片山八幡神社

愛知県/名古屋市東区

片山八幡神社

カタヤマハチマンジンジャ

鬼門を守る徳川家ゆかりの神社

名古屋市東区徳川という都会の真ん中に佇む、鬼門除けの神社。徳川家とゆかりがあり、不吉とされる鬼門を守り続けていることで知られる。全国から厄除けや災難除けはもちろん、最近ついてないことがあった人も足を運ぶことで有名な神社だ。御朱印やお守りなどには、災いを除けて福が来るようパワーが込められているのが特徴。緑に囲まれた境内はすがすがしく、参拝のあとは、すっきりとした気持ちになれるだろう。

歴史ある神事が行われる例大祭では、申し込めば誰でも担ぐことができる巨大な「瑞龍神輿（ずいりゅうみこし）」が街を練り歩く。
徳川家の氏神である「片山八幡神社」は、日本庭園「徳川園」と縁がある。また、神前結婚式には全国からの申し込みが絶えない。
名古屋市中の鬼門除けとして知られ、徳川家と歴史が深い。厄除け・災難除けなどの参拝やご祈祷などに全国から人々が訪れる。

鬼門除けならではのパワーが込められたお守り

通常、鬼門は不吉な方角とされていますが、鬼門を封じて難が福となるように、「片山八幡神社」のお守りやお札には開運の祈りが込められております。「厄除守」「身体健全守」「交通安全守」など、さまざまな種類がございます。
人生の節目に願いを捧げるさまざまなご祈祷

鬼門除け・厄除け・自動車祓い・家内安全など、各種ご祈祷を行っております。また、撮影が可能なのも魅力で、安産・お宮参り・七五三など、皆さんで自由に記念撮影されています。ご祈祷は、要予約となります。

旅路に刻まれる和の印影

通常御朱印と、鬼門鎮護の願いを込めた「鬼門除け御朱印」が揃う。さらに地元の観光スポットとのコラボレーション御朱印など、楽しい企画も行われている。神社のパワーが込められた御朱印をいただこう。

七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏

開催月	行事	時間
1月1日	元旦祭	0:00～
2月3日	節分祭	13:00～17:00
2月11日	紀元祭	10:00～11:00
2月11日	厄除祭	11:00～16:00
2月23日	天長祭・祈年祭	10:00～
5月15日	谷龍神社祭	月次祭終了後
6月30日	茅輪神事	17:00～
10月第4土曜日	前日祭	16:00～
10月第4日曜日	例大祭	9:00～
11月23日	新嘗祭	10:00～
12月30日	大祓	15:00～

過去の物語を辿る

由来、由緒

市中鬼門除けとなった徳川家ゆかりの古社

「片山八幡神社」の創建は西暦1171年。旧社名は「大曽根八幡社」といい、神社近辺の地名「大曽根」の由来となった歴史がある。江戸時代には徳川家の氏神となり、年に4回の国内繁栄・五穀豊穣・武運長久のご祈祷と、名古屋市中鬼門除けのご祈祷を担うこととなった。そのため、徳川家ゆかりの地だからこその各種お守りや、「鬼門除け御朱印」などの授与品が揃っているのも話題。また、格式高い社殿で神前結婚式が行えるので、伝統的な結婚式を望む新郎新婦におすすめ。多くのゲストに参列してもらうこともできるのが特徴だ。さらに、お宮参りや七五三など、人生の節目に神様の御加護をいただくご祈祷が受けられ、こちらも多くの人々でにぎわっている。

社殿

永い歴史に焼失と再建を繰り返した社殿

室町時代には社領や御堂を持つほど栄えたが、戦国時代に焼失。特に1584年（天正12年）の“小牧・長久手の戦い”で、多くの古文書を失い荒廃した。やがて尾張藩2代藩主・徳川光友公が荒れ果てた社地を心配し、1695年（元禄8年）に壮麗な社殿を再建。人々に親しまれ1933年（昭和8年）に大改築が行われたが、戦争により老樹や建造物を焼失した。1959年（昭和34年）から1974年（昭和49年）にかけて、本殿・幣殿・拝殿・神楽殿・社務所などを再建。1998年（平成10年）と、御鎮座1500年の年となる2011年（平成23年）に大改修工事を行い現在に至る。境内には6つの末社と1つの摂社が鎮まり、こちらも参拝できる。