車 約10分


大熊町を「戻りたいと思える、魅力的な場所にしたい」という思いで、「大熊町立大野小学校」をリノベーションして造られたインキュベーションセンター(創業初期の起業家や事業を支援する施設)。ビジターでも利用できる交流スペースには震災後の避難期間の長さを物語る痕跡があったり、かつての教室を利用したりすることもできます。松井さんは「懐かしい。一番後ろの席に座りたかったんだよね~」と、童心に帰って館内を見学していました。
大熊インキュベーションセンター 住所/福島県双葉郡大熊町下野上字清水230
電話/0240-23-7721
時間/9:00〜17:00、土曜日は9:00〜12:00
定休日/日・祝日




撮影の合間に黒板に落書きする松井さん。「左利きだからチョークで字を書くのって難しいんですよね。なに書こうかな~!」と、無邪気な姿がものすごくキュート。編集部内に留めておくのはもったいないので、こっそりお見せしちゃいます。


車 約10分
町内で魚料理といえば「魚定食おしだ」。常磐ものと呼ばれる福島、茨城沖で水揚げされたブランド食材をはじめ、その時期の上質な魚介類が堪能できます。「お刺身がいいのはもちろんですが、店の個性を感じていただけるのは煮魚です」と話す店主・押田さんのおすすめは「煮魚&刺身定食」。ふっくらと炊き上がった煮魚の甘じょっぱさが食欲を刺激します。食べ終える頃には大きな満足感を得られるでしょう。
魚定食おしだ住所/福島県双葉郡大熊町大川原字南平1207-1(大熊町商業施設・おおくまーと内)
電話/050-3695-8713
時間/11:00〜13:00
定休日/金・土・日・祝日



車 約5分



サッカーコート約4面という広大な栽培面積を誇る、直売も行うイチゴの栽培工場。冬から春は「紅ほっぺ」、夏場はケーキ用の「すずあかね」を栽培、「おおくまベリー」として出荷してブランドづくりを進めています。直売所では摘みたてのイチゴのほか、夏秋イチゴを原料としたジャムやセミドライイチゴ、飲むこんにゃくゼリーなどオリジナルの加工品も販売。新鮮そのもののイチゴを口にした松井さんは「おいしい、幸せ!」と笑顔があふれていました。
ネクサスファームおおくま住所/福島県双葉郡大熊町大川原字西平2127
電話/080-7500-1283(受付時間9:00〜15:00)
時間/12月下旬〜6月中旬の9:00〜15:00
定休日/日曜日

車 約5分

「大熊町交流ZONE」は文化活動や観光復興を目指した複合施設。その中の「link(リンク)る大熊」には無料で利用できる図書コーナーや1時間数百円の運動スタジオ、カラオケができるスペース(有料)があり、旅にスパイスをプラスしてくれます。「スタッフ自身の心が踊るようなアイテムをセレクトしています」という「おおくまーと」内にある「鈴木商店」では、大熊町のマスコットキャラクーをデザインしたグッズなどお土産にぴったりなアイテムを取り揃えています。
大熊町交流ZONE住所/福島県双葉郡大熊町大川原字南平1207-1
電話/鈴木商店:0240-23-7670、linkる大熊:0240-23-7676
時間/鈴木商店:10:00〜18:00、linkる大熊:9:00〜21:00
定休日/鈴木商店:土・日・祝日、linkる大熊:年末年始



大熊町の町づくりからは、「元に戻そう」というより「新しいものを0からつくろう」という気概を感じます。その思いに共感してか、帰還住民以上に移住者が増えているほど。現在も月に20件を超える移住相談が寄せられることもあり、最大7日間、6名まで無料で利用できる「大熊町 お試し住宅」の予約がいっぱいになることもあるそう。移住を検討し、町でのリアルな暮らしを体験したいなら大熊町移住定住支援センターを訪れてみて。
大熊町移住定住支援センター住所/福島県双葉郡大熊町下野上字清水307-1
電話/0240-23-7103
時間/9:00〜17:45
定休日/日・祝日

◆1日目
ニット79,200円、シャツ89,100円、パンツ63,800円(Séfr|サカス ピーアール 03-6447-2762)、バッグ71,500円※参考価格(GANNI|ガニー customerservice@ganni.com)、ほかスタイリスト私物
◆2日目
ジャケット74,800円、トップス27,500円、オールインワン49,500円(すべてAKANE UTSUNOMIYA|アカネ ウツノミヤ 03-3410-3599)、バッグ157,300円(PIERRE HARDY|ピエール アルディ 東京 03-6712-6809)、ほかスタイリスト私物