ふるさと納税コンシェルジュ｜松阪［三重県］いざ「美食の聖地」へ！［月刊旅色］2024年12月号

2024年も残すところわずかとなりました。一年の締めくくりに、頑張った自分へご褒美を送りませんか？三重県の中部に位置する松阪市には、絶品グルメが盛りだくさん。南西部には台高（だいこう）山脈があり、北西部には伊勢平野、海にも面しているので、山海の幸が豊富です。世界に誇る松阪牛も外せません。“美食の聖地”ともいえる三重県松阪市のグルメはふるさと納税の返礼品としても受け取れます。

文／旅色編集部

: ●JR東京駅 ― ［新幹線で約1時間40分］ ― JR・近鉄名古屋駅
―［近鉄特急で約1時間10分］― 近鉄松阪駅; ●JR大阪駅 ―［大阪環状線で約20分］― JR・近鉄鶴橋駅 ―［近鉄特急で約1時間20分］― 近鉄松阪駅; ●大阪市内 ―［車で約2時間20分］― 松阪市

日本最高峰の和牛、松阪牛は豊かな風味と柔らかさが特徴。きめ細やかな霜降りが美しく、口に入れるととろけるような味わいです。地元の飲食店では焼肉やしゃぶしゃぶ、すき焼きなど、多彩な調理法で松阪牛の味を堪能できるので、松阪市に訪れたらさまざまな味わいが楽しめます。なかでも兵庫県産の仔牛を、松阪牛生産地域で900日以上肥育されたものは「特産松阪牛」と呼ばれ、希少性が高い逸品です。ふるさと納税の返礼品としても人気で、調理法に合わせてさまざまな商品があります。

松阪豚とは、選び抜かれた豚をじっくりと育てた三元交配のブランド豚。口いっぱいに広がる旨味となめらかな口当たりが特徴です。長期間肥育された松阪豚からは豚特有の臭みがなく、ゆでても灰汁が出ないそう。“つきたてのお餅”と例えられるほどモチモチした弾力ながら、融点は低く、人肌で脂が溶け出してしまうほどです。そのクセのなさから、有名レストランも御用達。ふるさと納税の返礼品にもなっているので、自宅で楽しむ場合はその甘味と柔らかさが堪能できるローストポークがおすすめです。

地元のソウルフードとして古くから親しまれている松阪鶏焼き肉。かつて松阪市郊外では、採卵鶏を飼う農家がたくさんありました。産卵期を終えた鶏を七輪で焼いて食べていた習慣が始まりといわれ、昭和40年代後半を機に鶏焼き肉の専門店が増え始めました。特徴は甘辛の味噌ダレをつけて焼くこと。他県の焼き鳥とは一線を画した味わいは松阪市ならでは。ふるさと納税の返礼品では、タレとセットになっているものもあるので、本場の味が楽しめます。

三重県は、お茶の栽培面積と生産量が静岡県、鹿児島県に次いで全国3位というお茶処。飯南（いいなん）、飯高（いいたか）地域を中心に深蒸し煎茶が栽培されています。深蒸し煎茶は煎茶とほぼ同じ製法で製茶しますが、煎茶より長く蒸すことで成分を浸出しやすく、色が濃く、程よい渋みながら苦みがまろやかなことが特徴。松阪市内の専門店では、多彩な茶葉や飲み方が楽しめるほか、お取り寄せすれば、自宅のティータイムをランクアップします。

なかなか手が出ない高級な名産品は、
ふるさと納税の返礼品として手にいれるのもおすすめです。

瀬古食品有限会社霜ふり本舗の「松阪牛家庭用小間切れ 600g 200g×3パック小分け」は、小間切れながら松阪牛のおいしさが際立つ商品。小分けにされているので、お裾分けや保存も簡単。すき焼きなどお肉がメインの料理はもちろん、野菜炒めなどでも名脇役ぶりを発揮。自宅で松阪牛を使った料理を、なんてぜいたくな夢が叶います。

松阪牛のサーロインステーキ — （極上松阪牛サーロインステーキ 150g×1枚）

松阪牛のなかでも、最高部位であるサーロインステーキ肉。なかなか県外に出回ることがないという逸品ですが、「この味を全国の皆さんに食べてほしい」という願いを込めて、ふるさと納税の返礼品として出品されているのだとか。大切な人への贈り物としても喜ばれます。

松阪協働ファームの「松阪牛すき焼き 600g セット」は、松阪牛600gに加え、飼料にこだわった卵、こんにゃく芋から製造した糸こんにゃく、地元大豆を使った豆腐など、松阪市が誇る名品ですき焼きを楽しめるセット。メインの松阪牛だけではなく、ほかの食材も松阪市産のものだけを集めています。特別感があるすき焼きセットは、自宅のディナーも格上げしてくれます。

松阪牛のおいしさにすっかり魅了されて定期的に味わいたい方には、数回にわけて届く定期便がおすすめ。長太屋が手掛ける「長太屋松阪牛わくわく定期便その１」は、5ヵ月にわたって毎月1回、料理にあわせてカットされた松阪牛が届きます。1回目は食べごたえのあるサーロインステーキ1枚、そして牛ロース焼肉、松阪牛ロースしゃぶしゃぶ、松阪牛ロースすき焼き、最後は松阪牛サーロインサイコロステーキ。料理によって変化する肉の味わいを楽しめる月1回のご褒美です。