信州ジビエ旅03

信州産夏雄鹿ロースのロースト 4,180円

RESTRO RINレストロ リン
渋谷
お肉とワインで季節を感じる贅沢な時間
信州の山で採れたばかりの野菜、瀬戸内海の新鮮な魚、オーナーの小林シェフ自らが狩猟したジビエなど、素材を活かした料理を味わえるフレンチレストラン。店内にある熟成庫には綺麗に血抜きされた美しい赤身の肉が並ぶ。季節ごとの肉の味わいを追求し、旬のものとして楽しんでもらいたいという小林シェフの願いから、仕入れたものはすぐに提供。夏から秋にかけては青く茂った山の葉を餌に育った夏鹿がおすすめだそう。特に雄鹿のロースを丁寧に焼き上げた、信州産夏雄鹿ロースのロースト 4,180円は、シンプルな味付けながら、香ばしさと柔らかさ、ジューシーさのバランスが絶妙で、こちらのスペシャリテとなっている。ワインは信州産やフランス産など赤、白各20種類をセレクト。肉にあった深みのあるしっかりした味のものを中心に取り揃えている。季節を感じながら自然の恵みを存分に味わう、贅沢な時間を過ごしていただきたい。

RESTRO RIN

八ヶ岳から流れる大石川で養殖された信州サーモンでポテトサラダを包んだ前菜、佐久穂産信州サーモンのレアスモーク サラダ仕立て1,870円。標高1,000 mにある養魚場は水温が低く、身が引き締まったサーモンが育つ。オイル漬け、マリネ、スモークにそれぞれ1日かけてじっくりと仕上げた人気メニューだ。

RESTRO RIN

オーナーシェフの小林昌和さんは、狩猟免許を保有。空き時間を見つけては山へ出かけ、そこで狩猟した新鮮な肉がメニューに並ぶことも。さらに、周辺の山で採った桜の木の薪を使用して肉を燻すなど、長野の山の魅力を余すことなく料理で表現している。

RESTRO RIN

新鮮な肉が入った熟成庫や、オーナーが昔仕留めたというたぬきの毛皮など、店内に1歩足を踏み入れた時からジビエの魅力を感じられる仕掛けが満載だ。大きな窓から見える山々を眺めながら自然を感じるひとときを過ごすことができる。

  • 〒390-0811 長野県松本市中央2-20-2
    信毎メディアガーデン 3F
  • 0263-32-8911
  • 11:30〜15:00(LO13:30)、17:30〜22:00(LO20:30)
  • 月曜日、第1、第3日曜日
  • 25席
  • 8,000円~15,000円
  • 松本駅から徒歩10分

RESTRO RIN 外観

Text:Midori Shimokoshi(effect)
Photo:Kotaro Kikuta

次の記事を読む

© Brangista Media Inc.