東金市は温暖多湿な海洋性気候で、人にとっては暮らしやすく、
農作物はよく育つ、恵まれた地域です。
特にフルーツは多くの種類が栽培されていて、なかでも、
イチゴ、ブドウ、メロン、プラムは市を代表する特産品。
それぞれの生産者が営む直売所や道の駅、
ふるさと納税などで、その味を堪能できます。
例年1～5月中旬にかけて楽しめるイチゴ。市内では、街道沿いに多く点在する直売所のほか「道の駅 みのりの郷東金」などの観光農園でイチゴ狩りができます。全国的に有名な品種「章姫」や「紅ほっぺ」に加え、甘みと酸味のバランスがよい大粒でジューシーな「チーバベリー」、黒イチゴと呼ばれる芯まで赤く糖度の高い「真紅の美鈴」といった千葉オリジナル品種も味わってみて。食べ比べることで、好みのイチゴが見つかるはず。
8月初旬～9月末頃まで味わえるブドウは、「巨峰」「シャインマスカット」「藤稔」と種類も豊富。松之郷にある「東金ぶどう郷」は丘陵地にあり、朝晩の寒暖差がブドウを甘くすると言われています。また、多くの生産者は園内に井戸を持ち、清らかな水を使用していることも、おいしさを下支えしているとか。直売所では、ブドウを使ったアイスやドリンクを販売しているところもあるので、フレッシュなブドウとあわせてご賞味あれ。
東金のマスクメロンは年中味わえるのが特徴。ガラスの温室で温度と水を徹底的に管理し、丹精込めてつくられているのが「千葉アクアメロン」です。1株から選りすぐったただ1つのメロンを大きく育て上げるのが生産者のこだわり。そのおいしさが信頼され、東京や大阪にあるレストランでも提供されています。気軽に味わうなら「道の駅 みのりの郷東金」で期間・数量限定で販売されている「高級生メロンかきごおり」がおすすめ。
6月下旬～8月にかけて旬を迎えるプラムは、道の駅や農産物直売所ではすぐに売り切れてしまうほど人気。夏バテ予防が期待できる葉酸やカリウム、美肌に欠かせないビタミンEを多く含み、おいしくヘルシーなフルーツと言えます。市内では、程良い甘酸っぱさが魅力の「ソルダム」、適度な酸味と甘みの強さが際立つ「サマーエンジェル」、栽培が難しく幻のプラムと呼ばれる「貴陽」、糖度が高い「太陽」など、さまざまな品種が栽培されています。
今回紹介したフルーツはもちろん、東金市のふるさと納税の返礼品には東金市を代表する美味や名品が揃っています。ぜひご自宅で堪能してみてはいかがでしょうか。
