快神社
徳島県/徳島市
快神社
病気平癒の御利益が高い地元に愛される神社
徳島県徳島市南佐古に鎮まる「快神社」。子授け、病気平癒の神社として永く地域に親しまれている。創建は明らかではないが、江戸時代に岡山県玉野市に鎮座する快神社から勧請された。またその頃から阿波国学を継承する場としての役割も持ち、多くの国学者が通ったといわれている。近年、感染症の収束を祈念し、疫病退散の御利益がある妖怪アマビエを迎え、アマビエがデザインされた可愛い御朱印も人気。御朱印にはデジタル情報が受け取れるようNFCチップが張られるなど、未来へ向けた取り組みでも注目されている。

- 近世以前、流れ着いた不思議な丸太から出てきた高貴な方を祀ったのが始まりとされる、岡山県の快神社から勧請された。
- 江戸時代、神社は学問の場としての役割も持ち、阿波国学を次の時代に継承すると国学者たちから注目されていた。
- 御朱印の裏にNFCチップを張ることでデジタル情報を受け取れるなど、IT技術を取り入れた経営で歴史を創造する。
宮司
山下 釈道
国学院大学と高野山大学を卒業し、神仏両道を学んだというめずらしい経歴の宮司。日本文化を大切にするとともに、新しい文化を取り込んでいるという。
旅路に刻まれる和の印影
従来から親しまれる手書きによる御朱印はもとより、御朱印の裏にNFCチップを張り、デジタル情報を受け取れるなどデジタライゼーションに取り組んでいる。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
開催月 | 行事 | 時間 |
---|---|---|
1月1日 | 歳旦祭 | |
1月3日 | 元始祭 | |
2月3日 | 節分祭 | |
4月8日 |
例大祭
旧暦の4月8日に開催。 |
|
6月30日 | 夏越大祓 | |
10月15日 | 新嘗祭 | |
12月31日 | 年越大祓 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
阿波国学を継承し地域に親しまれる神社
古くから子授けや病気平癒の神社として地域に親しまれてきた快神社。創建は明らかではないものの、江戸時代に岡山県玉野市に鎮まる同名の快神社から勧請された。岡山県では江戸時代中期に天然痘が流行した際、快神社詣をすると快方に向かうと信じられ、参拝者が大勢訪れたとの伝承が残っており、薬品も流行。徳島県では江戸時代から明治時代にかけて国学研究が盛んになり、快神社も岡山県の伝承に倣い、学問や文化の中心的な役割を果たしていった。また神社には古くから地域の人々が集まり、祭りや神事を通して結束を深めており、心のよりどころになるとともに神道や歴史の学びの場ともなっていた。そのため多くの国学者に阿波国学継承の神社としても親しまれ、神社が持つ歴史的背景や精神的価値が後世へと受け継がれていった。
社殿
季節ごとに花々が彩る飛び地の境内
数十年前までは木造建築の神社であったが、先代宮司の時に鉄筋コンクリート建ての拝殿になった。一見コンパクトな神社だが、境内が飛び地になって広がっており、高台からの絶景ポイントや、江戸時代の蜂須賀家の家老である賀島家の別荘地、眉山山頂付近の山神の社といった見どころが多く点在している。足腰に自信のある参拝者は、ぜひ散策しながら訪れてみよう。拝殿が立つ境内には季節の花が咲き誇り、さらにライトアップや装飾で華やかに彩られ、地域の人々からは、親しみを込めて“おこころよしさん”との愛称で呼ばれている。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。


夏ならではの風景
ひまわりのアーチ


色づくもみじの花手水
落ちない柿の実


枯れ木の美
雪化粧


- 住所
- 徳島県徳島市南佐古七番町8-12
- アクセス
- [車]高松自動車道板野ICより約25分 [電車]JR徳島線蔵本駅より徒歩約16分
- 公式HP
- https://kokoroyoshijinja.com/
- TEL
- 090-5143-8951旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- 営業時間
- 参拝:0:00~24:00※24時間、社務所:10:00~17:00
- 定休日
- 不定休※詳細はGoogle map参照
- 料金
- 詳細は要問合せ
- 駐車場
- 8台

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境内を華やかに彩る