居木神社
東京都/品川区
居木神社
厄除け・商売・子授けなどに御利益がある社
JR大崎駅から徒歩約3分の場所に鎮座する「居木神社」。閑静な住宅街にある緑豊かな社は、古くから地域を守り人々から愛され続けている。日本武尊(やまとたけるのみこと)をはじめ9柱の御祭神を祀り、厄除け、開運招福、八方除け、病気・怪我平癒、子授け、安産、試験合格、就職、出世、商売繁盛、交通安全などさまざまな御利益を求めて多くの参拝者が訪れる。都心にありながら風そよぐ心地良い境内は地元の人々の癒やしの場と親しまれ、毎年8月に行われる例大祭の盛り上がりは地域の夏の風物詩となっている。

- 創建の年代は不明だが、「雉子ノ宮」と称され現在の山手通り居木橋付近(武蔵国荏原郡居木橋村)に祀られていた。
- 江戸時代初期、度重なる目黒川の氾濫による水害に悩んだ村民一同が、思案の末に現在地の品川区大崎に奉遷した。
- 村内に祀られていた4社を配祀して「五社明神」と号していたが、1872年(明治5年)に現在の「居木神社」と改めた。
宮司
森田 義巳
2015年(平成27年)居木神社宮司に就任。地域の防災イベントを牽引し、地域の小学校で雅楽教室や祭りの授業を毎年実施するなど精力的に活動する。
旅路に刻まれる和の印影
月ごと、季節ごと、祭事・行事の限定御朱印が頒布される。種類もさまざまあり、巫女のデザインによる可愛いスタンプが押されたものや、多色エンボス箔のセンサリーなものなどアイデア満載。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
開催月 | 行事 | 時間 |
---|---|---|
毎月1日 毎月15日 |
月次祭
皇室の弥栄(いやさか)と国の平安、氏子崇敬者の繁栄を祈る。 |
7:00 |
1月1日 |
歳旦祭
一年の最初の祭りで、新年を祝い国の弥栄(いやさか)と平安、世界平和を祈る。先着500名の参拝者に福種銭が授与され、全員に樽酒が振る舞われる。 |
0:00 |
1月3日 |
元始祭
皇室の弥栄(いやさか)と国家繁栄を祈る。 |
12:00 |
1月15日 |
どんど焼き
正月のしめ飾りを下ろし、御浄火にて焼く神事。参拝者には鏡餅をおろしたお汁粉が振る舞われる。 |
10:00 |
2月 |
節分祭(追儺行事)
立春を迎える前夜祭行事として、鬼打ち豆をまき、旧冬を送り去る節分の鬼祓い行事を行う。一陽来復・立春大吉を祈願する神事。 |
18:00 |
2月11日 |
紀元祭
建国の祖、第1代神武天皇の御即位の日を国の誕生日として祝い、国家安泰を祈る。 |
6:00 |
2月11日 |
建国記念の日奉祝パレード
「日本の建国を祝う会」主催による建国記念の日奉祝パレードが、表参道、明治神宮で行われ、神社として参加。 |
10:00頃~12:00 |
3月 第1日曜日 |
稲荷神社・厳島神社例大祭(春まつり)
稲荷神社・厳島神社の例祭。五穀豊穣・商売繁盛・産業発展に御神徳を賜る稲荷大神様、福徳円満・蓄財・土地の発展をお守りくださる弁財天様に感謝の祈りを捧げる。 |
14:00 |
5月下旬 |
一心泣き相撲大崎春場所
赤ちゃんの健やかな成長と健康を祈願する行事。大相撲力士が赤ちゃんを抱いて土俵に上がる。 |
|
6月30日 |
夏越大祓(茅の輪くぐり神事)
上半期の罪けがれを形代に託して祓い清める。罪けがれや厄災を祓い生命力を強める行事として、古式にのっとり「茅の輪くぐり」神事が執り行われる。 |
18:00 |
7月上旬 |
大祓形代流し行事
形代を水に流し罪やけがれを祓い清めて、災難を防ぎ幸福を祈る神事。 |
|
7月下旬 |
納涼祭(盆踊り大会)
地域町会・自治会主催による盆踊り大会。境内には町会による模擬店が立ち並ぶ。 |
|
8月25日 |
例大祭
8月25日前後の金・土・日曜日に開催する一年に1度の大祭。広大なる御神徳を讃え日頃の御神恩に感謝の誠を捧げる。金曜日に宵宮祭、土曜日に例祭(大祭式)、日曜日に御神幸渡御祭(宮神輿渡御)が行われる。 |
|
10月上旬 |
一心泣き相撲大崎秋場所
赤ちゃんの健やかな成長と健康を祈願する行事。大相撲力士が赤ちゃんを抱いて土俵に上がる。 |
|
11月15日 |
七五三詣
3歳と5歳、そして7歳の子どもの成長を喜び、将来の御守護を祈願する。 |
|
11月23日 |
新嘗祭
新穀を奉献し、五穀豊穣・報恩感謝の祈りを捧げる。 |
18:00 |
12月31日 |
年越大祓 除夜祭
過ぎ行く一年の罪けがれを形代に託して祓い清め、すがすがしい心で新年を迎える。新年を迎える準備が整ったことを奉告・祈願し、古い御神札・お守りなどを焚き上げる。 |
20:00 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
日本武尊をはじめ9柱の御祭神を祀る
創建の年代は不明だが、江戸時代後期の「新編武蔵風土記稿」によると、武蔵国荏原郡居木橋村(現在の山手通り居木橋付近)に位置し「雉子ノ宮」と称されていた。度重なる目黒川氾濫の難を避けるため、江戸時代初期に現在地に奉遷。その際村の4社を配祀して「五社明神」と号した。1872年(明治5年)社号を現在の「居木神社」と改め、1896年(明治29年)および1909年(明治42年)には、「稲荷神社」「川上神社」「本邨神社」の3社6座を合祀。主祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)、高龗神(たかおかみのかみ)・大國主命(おおくにぬしのみこと)・倉稲魂命(くらいなたまのみこと)・天兒家根命(あめのこやねのみこと)を配祀し、菅丞相(かんのじょうしょう)・手力雄命(たぢからおのみこと)・淀姫命(よどひめのみこと)・大山咋命(おおやまくいのみこと)を合祀。
社殿
戦後の焼け跡から復興した優美な社殿
1933年(昭和8年)9月に、氏子の崇敬熱意による本殿新築と境内整備が竣工。しかしその荘厳を極めた社殿や樹木は、大東亜戦争末期の戦火により焼失してしまう。御祭神は留守を預かっていた氏子と神職が命がけで守ったことで災禍を免れた。以来氏子崇敬者による再建計画が進み、1978年(昭和53年)3月3日に竣工、同6月10日に正遷座祭が斎行された。現在、境内では江戸時代の石像物を見ることができる。北側参道の鳥居と末社御手洗の鉢はいずれも1792年(寛政4年)に、石燈籠は1845年(弘化2年)に奉納されたもの。また末社の「厳島神社」は品川区指定有形文化財、拝殿前の石段の横手にある溶岩積による富士塚は、しながわ百景に選定されている。
例大祭
伝統文化を次世代へつなぐ地域の絆
江戸時代の「元禄郷帳」に「居木橋の石高は230石余、72戸で頭屋(年番)による運営がなされ、郷土の崇敬は篤く祭事は盛んで特に里神楽を催し、秋の大祭には他村よりの参詣も多く社頭は大変賑わった」と記されている。そのにぎわいは現在も続いており、毎年8月に開催される例大祭は多くの人で盛り上がりを見せる。宮神輿の渡御が「チョイナ、チョイナ! オイサ、オイサ!」の掛け声のなか大崎の街を練り歩く姿は、地元の夏の風物詩。神輿のわらび手にくくり付けられた“大拍子”と呼ばれる締め太鼓と、俗称“トンビ”といわれる篠笛による品川拍子のお囃子に合わせ、威勢良く時には静かに神輿を揺すって、集まる人々を熱気の渦へと誘い込む。この特徴ある担ぎは“城南担ぎ”や“チョイチョイ担ぎ”と呼ばれ、古くから地域に馴染み親しまれている。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。


夏詣そして納涼祭盆踊り
威勢の良い神輿の熱気


赤子の力強い泣き声響く
七五三詣でにぎわう季節


新しい年にそれぞれ願う
祈 無病息災・除災招福


- 住所
- 東京都品川区大崎3丁目8-20
- アクセス
- [車]首都高速道路2号目黒線荏原出入口より約6分 [電車]JR各線・東京臨海高速鉄道りんかい線大崎駅より徒歩約3分、東急電鉄東急池上線大崎広小路駅より徒歩約6分
- 公式HP
- https://irugijinjya.jp/
- TEL
- 03-3491-7490旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 03-3494-0749
- 営業時間
- 授与所:9:00~17:00、ご祈祷受付:9:00~16:15※参拝は24時間可
- 定休日
- 無休
- 料金
- 参拝無料
- 駐車場
- 6台

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