初めて訪れた下関市の印象はいかがでしたか？

下関は、荒波の海に囲まれた渋い雰囲気かなって思っていたんです。でも実際に来てみたら、全然違いました。真っ青で綺麗な海が広がっていて……。街なかもおしゃれなお店がすごく多くて、明るくて元気な街、という印象に変わりました！

印象に残った場所はどこですか？

一番印象的だったのは、やっぱり角島大橋と青い海です。角島大橋の全景が見られる展望台があって、そこからの景色は最高でしたね。あと、楽しかったのは水族館の海響館！ 展示室は、お客さんが回りやすいように工夫して作られていることが分かりました。最近子どもが生まれた私としては、キッズスペースがあるというのもすごくいいなと思いました。ペンギンがたくさんいたり、イルカと間近で触れ合えたり。お気に入りの場所になりました。

下関市の食べ物はいかがでしたか？

「瓦そば」ってどんなそばなんだろうって思っていたんですけど、出てきてびっくりしました。本当におそばが瓦の上にのっているんですね！ しかも思っていたより瓦がかなり大きくて、鉄板みたいに熱いんです。インパクトが大きいですよね。麺は日本そばのようなものをイメージしていたんですけど、瓦で焼いた茶そばを、つけ汁で食べます。香ばしくて日本そばとラーメンの間のような感じでした。ボリュームはあるけれど、薬味としてレモンが入っているからさっぱりしていて、するする食べられるんです！ おいしいので、下関に来たら絶対に食べてほしいなと思いました。

日本酒の蔵元も訪ねました。

「下関酒造」さんの日本酒、とてもおいしかったです。自宅用にたくさん買っちゃいました。買い物に夢中になってしまって、スタッフさんに「お時間です」って言われちゃったくらいです（笑）。利き酒をして、自分好みの日本酒にブレンドしてもらうという体験もさせていただきました。もうちょっと香りを強くしたいとか、相談にのってもらって作るんです。作った日本酒はボトルに入れてお土産に持って帰れるので、家に帰って飲むのが楽しみです。「道の駅 蛍街道西ノ市」では、梨のジャムと田楽味噌を買いました。ジャムは地元の高校生が作っているんですって。梨の品種ごとに種類がいくつかあって、20世紀梨のジャムが一番酸味があると聞いたので、それにしました。田楽味噌は野菜スティックに付けたり、焼きおにぎりに塗るのもいいなって。すごく気になるものがたくさんあったんですよね。ジビエとか、クジラとか、ウニ醤油とか……。この後、まだまだ買いますよ（笑）。

下関市にはほかにも
楽しい体験がいろいろあります。

何か作ったりすることが好きなので、「道の駅 蛍街道西ノ市」の蛍籠（ほたるかご）作りが気になりました。昔ホタルを入れていたかごで、今も職人さんが麦わらを編んで手作りしているそうです。作り始めたら没頭しそうですよね。見た目もかわいくて、ライトを入れてインテリアにしたらどうかなって思うんです。

次回、下関市を訪れたら
やってみたいことは何ですか？

生のクジラはタイミングが合えば、食べられるそうですね。挑戦してみたいな。あと、本場のフグの白子も。食べ物以外にも気になるものがたくさんあって、ホタルもそのひとつです。豊田町は6月にホタルが見られるそうなんです。「ホタル舟」というのがあって、舟からホタルを眺められると聞きました。自然が多い場所が大好きなので、子どもと一緒に乗ってみたいなって思いました。

川棚温泉はいかがでしたか？

川棚温泉はとても湯ざわりが心地よくて、最高でした。お湯から出た後も体がとてもポカポカして、芯から温まりました。宿でふぐのお刺身とひれ酒もいただいて、言うことなしですよね。

昨年お子さんが生まれたおのさんですが、
旅のスタイルも大きく変化したのでは？

娘と一緒に旅行に行くと、荷物が多くなって大変なこともあるんですけど、娘を楽しませたいという思いが強いです。小さいうちからいろいろな景色を見せて、体験させてあげたいと思っています。夫も私も旅行が好きなアクティブ派なので、行きたいところがたくさん。まだ娘は小さいんですけど、私たち夫婦は「何とかなるさ精神」（笑）。今はまだ近場が多いですが小旅行は何度かしました。まだまだ先の話なんですけど、いつか娘と旅行に行って一緒にお酒を飲むのが夢なんです。娘がそれくらいの歳になるまで、いろいろなところに行けたらなって。たくさん話をしながら、おいしいお酒とごはんを食べるような関係を築いていけたらなって思っているんです。