1泊2日でいく
龍郷町の大自然と遊ぶ 世界遺産の島旅へ

1泊2日のRefresh Trip 龍郷町[鹿児島県]

公開日2021.09.27
1泊2日でいく
龍郷町の大自然と遊ぶ 世界遺産の島旅へ

2021年7月、世界自然遺産に登録された奄美大島。なかでも龍郷町は穏やかな海に囲まれ中央に山が連なる自然豊かな町です。自然に触れ合い、奄美の味覚を満喫する旅に出かけましょう。

写真/藤原晋介 文/西 倫世

TIME SCHEDULE

1日目

11:45

「けいはん ひさ倉」で奄美名物"鶏飯”に舌鼓

車で約3分

13:00

「大島紬村」で、泥染体験

車で約3分

15:00

「ハートロック」を見学

徒歩で約15分

15:30

「La Fonte」でスイーツを食べて一休み

車で約20分

16:30

「加世間峠」で絶景を目の当たりに

車で約30分

18:30

「安木屋場集落~円集落」の夕陽に癒される

車で約30分

宿泊先へ

2日目

09:30

「奄美自然観察の森」で植物、野鳥などを散策

車で約15分

12:00

「番屋」で魚介料理を堪能

車で約10分

13:15

町田酒造で奄美黒糖焼酎をお土産に購入

車で約10分

14:30

奄美空港へ

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1st DAY /

11:45

「けいはん ひさ倉」で
奄美名物の鶏飯に舌鼓

自分でご飯をよそい、具材を好きにのせて食べるスタイルが楽しい。けいはん1,100円。

奄美を代表する郷土料理・鶏飯の専門店。ご飯に細かく裂いた鶏肉と錦糸卵、パパイヤの漬物、しいたけ、タンカンの皮、薬味など、さまざまな具材をのせ、丸鶏を煮込んだスープをたっぷり注いでいただきます。自家養鶏所でエサにこだわり、放し飼いで育てた地鶏を使っているため、あっさりしながらコクのある黄金色のスープに仕上がるそうです。

弾力ある食感が楽しい、とりさし550円もおすすめ
豚足塩焼き400円も、箸でくずれるほどのやわらかさ

DATA
住所/大島郡龍郷町屋入516
電話/0997-62-2988
時間/11:00~20:30、水・木 11:00〜16:00
定休日/不定休

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車 約3分
13:00

植物庭園内にある
「大島紬村」で泥染体験

1300年もの歴史がある奄美の伝統工芸品、“本場奄美大島紬”。手で紡いだ絹糸を泥染めした織物で、光沢のあるなめらかな質感が特徴です。ここ「大島紬村」では、大島紬の生産工程の見学、泥染め体験、織り体験などが可能。1万5000坪もある亜熱帯植物庭園の中にあるため、ハイビスカスやブーゲンビリア、野鳥なども目にすることができます。

DATA
住所/大島郡龍郷町赤尾木1945
電話/0997-62-3100
時間/9:00~17:00
定休日/年末年始
入場料/550円
泥染め体験/1,320円~

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車 約3分
15:00

恋愛のパワースポット
「ハートロック」へ
願掛けに

干潮のときにだけ姿を現す潮だまりがハート型ということから人気に。恋愛のパワースポットとして話題になり、写真を撮影して携帯電話の待ち受けにすると恋が叶うという噂も。ハートがきれいに見えるのは潮位80㎝以下の干潮時、前後1時間ほど。干潮時の潮位や時刻は気象庁の潮見表を見ればわかるので確認してから向かいましょう。

DATA
住所/大島郡龍郷町赤尾木1346−1

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徒歩 約15分
15:30

農園直営のジェラテリア
「La Fonte」でひと休み

ダブル480円(テイクアウト470円)、トリプル620円(同610円)。写真はいちごシャーベット、パッションフルーツ、真塩(マシュ)のトリプル

自家農園で育てたフルーツやノンホモ牛乳、奄美産の黒糖や海塩などを使った手作りジェラートのお店。フレーバーは毎日10種登場し、そのうち2~3種が日替わり。香料、着色料を使わず、素材そのものの味を大切にしているため、フルーツのフレーバーは果実をそのまま食べているかのようなフレッシュ感があります。

さとうきび畑の真ん中にオープン。今年10周年を迎える人気店

DATA
住所/大島郡龍郷町赤尾木1325-3
電話/0997-62-3935
時間/11:00~17:00
定休日/火曜日

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車 約20分
16:30

2つの海が同時に見渡せる絶景スポット
「加世間峠」

西海岸、東海岸と“2つの海が見える丘”として有名な加世間峠。頂上付近まで行くと、この2つの海を同時に見渡すことができる贅沢なロケーションです。上から見るとくびれて見える場所は赤尾木集落。両サイドにある海岸は徒歩10分程度で行き来できる距離だそう。海だけなく島の地形を見るのも楽しい時間です。

DATA
住所/大島郡龍郷町赤尾木

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車 約30分
18:30

「安木屋場」から
「円」の海岸で
暮れゆく夕陽を眺める

美しいサンゴ礁が広がり、ウミガメの産卵地としても知られている安木屋場海岸。砂浜は砂の粒子が細かくサラサラしているので、裸足で散歩をしながら日暮れを待つのもいいかもしれません。安木屋場集落から円集落にかけては、美しい夕陽が眺められる場所としてとても人気です。オレンジ色の太陽が溶けるように水平線に沈んでいく様子はなんとも神々しく、感動するはず。

DATA
住所/大島郡龍郷町安木屋場~円

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ここでしか見られない特別なサンセット

かがんばなトンネル
“龍の目”

円集落の県道にあるトンネルで見られる特別な光景。春分・秋分の日前後数日間だけ、トンネルに夕陽がすっぽり入り、大きな龍の目が光っているように見えるため、夕陽の名所として人気に。人工物と自然が織りなす偶然の産物です。

DATA
住所/大島郡龍郷町円

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ハートのオブジェ

安木屋場海岸付近にある新しいフォトスポット。地元の方が新名所とするべく作った意欲作だそうで、夕陽の位置にあわせて先端のハートを回転させることができます。

DATA
住所/大島郡龍郷町安木屋場

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2nd DAY /

09:30

朝の「奄美自然観察の森」で植物、野鳥を眺めながら森林浴

奄美群島国立公園第1種特別地域の指定を受けた、広大な自然公園。平均樹齢が80~100年の巨木が生い茂り、奄美固有の植物や野鳥、昆虫なども多く、貴重な生態系が体感できます。夏は昆虫の観察、秋は森林浴、冬から春は早咲きの桜の花見やバードウォッチングに最適。1~5月は天然記念物の瑠璃色の鳥・ルリカケスがいるので探してみて。

奄美大島と加計呂麻島・諸島(瀬戸内町)だけに生息するルリカケス

DATA
住所/大島郡龍郷町円1193
電話/0997-54-1329
時間/9:00~16:00
定休日/なし
料金/入園無料

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車 約15分
12:00

地元漁師が営む「番屋」で鮮度抜群の魚介料理を

海鮮丼は日替わりの一品、みそ汁、漬物付きで1,540円

漁港のすぐそばにある食事処「番屋」。ご主人が現役漁師とあって、魚の目利きは間違いなし。鮮度抜群の魚介料理が味わえます。おすすめは海鮮丼。旬の魚や貝が5~6種と海ぶどうが美しく盛りつけられています。セットのみそ汁はイカ墨を使ったマダ汁。奄美の家庭ではおなじみの郷土料理で、まろやかな甘みとコクがあるやさしい味わいです。

DATA
住所/大島郡龍郷町龍郷8−2
電話/0997-62-2125
時間/11:30~14:00LO、17:00~19:30
定休日/水曜日、日曜日の夜

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車 約10分
13:15

奄美特産の黒糖焼酎を買いに代表的な酒蔵
「町田酒造」へ

奄美群島でしか製造を許されていない黒糖焼酎の代表的な酒蔵。敷地内にある「さとあけショップ」は全銘柄が揃うのでお土産探しにぴったりです。看板商品『里の曙』は、減圧蒸留という手法で沸点を低めに設定することで、芳醇な香りが残り、口当たりがまろやかに。アートディレクター森本千絵さんがデザインを手がけた、『ご縁』など蔵元限定品なども手に入ります。

DATA
住所/大島郡龍郷町大勝3321
電話/0997-62-5011
時間/9:00~15:00
定休日/土曜日・日曜日・祝日
※現在はコロナの影響により酒蔵見学を中止。時期を見て再開予定

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龍郷町[鹿児島県]へのアクセス

東京から
羽田空港

飛行機で約2時間15分

奄美空港

車で約20分

龍郷町
または
羽田空港

飛行機で約1時間45分

鹿児島空港

飛行機で約55分

奄美空港

車で約20分

龍郷町
大阪から
伊丹空港

飛行機で約1時間45分

奄美空港

車で約20分

龍郷町
または
伊丹空港

飛行機で約1時間15分

鹿児島空港

飛行機で約55分

奄美空港

車で約20分

龍郷町
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