これまでに北海道や鹿部町を訪れたことはありますか?
札幌やニセコ、函館など、北海道はプライベートでも何度も来たことがあります。冬に訪れるのもいいですし、過ごしやすい5月頃に来るのもいいですよね。鹿部町は初めてでしたが、函館から車で1時間ほどと聞いて、自然の風景が素敵な場所なんだろうなと想像していました。
実際に鹿部町に訪れてみていかがですか?
山の景色と海の景色と、自然の豊かさをたっぷり感じました。夜は星もきれいで。私にとって初雪も楽しめましたし、リラックスして過ごすことができたので2日間が本当にあっという間でした。鹿部町はコンパクトなまちでありながら、そこにぎゅっと魅力が詰まっていて、充実度が高いなと思いました。
今回の旅の始まりは「ひょうたん沼公園」でした。
ひょうたん沼の周辺から駒ヶ岳への抜けが良くて、北海道ならではの広大さを感じましたし、空気もおいしかったです。写真映えする場所ですよね。写真を撮るのが好きなので、つい「カメラで撮ったら」と想像もしちゃいました。ひとり旅もするのですが、カメラがあると撮りたいものが尽きなくて、ひとりでも十分楽しい。ひとり旅の醍醐味は、なんでも自分で決められるのでちょっとわがままな、“自分にわがままな旅”が叶うことです。
ジャケット86,900円(ハウス オブ ロータス|ハウス オブ ロータス ニ子玉川店 03-6431-0917)、カーディガン8,404円(クランク|ハナ ショールーム hana.showroom@hana-korea.com)、タートルニット29,700円(フルマウ|ネクトデザイン 046-876-6403)、イヤリング35,200円(ノムグ https://nomg.jp/)、バッグ31,460円(ミニットミュート|ハナ ショールーム hana.showroom@hana-korea.com)、その他スタイリスト私物
旅の楽しみの一つ、ご当地グルメはいかがでしたか?
「太田食堂」でいただいた天丼、たらこのおいしさを再認識するほどおいしかったです。たらこを天ぷらにすることが珍しいですし、タレと絡んでご飯がすすむ味。どんどん食べたくなるから、気付いたらひと口が思わず大きくなっていました(笑)。ちゃっかり撮影が終わってからも食べ続けて、完食しました! やっぱり食の楽しみは旅に欠かせないですよね。
鹿部温泉で最も歴史のある宿
「鹿部温泉 温泉旅館 鹿の湯」も
素敵でしたね。
エントランスから木の良い香りがして、歴史を感じるクラシカルな内装が素敵でした。昔の記憶が蘇るというか、懐かしさがあるというか、初めて来た場所なのにホッとしました。
ひとり旅もへっちゃらだという佐野さんですが、
ひとり旅の魅力とは?
旅のしおりを作るくらい、しっかり計画を立てる旅も好きですが、ひとりなら行き当たりばったりの旅も好き! 「とりあえず行ってみよう」という気楽さで1日をスタートすると、対応力とか臨機応変さが試されるじゃないですか。それを乗り越えた時にすごく有意義な旅になっている気がするんです。振り返ってみると成長を感じられることもありますし、プラスになることしかないです。ひとり旅をされたことがない方も、一度挑戦してみてほしいですね!
20代からひとり旅をするほど旅好きだそうですが、
年齢を重ねることで旅のスタイルは変わっていきそうですか?
20代の頃は“旅初心者”だったので、いわゆる有名な観光地を巡る元気いっぱいのアクティブな旅が多かったんです。けれど最近は落ち着いてリラックスする旅も好きですし、これからは同じ場所へ2度、3度と旅をすることが増えていくと思うので、そこにどんな新発見があるか……新しい楽しみ方ができそうだなと思っています。おすすめされた中から選ぶのではなく自分で調べるのが好きなので、足で巡って経験値を増やす旅がしたいですね。その土地ならではの土や焼き方を知ることができる陶芸などにも興味があるので、旅先で地元の体験プログラムに参加するのもいいなと思います。
2日目は「道の駅しかべ間歇泉公園」を
満喫しましたね!
間歇泉を初めて見たので「なにこれ〜!」と、驚きのリアクションばかりしてしまいました(笑) 噴水なのかと思ったら自然現象と聞いてさらに驚きでした。その隣には、間歇泉から吹き出した温泉を使った足湯があって、足先が冷えていたのでじんわりと温まって気持ち良かったです。温泉に浸かって、目でも温泉を楽しんで、“温泉のまち”ならではの鹿部町の良さを満喫できました。
コート132,000円(ランバン オン ブルー 0120-370-877)、ベスト13,200円、ハイネックニット12,100円(共にデイシー|デイシー プレスルーム 03-5829-5206)、パンツ25,410円(ミーンデリ|ハナ コリア support@hana-korea.com)、イヤリング15,400円(ランバン オン ブルー|ヴァン ドームヤマダ 03-3470-4061)、バッグ78,800円(カフネ|Cafuné カスタマーサポートセンター shop@ca-fune.com)、その他スタイリスト私物
「しかべ焼き」はいかがでしたか?
優しい味で、ホタテやタコのうま味をしっかり感じました。ずっと飲んでいられるほど出汁がおいしくて、大のお気に入りに。道の駅内にある「鹿部・食とうまいもの館」でお土産探しをしていた時に、「しかべ焼き」で気に入った昆布出汁を見つけたので、購入させてもらいました! これからの時期、お鍋をよく作るので、早速使ってみたいです。
「浜のかあさん食堂」で味わったランチは
いかがでしたか?
たらこが本当においしくて! たらこのなかでも厳選された、特別なものなのでは!? と、感激しました。ひと粒ひと粒が細かくぎゅっと詰まっていて、なめらかな感じ。しかも、一本丸ごとご飯に乗っているのが贅沢ですよね。普段からあんなにおいしいたらこを食べられるなんて、地元の方がうらやましい! もともとたらこ好きでしたが、もっと大好きになりました。
最後に、佐野さんにとって旅はどんな時間か
教えてください。
旅は、自分へのご褒美です。そして、経験値を上げることができる大切な時間。インターネットで簡単に情報は手に入りますが経験は現地に足を運ぶことでしか得られないから、どんどん足を運びたい。同じものを食べるにしても、産地でいただくだけでさらにおいしく感じられます。これからもフッ軽に旅を楽んで、自分のレベルアップをしていきたいと思います。

![[月刊旅色]2026年1月号](https://tabiiro.brimgs.com/book/monthly/202601/images/common/cover.jpg)
