生玉稲荷神社
愛知県/名古屋市守山区
生玉稲荷神社
衣食住をつかさどる守護神を祀るお稲荷様
名古屋鉄道小幡駅から徒歩約13分の場所に佇む、お稲荷様では名古屋地区最大級の「生玉稲荷神社」。創建は1200年頃とあり、生きるために欠かせない衣食住をつかさどる稲荷五社大明神を祀る。また人と人との縁や取り引きの縁など、現世すべての縁を取り持つ守護神で、さらに道案内の神様であり旅行安全、交通安全を守護、ひいては人の一生を導く神として人々の暮らしに深く関わり、広く崇敬を集めている。江戸末期には「小幡稲荷」とも呼ばれたが、1879年(明治12年)に現在の「生玉稲荷神社」となった。

- 小幡城主であった織田氏の一族、織田源三郎赤千代(信長の甥)が、天正時代初期にこの社を城内守護神として奉祀した。
- 徳川家康が小牧・長久手の戦いのために犬山城から長久手へ向かう道中で、家臣がこの稲荷の霊験著しさを言上する。
- 大東亜戦争の大空襲によりほぼ全焼したが、総代会や崇敬者の尽力により、1974年(昭和49年)5月に現在の社殿を竣工。
宮司
いくたま さん
「神は人の敬によりて威を増し、人は神の徳によりて運を添ふ」。この、神様と人は一方通行ではなく互いが互いを高め合う存在であるという言葉を大切にしている。
旅路に刻まれる和の印影
正月の三が日は、毎年限定の御朱印も頒布される。数量限定のため、早めの参拝がおすすめ。繁忙期は、書き置きのみとなる。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
開催月 | 行事 | 時間 |
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毎月1日 | 月次祭 | |
1月1日 | 歳旦祭 | |
2月11日 | 厄除祭と左義長 | |
3月 第2日曜日 | 初午大祭 | |
5月 第2日曜日 5月 第3日曜日 5月 第4日曜日 |
人形供養祭
第2、第3、第4いずれかの日曜日 5月以外も受付期間がある。要問い合わせ。 |
|
8月2日 | 夏越しの大祓・茅の輪くぐり(夏祭り) | |
9月下旬〜11月下旬 | 七五三詣り |
過去の物語を辿る
由来、由緒
多くの参拝者が訪れる風土に根付く稲荷神社
創建は明らかではないものの、社伝によると1200年頃とされる。天正時代初期、小幡城主であった織田氏の一族、織田源三郎赤千代(信長の甥)が、この社を城内守護神として奉祀。1584年(天正12年)4月、徳川家康が小牧・長久手の戦いのために犬山城から長久手へ向かう際、その道中にある小幡城主織田源三郎方に1泊するが、その時家臣がこの稲荷の霊験著しさを申し述べ、稲荷山の竹で旗竿を作り献上したところ、家康は大いに喜んだとされる。また軍用のぼりに文書を付し、信仰の誠を記したと伝えられている。江戸末期には「小幡稲荷」とも呼ばれたが、1879年(明治12年)に現在の「生玉稲荷神社」となり、人々の篤い信仰とともに風土に根付き、今日に至るまで親しまれ続けている。
社殿
お稲荷様では名古屋地区最大級の神社
1650年(慶安3年)9月の大洪水により、社殿を流失しながらも再建。しかしその後も幾度にもわたって改修、造営を行っている。やがて大東亜戦争の大空襲によりほぼ全焼したが、総代会や崇敬者の尽力により、1974年(昭和49年)5月に現在の社殿を竣工した。本殿向かって一番左のずらりと並んだ朱色の鳥居をくぐり抜けると、別世界のような空気が漂う場所が広がる。以前池だった場所にある「弁天社」では、運が良ければ白蛇に出会えるかも。さらに進んだ「奥の院」の裏の祠(ほこら)は、“お稲荷さんのお導き”といわれ、無くし物やいなくなった人の居場所を尋ねると教えていただけるという言い伝えがあり、境内でも一番のパワースポットだといわれている。今ではお稲荷様としては名古屋市内最大級の稲荷神社となり、地元だけでなく広く参拝者に親しまれている。
- 住所
- 愛知県名古屋市守山区小幡中3丁目13-44
- アクセス
- [車]名古屋第二環状自動車道小幡ICより約5分 [電車]名鉄瀬戸線小幡駅より徒歩約13分
- 公式HP
- http://www.ikutama.or.jp/
- TEL
- 052-791-5526旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- FAX
- 052-791-5761
- 営業時間
- 9:00~17:00※変動の可能性あり
- 定休日
- 不定休
- 料金
- 参拝無料
- 駐車場
- 30台

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