ハウステンボスだけじゃない! 佐世保市の新しい魅力発見「旅色FO-CAL 佐世保市江迎町特集」公開
「佐世保市」と聞くと「ハウステンボス」を思い浮かべる方が多いと思いますが、今回はハウステンボスを楽しんだ後の、佐世保市の楽しみ方を紹介します。その中心となるのが豊かな自然といにしえの風情が息づく江迎町。佐世保市の中心市街地から北西へ約20km、長崎県本土の最北部にあるこの町を起点に、新しい旅のルートをご紹介します。
Text:旅色編集部 アベ
地元の名産品、歴史スポット、文化体験が凝縮
創業300年を数える「潜龍酒蔵」。昔ながらの製法にこだわり、季節に沿った酒造りにこだわり続ける酒蔵です。蔵を代表する「大吟醸 ふるさと讃歌」(720ml/2,750円)は、新酒評議会でも最高賞である「金賞」を度々受賞する逸品です。また、参勤交代時の大名宿舎として整備された屋敷址は、元禄元年の創業当時の建築と伝えられており、長崎県指定有形文化財に登録されています。
風情ある庭園が魅力の「寿福寺」。江戸時代に建てられた旧本堂や西山門など、数々の歴史建造物が残ります。観光名所のひとつ「江迎本陣屋敷」と同じ京都の庭師が手がけた庭園は、四季折々の景色が見事です。有名なのは「逆さ新緑」と「逆さ紅葉」。広間の畳の一部をはがしてアクリル板をはめ込み、庭園の景色を逆さに写し出す、一風変わった仕掛けも一見の価値あり。
丸く角がないことから、“すべて丸く収まる福を招く縁起物”と言われている繭玉。江迎町では広く親しまれていて、春のお祭り「繭玉まつり」では、商店街に数多くの繭玉が吊るされます。そんな繭玉作りが体験できるお店が点在するのも江迎町の魅力。手芸経験がなくても気軽に楽しめます。
1泊2日で巡れるモデルコースを紹介
紹介したスポットを含めた観光モデルコースを紹介している「旅色FO-CAL 佐世保市江迎町特集」。ハウステンボスに行ったついでに、ぜひ巡ってみませんか? 他にも地元の方にまちの魅力を聞いたインタビューも掲載しています。地方への移住を検討したい方にもうってつけの内容です。ぜひ、ご一読ください。