【関東】春から夏にかけて行われる音楽フェス10選

【関東】春から夏にかけて行われる音楽フェス10選

音楽

2023/10/05更新

音楽が好きな人にとって、夏に行きたくなるのが「音楽フェス」ではないでしょうか。フェスといえば、夏のイメージがありますが、実は春に開催されているイベントもたくさんあります。多彩なアーティストが集まり、観客とステージが一体となって盛り上がるため、会場の熱気に包まれテンションも最高潮に! 出演するアーティストはさまざまなので、好きなアーティストを目的に行くのはもちろん、新しい音楽と出会うきっかけ作りにもなります。

2023年も関東では、それぞれ特徴をもったフェスが開催されます。東京を中心に、関東で開催されるフェスを10選集めましたので、どれに行こうか迷っている方は参考にしてみてください。

大きく2種類に分けられる音楽フェス

音楽フェスには、「野外フェス」と「室内フェス」の大きく2種類があります。野外フェスは、広大な公園や緑豊かな自然に囲まれたロケーションで行われることが多く、開放感も抜群です。夏は日焼け対策、冷感グッズなどを準備し、熱中症の万全な備えが必要です。また、服装選びのポイントは身軽な動きやすいもので、着替えも忘れずに持って行きましょう。
一方、室内フェスは都市部で行われているものが多く、アクセスも良好です。地方からも行きやすい立地となるため、観光と合わせて訪れる人も多いとか。夏の日差しや熱中症、悪天候などの影響を受けることがないのもうれしいポイントです。
今回は野外型、室内型、どちらのフェスもご紹介しますので、ご自身の好みのスタイルを探してみてください。

【東京都/新木場・若洲公園】TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2023

海に近いロケーションで開放感あふれるステージを提供!

2013年に東京で誕生した通称「メトロック」。10周年を迎えた2022年に続き、2023年も東京&大阪の2会場で開催されます。出演するのは、最新アルバム「アンサンブル・プレイ」で注目を集めたCreepy Nuts(クリーピーナッツ)や、テレビアニメ「SPY×FAMILY」のエンディングテーマを担当しているyama(ヤマ)、Vaundy(バウンディ)、Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)などの豪華アーティストたち。都心でありながらも海に近いロケーションで、開放感あふれるステージを提供し、楽しめます。

【東京都・日比谷野外大音楽堂】若者のすべて#04 -YOUNG, ALIVE, IN LOVE MUSIC-

新しいバンドとの出会いに期待が高まる

2023年で4回目となる今回の会場は、2022年と同じく「日比谷野外大音楽堂」です。出演するのは、ライブで一体となって全力で楽しめるパフォーマンスが武器の3ピースバンドChilli Beans.、作詞作曲編曲全てをボーカルの谷口喜多朗が担当し、文学的な歌詞世界を表現するTeleなど、これからのJ-POPシーンを担うであろう若手アーティストたちです。桜の季節に、新しいバンドとの出会いに期待が高まります。この機会に、まだ観たことのないバンドも楽しんでみるのもいいですね。

【千葉県・ZOZOマリンスタジアム / 幕張メッセ】SUMMER SONIC 2023

ⒸSUMMER SONIC

関東と関西で同時開催! 大規模音楽フェス“サマソニ”

通称“サマソニ”で知られる「サマーソニック」は、関東と関西で同時開催する大規模音楽フェスです。今年はブラーとケンドリック・ラマーが各日のヘッドライナーを務めます。また、フォール・アウト・ボーイやリアム・ギャラガーなど錚々たる面々が海外から集います。国内アーティストとしてはYOASOBIやマカロニえんぴつなど、多彩な顔ぶれでフェスを盛り上げます。新たな音楽体験を求める人々にとって、関東・関西の両地域で同時に開催される「サマーソニック」は、見逃せないフェスのひとつと言えるでしょう。

【千葉・千葉市蘇我スポーツ公園】JAPAN JAM 2023

ゴールデンウィークを盛り上げる野外フェス

2010年にスタートした「JAPAN JAM」は、毎年ゴールデンウィークに開催される野外ロックフェスティバル。2023年は、対面する2つの巨大なステージに加え、新たに第3ステージが設置されます。

出演するのは、新曲「まぶた」のリリースで注目を集めるVaundy(バウンディ)や、映画『スクロール』の主題歌として「怪物たちよ」を書き下ろしたSaucy Dog(サウシードッグ)など幅広い世代から人気を集めるアーティストたち。熱く盛り上がるステージからは目が離せません!

【千葉・幕張メッセ国際展示場】POP YOURS 2023

過去開催の様子 kZm

過去開催の様子 STUTS

国内最大規模のヒップホップフェスティバル

音楽フェス「POP YOURS」は、“2020年代のポップカルチャーとしてのヒップホップ”をテーマにした国内最大規模のヒップホップフェスティバルです。初開催となった2022年は、 2日間合わせて37組ものヒップホップシーンをにぎわせる国内アーティストたちが幕張メッセに集いました。2日間合計で約16,000人の観客を動員し、会場は熱気に包まれました。2023年は、ヘッドライナーのBAD HOP、Awichをはじめ、梅田サイファー、Tohji、STUTSらが会場を盛り上げます。

【埼玉・秩父ミューズパーク】LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2023

豊かな自然の中で上質な音楽を体感

「ラブ シュプリーム ジャズ フェスティバル」は、2013年にイギリスでスタートし、毎年7月に開催されているヨーロッパ最大規模の野外ジャズフェスティバル。日本には2022年に初上陸し、埼玉県「秩父ミューズパーク」の開放的な空間で、豪華アーティストたちが熱いパフォーマンスを繰り広げました。

2回目となる本年も、秩父ミューズパークで実施。秩父市は関東屈指のパワースポットとしても有名、開催月には芝桜も満開の時期。初夏の風や新緑の空気を感じながら、上質な音楽を体感しましょう。

【埼玉県・県営狭山稲荷山公園】ハイドパーク・ミュージック・フェスティバル2023

フェス歴史に刻まれるであろうワンシーンは見逃せない

かつて「ハイドパーク」という名称で2005年と2006年に行われた野外音楽フェスです。1970年代初頭、アメリカのジョンソン基地のハウジングエリアであるハイドパーク周辺には、アメリカ文化に憧れる若者たちが移り住みました。そこで生まれた独自の日本語ロックとアートを次世代に繋げていこう、そして緑豊かな公園の木々を守っていこうと、始めたのがこちらのフェスです。2023年、17年ぶりの再会に期待が高まります。フェス歴史に刻まれるであろうワンシーンをぜひ目に焼き付けたいですね!

【山梨県・山中湖交流プラザ きらら】SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2023

photo by AZUSA TAKADA

富士山と山中湖畔を望むロケーションで音楽と一体に

標高約1,000mに位置し、世界文化遺産・富士山と山中湖畔を望む自然豊かなロケーション「山中湖交流プラザ きらら」で開催されるのは、SPACE SHOWER主催の野外音楽フェス「SWEET LOVE SHOWER 2023」。1996年に日比谷野外音楽堂からスタートし、“ラブシャ”の愛称でロックファンから親しまれています。新型コロナウイルスによる感染症拡大の影響により、3年ぶりの開催となった2022夏は、総勢54組のアーティストがそれぞれ想いを込めた音楽を大自然に響かせ、3日間で合計6万人の観客を熱狂の渦に包みました。2023年の出演者にも注目したいですね。

【千葉・幕張メッセ国際展示場】ツタロックフェス2023 supported by Tポイント

アーティストたちのパワーと躍動感を体中で体感しよう

2018年より開催されている「TSUTAYA」発の音楽フェス「ツタロックフェス」。日本の音楽カルチャーを代表する選りすぐりのバンドが会場を熱気に包みます。2023年は、日本のロックシーンを代表する[Alexandros] や、文学的で独特の世界観で魅せる羊文学、ほかにも神はサイコロを振らないや、04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)ら豪華アーティストが集結。生のライブならではのアーティストたちのパワーと躍動感を、体中で体感しましょう!

【千葉・幕張メッセ国際展示場】SPEEDSTAR RECORDS 30th Anniversary 『LIVE the SPEEDSTAR』 supported byビクターロック祭り

音楽愛溢れるスペシャルな音楽フェス

2023年の「ビクターロック祭り」は、日本のロック・ポップスを代表する音楽レーベル「スピードスターレコーズ」の設立30周年を記念する、スペシャルな音楽フェスです。所属アーティストが一堂に集結し、熱いライブパフォーマンスを披露します。出演者には、星野源や斉藤和義、くるりなど豪華アーティストがラインナップ。「音楽を愛し、アーティストを愛し、そして楽しむ」というレーベルのポリシーに基づく、音楽愛溢れるイベントに期待が高まります。

終わりに

ライブと違い何組ものアーティストが出演するため、知らなかったアーティストと出会えるのもフェスの大きな魅力です。また、さまざまなアーティストのファンが幅広い世代で集まり、会場に一体感ができる空間はフェスならでは。この春夏は、音楽を通してとっておきの思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま