で食べたいという場合もOK。完全なフリースタイル！ 自分の好みに合わせて、Myしゃぶしゃぶを楽しみましょう。オーダーが完了したら、店員さんに案内されるがまま店内に足を踏み入れます。

ちなみに、気になるお酒メニューはこんな感じ。キリン一番搾りにハイネケン、氷結レモン、角ハイボール……サク飲みにちょうど良い種類の量で、しゃぶしゃぶとの相性も良さそう。

ひとり飲みにおすすめな理由②全席カウンター

全19席の店内は全席カウンター。すべての席が横並びで、外から見えない奥まった席もあるので、周りを気にせずゆったりと自分の時間を過ごすことができます。白を基調とした空間に、「MATSUGORO」のロゴとイラストをあしらったポップな壁紙がフォトジェニック！ かわいい店内にテンション上がりつつ、席でオーダーしたものを待ちます。

オーダー時に店員さんから受け取った、名前の書かれたチケットを自分専用鍋の横に置いておきます

待っている間にまずは1杯目……といきたいところだったのですが、この日はアルコールの提供を一時お休みしている日でした。でもひとり飲みのおすすめスポットとして記事で紹介したいし！ 諦めきれない私は……

このお水を氷結レモンに見立てて……（自分を洗脳中）、カンパーイ！ 誰に急かされることもない、ひとりほろ酔い時間の開始です。

ひとり飲みにおすすめな理由③ひとりひと鍋で野菜もお肉も存分に

氷結レモン（という名のお水）を自分のペースで楽しんでいたら、オーダーしていたセットが到着。料理はワントレイで運ばれてきます。

今回注文したのは、野菜（M）、山西牧場 豚バラ（M）、〆はラーメン

すごい！ 野菜たっぷり！ 熟成肉はオーダーが入ってから店内のスライサーで塊肉からスライスするそうで、こだわりが感じられます。しゃぶしゃぶのタレは、「特製ポン酢だれ」と「ごまだれ」の2種類。数種の柑橘を配合して、開発に2年かけたというポン酢は酸味が際立ちキリッとした味わい。一方、ごまだれは甘みがあって濃厚。対照的なので、最後まで飽きずにしゃぶしゃぶを満喫できそうです。

「ポン酢には青ネギをたっぷり入れて、ごまだれにはラー油とガーリックチップを入れて食べるのがおすすめですよ～！」と店員さんが教えてくれました

では、しゃぶしゃぶお共に飲みます

しゃぶしゃぶしゃぶ……

自分だけの鍋で、自分のペースでするしゃぶしゃぶ、なんだかとてつもなく贅沢な気分になりました。ゆるりとした気分で、気ままに食べ進めます。

これは……お酒が進んじゃうやつだ…………！ 味の主張がしっかりとしているタレ2種とお酒の相性が抜群すぎる。香りや味を高めあって、ひとり飲みをより贅沢にしてくれます。お酒を飲むときはいろいろなおつまみに手を出したい派の私としては、野菜もお肉もいっしょに楽しめるしゃぶしゃぶは、おつまみとして最適。手軽に満足感が得られて、改めて言いますが、しゃぶしゃぶっておつまみにとても良いです。

飲むぞ、飲むぞ～！
2杯目、ハイネケン（という名のジンジャーエール）を頼みました。

くぅ～！

ひとり飲みにおすすめな理由④ひとつの店で〆まで揃う

しばらくひとり飲みを楽しんで、満足しました。

お酒を飲みに行ったら、〆だって重要ですよね。今はどのお店も営業時間の変更をしていたり、休業をしていたりすることもあり、2店舗目へGO！ が気軽にできないときもありますが、「ひとりしゃぶしゃぶ 七代目 松五郎」では〆まで揃うので、楽ちん。これから2店舗目を探さなくちゃ……〆のラーメン屋さん近くにあるかな……なんていう心配はご無用です。

「〆のラーメンは、タレの入った器に、鍋からお湯を7～8杯入れたらスープが出来ます。麺はほぐしながら2～3分茹でてください！」

〆ラーメンのやり方は、提供時に店員さんが教えてくれていたので、早速チャレンジしてみることに。

しゃぶしゃぶのお湯をタレに入れてスープ作り

麺はこれ！

麺をお湯に投入して

2～3分茹でます

トレイの上に乗っている紙にも作り方の手順が書かれているので、ほろ酔い気分で店員さんが言っていたことを忘れてしまった……という場合も大丈夫です。

ネギとコショウもトッピングして、あっという間に完成です。旨味がつまった芳醇なスープが〆に最高！ あっさりしているけど味わい深くて、満腹でもどんどんいけちゃう。ぺろりとたいらげてしまいました。

おいしかった～。普通にランチとしてしゃぶしゃぶのみ味わいに行くのもアリですが、私は断然、サクッとひとり飲みのお店としておすすめします（次回は絶対にアルコール提供しているときに行くんだ……！）。

ごちそうさまでした！

まとめ

ひとり飲みスポットを探しているあなた、ぜひ「ひとりしゃぶしゃぶ 七代目 松五郎」でサク飲みしてみてください。気軽にお出かけしにくい世の中ですが、今の時代ならではの楽しみ方、ほろ酔い時間の過ごし方、ちょっとずつ探していけたらいいなと思います。

ちなみに場所は、渋谷宮益坂

駅からの道のりは10分ほど。宮益坂の坂道をのぼっていくので、運動不足の方は解消になるかもしれません。「渋谷ヒカリエ」の、駐車場のある方の裏手の出入り口から坂を上がって行くと青山通りにぶつかるのですが、道すがらにはインスタ映え必至のウォールアートがありました。

おっしゃれ！ 散策気分で向かえます。ひとり飲みを充実させてくれる「ひとりしゃぶしゃぶ 七代目 松五郎 宮益坂上店」で、おひとりさまを満喫してみてくださいね。

◆ひとりしゃぶしゃぶ 七代目 松五郎 宮益坂上店
住所：東京都渋谷区渋谷2-9-11インテリックス青山通ビル1F
アクセス：「渋谷」駅東口から宮益坂上方向へ、徒歩約5分。「表参道」駅B1出口から青山学院大学方面へ、徒歩約6分
電話：03-6427-9231
営業時間：11:30～22:00
定休日：無休
価格帯：ランチ2,000～2,999円、ディナー1,000～1,999円
ホームページ：https://shabushabu.7matsugoro.com/