長谷寺
長野県/長野市
長谷寺
ハセデラ
人々の心にそっと寄り添う信濃の観音様
長野県長野市にあり、信州さらしなの里と善光寺平を望む高台に立つ「長谷寺」は、飛鳥時代に当たる637年(舒明9年)に開基した古刹。厄除け、招福といった霊験もあらたかな十一面観世音菩薩を御本尊として祀っている。“日本三所長谷観音”のひとつともいわれており、“泣いていい場所、祈っていい場所”として、千年以上にわたって人々の祈りや願い、悲しみ、喜びを包み込んできた聖域だ。また、法要や護摩祈祷、写経会、絵解きといった仏事、季節の催し物などを通じて、仏教の教えや祈りを人々に伝えている。
- 637年(舒明9年)に、允恭天皇の子孫とされる白助が開基したと伝わり、その起源は飛鳥時代などの古代にさかのぼる。
- 1181年(養和元年)、兵火により伽藍が一部焼失したが、1290年(正応3年)に久明親王が見た霊夢を契機に再興された。
- 1713年(正徳3年)に再建され、今もその姿を残す観音堂ををはじめ、江戸時代以降も多くの建造物が整備され続けてきた。
住職
岡澤 慶澄
信州屈指の古刹の住職として、“観音様と泣き、祈り、遊ぶ。地域の元気が生まれるお寺づくり”を信念に、地域に根差した祈りと癒やしの場を大切に守り続ける。
旅路に刻まれる和の印影
十一面観世音菩薩の慈悲を表す力強い墨書に加え、季節ごとに替わる限定御朱印や行事に合わせた御朱印を頒布。参拝の証としてだけではなく「長谷寺」の四季と祈りを形として集める楽しさが味わえる。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
| 開催月 | 行事 | 時間 |
|---|---|---|
| 1月 |
厄除け大祭
成人の日を含む日・月曜日執行 |
|
| 1月1日〜1月5日 | 初詣護摩祈祷 | |
| 1月7日 | 御印文授与 | |
| 1月18日 | 初観音厄除け祈願会 | |
| 3月15日 | 涅槃会(絵解き釈迦涅槃図 – お釈迦さま最後の旅 –) | |
| 4月18日 | 春季大祭 大般若転読会 | |
| 8月9日 | 夜祭 千日詣三十三燈籠献灯祭 | |
| 8月10日 | 大施餓鬼会(先祖供養) | |
| 12月18日 | 納めの観音 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
千年以上受け継がれる祈りが息づく古刹
信州さらしなの地に佇む「長谷寺」の起源は、飛鳥時代などの古代にさかのぼる。伝承によると、637年(舒明9年)に、当時貧しい孤児であった白助が両親の供養のために祈ったところ、“善光寺如来”のお告げをいただいたという祈りの場から始まったとされている。白助が十一面観世音菩薩との御縁をいただいた新しい祈りの場から「長谷寺」が始まったという原点の物語は、人々の心の根底にある祈り、再生、希望を映し出している。1181年(養和元年)には当時の戦乱で伽藍が焼失したが、1290年(正応3年)に再興。その後も荒廃と再建を繰り返すなか、人々の信仰と祈りをつなぎながら現在に至り、山門や観音堂などの堂宇は時代ごとに整備されてきた。悲しみを癒やし、生きていく力を人々に授け、この地の自然と文化を守り包み込む祈りの場としての役割を今も果たしている。
伽藍
祈りに包まれ山間に静かに佇む信州の山寺
参道の入り口では威風堂々とした仁王門が、石段を上ってさらに進むと鐘楼門があり、これらの門をくぐり抜けて本堂まで至る道には静けさと、祈りの場としての清浄な空気が漂う。お寺の中心となる観音堂は、御本尊である十一面観世音菩薩が祀られた荘厳な空間だ。伽藍はその周囲の自然、地形を活かした造りになっており、観音堂付近からは、参拝後に振り返ると遠く善光寺平を望むこともできる。1713年(正徳3年)の観音堂再建、1775年(安永4年)の仁王門造営、1791年(寛政3年)の現在の本堂である方丈殿新築など、たびたびの修復と再建を経て、今もなお往時の格式と信仰の重みが感じられる。また、1934年(昭和9年)には、観音堂裏山より“1151年(仁平元年)”と刻まれた金銅製経筒が出土し、平安時代末期からこの地が霊場であったことを示す貴重な資料となっている。
「長谷寺」の絵解き
絵と語りから感じる仏の教えと歴史
毎年3月15日には、約2500年以上前とされる仏教の成立から続く仏の教えや歴史を、絵と語りでわかりやすく説明する伝統的な仏教芸能である絵解きに触れる行事「絵解き釈迦涅槃図 - お釈迦さま最後の旅 -」を行っている。寺宝である「釈迦涅槃図」の絵解きは、お釈迦様の誕生から、青年時代の修行、多くの人々との出会いと別れ、真理を求め人々とともに悩み、喜び、歩んだ80年の御生涯についての話、そして何を求め、何を伝えたのかという、一枚の絵から紡ぎ出される大いなる物語に耳を傾ける時間。また、6月には、弘法大師の誕生から入定、そしてその思想と教えが語られる「弘法大師行状図」の絵解きも行っている。ただ美しい仏教画を見るだけではなく、そこに描かれた物語、信仰と教え、人々の思いが語られる絵解きを通して、今の自分の生き方を考える“心の旅”を体験しよう。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。
色とりどりのアジサイに
心静まる初夏
錦の山並みに抱かれ
心も染まる秋
白銀に染まる境内で
静寂と祈りに包まれる冬
- 住所
- 長野県長野市篠ノ井塩崎878
- アクセス
- 車:長野自動車道更埴ICより約10分 電車:JR篠ノ井線稲荷山駅より徒歩約21分
- 公式HP
- https://www.hasedera.net/
- TEL
- 026-292-2102旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 026-293-6244
- 営業時間
- 10:00~16:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 御朱印:500円~
- 駐車場
- 20台
テーマやシチュエーション別に、スポット周辺のモデルコースを紹介。
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桜舞う境内で感じられる
祈りと新しい季節