茨城県神栖市の印象を教えてください。
茨城県はお仕事で何度も足を運んでいて、私にとっては縁の深い場所です。以前出演させていただいた連続テレビ小説『ひよっこ』では、ヒロインの出身地が茨城県だったので、県内のいろいろな場所で撮影をした思い出があります。でも、プライベートでゆっくりと茨城県を楽しむ機会はこれまでになかったので、今回は神栖市を訪ねることができて、知っていると思っていた場所でも知らないことがたくさんあるんだなと感じた旅でした。 茨城県はさつまいもやメロンのイメージだったので、神栖市はピーマンが有名と聞いて驚きでした。ピーマンソフトを食べたのですが、香りが思っていた以上にピーマンで一瞬混乱しました(笑)。苦味はなく、後からピーマンの香りを感じます。すごくおいしかったです!
市内の景色がいい場所を回りました。
1000人画廊はいかがでしたか?
アート番組のナレーションをさせていただいたことがあって、それがきっかけでアートに興味を持つようになりました。1000人画廊は屋外なので、自由な感じが素敵でしたね。しかも、大きな風車を間近で見られるんです。東京に住んでいると見られない景色だなと思いました。護岸に絵が描いてある場所なのですが、たまに護岸を超えて海から水しぶきが飛んできたりして。そういうところも屋外ならではの面白さですよね。
関東屈指のパワースポットと名高い息栖(いきす)
神社にお参りもしました。
以前は神社を訪れる機会があまりなかったのですが、最近は旅行をしたときなどにお参りしたいなと思うようになりました。息栖神社では、神社の方に由緒や歴史を教えていただきました。境内に「招霊(おがたま)の木」というパワーをもらえる木があったりして、とても気持ちのいい場所。参拝の方がたくさんいて、皆さん鳥居の横にある忍潮井(おしおい)という井戸の中をのぞいていたので、私も真似してのぞいてきました! 神社の周りにかわいい猫ちゃんたちがいて、そこでも癒されましたね(笑)。またゆっくりお参りしたいです。
ほかにも神栖市の見どころは
いろいろあります。
気になっている場所はありますか?
鹿島港を一周して、工業地帯が見られる「ユーリカ号」という遊覧船があると聞きました。神栖市ならではのクルーズで、珍しいですよね。あとは、今朝ホテルから見た朝日がとてもきれいだったので、やはり海の近くのまちはいいなと思いました。日が昇る前の薄暗い空もきれいで。東京から近い場所にこんなに素敵なところがあったんだって、初めて気が付きました。近いからこそ日帰りになってしまいがちですけど、たまには1泊してゆっくりするのもいいですね。日川浜(にっかわはま)は有名な日の出スポットだそうなので、一度海岸から朝日を見てみたいです。
神栖市のグルメの感想を教えてください。
お土産屋さんに売っていた、さつまいものお菓子やたくさんの種類がある干し芋が気になりました。さつまいもが大好物なんですけど、先日差し入れでいただいた茨城のスイートポテトがすごくおいしかったのも印象的で、やっぱり茨城といえばさつまいもだなと思いました。あとは、「フィッセル」というパン屋さんがすごく好きでした。「まちのパン屋さん」という感じのお店でなんだか落ち着きます。家の近所にあったらいいのにな。クリームパンが焼き立ての熱々だったので思わず買っちゃいました。「もなcafe」でいただいた最中も個性的でおいしかったです。
コート121,000円(KURO|THE BLUE STORE 03-6274-0257)、ジャケット67,100円、パンツ42,900円(共にENGINEERED GARMENTS|NEPENTHES WOMAN TOKYO 03-5962-7721)、Tシャツ18,700円、ボレロ18,700円(共にRHODOLIRION|NEPENTHES WOMAN TOKYO 03-5962-7721)、シューズ39,600円(ALM.|https://almofficial.com)、バッグ71,500円(GANNI|customerservice@ganni.com)、ほかスタイリスト私物
いつもはどんな旅をしていますか?
家でゆっくりするのが好きなんですけど、旅行に行くとなったら思いっきりアクティブになるなど極端なんです。以前屋久島にひとり旅をしたときは、かなりハードな山歩きをしたので、翌日は筋肉痛がひどくて階段も下りられないほどでした(笑)。旅行先では「必ずこれをしよう」といった決まりはありません。行きたい、やりたいと思うことにも特に関連性はなく、その時々で興味があることや気になる場所に飛び込んでいくような旅が多いです。荷物も少なめで、最低限のものがあればいいと思っています。
意外にもハードな旅をされているのですね!
以前お仕事で、海外の僻地の村でホームステイをしたのですが、お風呂もトイレもない場所でした。最初は戸惑ってしまいましたが、だんだんと環境に順応していくんです。その経験から大抵のことは大丈夫になりました(笑)。そういう旅は、帰った時に日常のありがたみを感じられます。私は自宅が好きなので、「やっぱり家が好きだな」と思うために旅行しているところがあるかもしれません。
今してみたいのはどんな旅ですか?
今の気分は、自然のなかでのんびりする旅ですね。バタバタしないで、海を眺めながら過ごすような非日常の旅がしたいです。
ジャケット63,800円、ベスト29,700円、スカート29,700円(すべてRHODOLIRION|NEPENTHES WOMAN TOKYO 03-5962-7721)、シャツ31,900円(NEEDLES|NEPENTHES WOMAN TOKYO 03-5962-7721)、バッグ[スーパー エー マーケット別注]44,000円(Aeta|スーパー エー マーケット 青山 03-3423-8428)、ほかスタイリスト私物
