鏑八幡神社
岩手県/花巻市
鏑八幡神社
勝負運と成功勝利を授かる歴史ある社
岩手県花巻市東和町土沢に鎮座する「鏑八幡神社」。勝負運・成功勝利・商売繁盛などの御利益で知られる由緒ある神社で、創建は康平年間(1058~1065年)頃と伝わり、源義家公が12本の鏑矢を立て、太刀、願文と併せて奉納し戦いに勝利したことが社の起源とされる。その由縁にちなみ「十二ヶ鏑矢村」と名付けられたこの地は、のちに「十二ヶ村」と改められ、神社の歴史は地域とともに受け継がれてきた。現在の本殿が1711年(正徳元年)に再建されたことを祝う町内の神輿渡御も、この年から行われている。

- 戦いの神として知られる誉田別命(ほんだわけのみこと)を祀る、勝負運・成功勝利の御利益がある神社。
- 武運だけでなく芸能や芸事にも霊験あらたか。技芸や音楽、弁舌の神としても信仰され、芸道を極めたい人々が祈願に訪れる。
- 御利益にちなみ彩りあふれたお守りが用意されている。鮮やかな色調はそれぞれの願いを象徴し、持つ人に力を授けるとされている。
旅路に刻まれる和の印影
花巻にゆかりのある宮沢賢治の童話などをモチーフに、宮司がその月のイメージでデザインしている。「クリア御朱印」「切り絵御朱印」、季節を意識した「偶数月御朱印」などお洒落で美しい御朱印が揃う。
七五三
お宮参り
縁結び
縁切り
金運
商売繁盛
厄除け
無病息災
安産祈願
合格祈願
交通安全
子宝
芸能
恋愛成就
五穀豊穣
家内安全
学業成就
病気平穏
開催月 | 行事 | 時間 |
---|---|---|
1月1日 | 元旦祭 | |
1月15日 | 焼納祭 | |
2月11日 | 紀元祭 | |
3月 第3日曜日 | 秋葉山鎮火祭 | |
6月30日 | 大祓祭 | |
9月 第3金曜日 | 宵宮祭 | |
9月 第3土曜日 | 例大祭 | |
11月23日 | 新穀感謝祭 | |
12月14日 | 年越し祭 | |
12月31日 | 除夜祭 |
過去の物語を辿る
由来、由緒
12本の鏑矢に込められた戦勝祈願の歴史
創建は康平年間(1058~1065年)頃といわれる。源頼義・義家公父子が朝廷の命を受け、当時の奥州を治めていた安倍氏討伐のためにこの地へ進軍。その際、源義家公は戦勝を祈願して、神聖な砂を敷いた地に白羽の鏑矢を立て、八幡神の御霊を宿したと伝えられている。また従臣たちもこれに従い12本の鏑矢を立て、太刀、願文と併せて奉納し、ともに勝利を願い見事安部氏を平定する。源義家公はこの地に社殿を建立し、これが鏑八幡神社の始まりとされる。この由緒にちなんで、この地域の村名を「十二ヶ鏑矢村」としたところ、1667年(寛文7年)に巡検使(幕府の役人)から「名が長すぎる」といわれ、「十二ヶ村」へと改名。1870年(明治3年)4月の「十二ヶ村戸籍」に、初めて「鏑八幡神社」の名称を見ることができる。武将たちが願いを託したその御神徳を、ぜひ感じてみてほしい。
社殿
勝負事・芸事の神を祀る神殿
現在の「鏑八幡神社」本殿は、1711年(正徳元年)に再建した一間社流造で、1989年(平成元年)に花巻市(旧東和町)の有形文化財に指定されている。主祭神に戦いの神、また芸事や勝負事に御利益のある神として信仰される誉田別命(ほんだわけのみこと)を祀り、厳かな雰囲気の空間に歴史と神聖なエネルギーが息づく。ビジネス、スポーツ、芸能、芸事など、あらゆる勝負事に挑む人々が、成功と繁栄の祈念を捧げに訪れており、心を落ち着けひたむきな思いを神前に届けることで、神の御加護を実感できているだろう。ここは歴史の重みを感じさせる社殿そのものが、参拝者に新たな挑戦への勇気と希望を与えてくれる場所となっている。
寺社の境内に広がる四季折々の美しい風景と、自然の移ろいをご紹介します。


夏詣
涼風に乗せる願い


「鏑八幡神社」
例大祭


静寂に包まれ
願いは深く


- 住所
- 岩手県花巻市東和町土沢5区169
- アクセス
- [車]釜石自動車道東和ICより約3分 [電車]JR釜石線土沢駅より徒歩約11分
- 公式HP
- https://kaburahachiman.com/
- TEL
- 0198-42-4333旅色を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- SNS
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 不定休
- 料金
- 詳細は要問合せ
- 駐車場
- 15台

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