2023年、運をひらく旅のキーワードは「風を感じる場所」。
徳島県鳴門市は日本一の潮流を誇る鳴門海峡など、
心地よい潮風を感じられる自然豊かなまちです。
土屋太鳳さんとエネルギッシュなパワースポットを巡り、
来る年の開運招福をお願いしました。
写真/佐野円香 文/若宮早希
※新型コロナウイルスの影響により、施設の営業状況が変更になっている場合があります。最新の公式情報をご確認ください。
“鳴門の渦潮”や大鳴門橋を見下ろす展望台など、
エネルギーあふれる絶景スポットを目指しましょう。

徳島県鳴門市と兵庫県淡路島の間に流れる鳴門海峡は、“鳴門の渦潮”で有名。海峡の本流と両岸のゆるやかな流れの境目に、直径約20メートル、深さ約100メートルもの渦が発生します。渦潮の発生条件は、鳴門海峡の日本屈指の潮流の速さと、太陽と月の引力によって生じる潮の満ち引きが関係しているそう。「高速観潮船 うずしお汽船」から間近に渦潮を眺めれば、自然が織りなす迫力の景観に感動すること間違いなし。30分ごとに運航しています。
高速観潮船 うずしお汽船
住所/鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-63
(大塚国際美術館裏亀浦漁港内)
電話/088-687-0613
時間/8:00~16:30(30分ごとに運行)
定休日/無休(荒天時は運休)
料金/1,600円




ソフトクリームの下に蒸した鳴門金時がある。
鳴門金時チップスもトッピングされている
「エスカルヒル・鳴門」は全長68メートル、高低差34メートルある、東洋一の観光用エスカレーター。たった3分ほどで鳴門山山頂の展望台に登ることができ、鳴門海峡と大鳴門橋の大パノラマを見渡せます。土屋さんもエスカレーターで展望台へアクセス。「ここから渦潮も見られるそうです。見えるかな?」と、潮風を浴びながら景色を堪能しました。名物の鳴門金時芋ソフトクリームもぜひ味わって。
エスカヒル・鳴門
住所/鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65(瀬戸内海国立公園鳴門内)
電話/088-687-0222(鳴門観光興業)
時間/9:00~17:00(繁忙期は8:30~)
定休日/不定休
料金/往復400円



お昼ごはんは海辺に佇むホテル、アオアヲ ナルトリゾートで。本館1階にあるのは、大きなガラス張りの窓から海を望む絶景のテラスカフェ! 1日10個限定の鳴門鯛カツバーガーや徳島県産ポークとすだちのさっぱり肉うどんなど、地元の食材を使用したフードメニューが充実しています。食後は鳴門金時をふんだんに使ったパフェやタルトなどのスイーツをぜひ。
テラスカフェ オーゲ
住所/鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛16-45 アオアヲ ナルトリゾート1F
電話/088-687-2580
時間/8:00~23:00(スイーツは10:00~23:00、フードは11:00~21:00)
定休日/無休




鑑賞ルート約4kmと、日本最大級の常設展示スペースを持つ美術館。世界各地・各時代の名画を陶板に焼き付け原寸大で展示する世界でも珍しいアートスポットです。なかでも古い遺跡や礼拝堂などを、空間ごと忠実に再現した環境展示は必見。イタリア・パドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂の展示を見学した土屋さん。天井・壁画・床まで360度楽しめる空間に、「これは感動しますね!」と目を見張りました。
大塚国際美術館
住所/鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1(鳴門公園内)
電話/088-687-3737
時間/9:30~17:00(入館券の販売は16:00まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)、1月は連続休館あり、
その他特別休館あり。8月は無休
料金/一般3,300円
1日では鑑賞しきれないほどの展示数を誇る「大塚国際美術館」。じっくり鑑賞するなら、美術館内にあるカフェでひと休みを。屋外に展示するモネの名画《大睡蓮》に隣接しており、緑豊かな景色を楽しみながらオリジナルのケーキやコーヒーを味わえます。名画をイメージした期間限定のランチプレートやスイーツも楽しみ。
カフェ・ド・ジヴェルニー
住所/鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1(鳴門公園内)
大塚国際美術館B2F
電話/088-687-3737(大塚国際美術館)
時間/10:30~16:00(フード販売~14:30)
定休日/大塚国際美術館に準ずる


“本日のスイーツ”はドリンク付きで900円~
土地の神様にご挨拶をして、御神木が見守る緑豊かな境内を散策しましょう。
道の駅でのお買い物もお忘れなく。



徳島の伝統工芸品である藍染めを体験するなら、風情ある日本家屋の工房へ。「STUDIO N2」では、徳島特産の阿波藍を使った正藍染のTシャツやストール、帽子などのファッションアイテムを制作販売しています。週末にはハンカチやエコバッグなどを作れる藍染め体験のワークショップを開催。自分で作った作品を、当日持ち帰りできるのも嬉しいところ。
STUDIO N2 Natural Indigo Dyeing Workshop
住所/鳴門市撫養町小桑島日向谷80
電話/090-7787-7610
時間/ワークショップ:金~月曜・祝日10:00~/13:30~
※要予約、所要時間約2時間(応相談)
定休日/火~木曜日
料金/体験料:ハンカチ3,000円、ストール6,000円など

徳島の名産品でもあるれんこんは、多数の穴が空いていることから「先を見通す」縁起物として古くから親しまれています。れんこん農家が営む「れんまるカフェ」では、グラタンにピザ、スイーツなどれんこんのおいしさを引き出した創作料理が勢ぞろい。土屋さんも「歯ごたえがすごくいいです! 将来を見通せるかな?」と、ヘルシーなれんこん料理を堪能しました。
れんまるカフェ
住所/鳴門市撫養町斉田字浜端北120
電話/088-660-5723
時間/11:00~17:00(16:30L.O.)、土・日曜日は~20:00(19:30L.O.)
定休日/火曜日






「大麻比古神社」は、お正月には30万人もの参拝者が訪れるというパワースポット。農業・産業・交通安全・厄除けの神様として信仰されています。真っ赤な大鳥居をくぐり境内へ進むと、樹齢1000年と伝わる御神木の楠が出迎えます。本社の周りには、食・山・商売などの神様を祀る末社が7社。さらに背景の大麻山の山頂には奥宮の峯神社も鎮座しています。土屋さんは本社と御神木に手を合わせ、来る年の開運招福をお願いしました。
大麻比古神社
住所/鳴門市大麻町板東字広塚13
電話/088-689-1212
時間/6:30~16:30、3~11月は6:00~17:00
料金/拝観自由



旅の締めくくりは、鳴門の名産品が揃う道の駅でお買い物しましょう。物産館にはなると金時やすだち、れんこん、鳴門わかめなど、地元の旬の食材がラインナップ。お土産にぴったりのお菓子や調味料も充実しています。また、14種類以上のフレーバーが揃う手作りジェラートも大人気です。物産館の建物は、かつてドイツ兵を収容した「旧板東俘虜収容所」を移築したもので、国登録有形文化財にも指定されています。
道の駅 第九の里
住所/鳴門市大麻町桧字東山田53
電話/088-689-1119
時間/9:00~17:00
定休日/第4月曜日(祝日の場合翌日)


1日目/ブラウス42,900円、スカート42,900円、ケープ86,900円(すべてLIVIANA CONTI|GRUPPO TANAKA 0120-153-015)、イヤリング165,000円、ネックレス148,500円(共にVENDOME AOYAMA|ヴァンドーム青山本店 03-3409-2355)、リング15,400円*2本セット(Plus Vendome|プラス ヴァンドーム ジェイアール名古屋タカシマヤ店 052-566-8322)、シューズ16,500円(ダイアナ|ダイアナ 銀座本店 03-3573-4005)
2日目/ドレス97,900円(SELF-PORTRAIT|IZA 0120-135-015)、イヤリング6,600円、ペンダント13,200円、リング13,200円(すべてPlus Vendome|プラス ヴァンドーム ジェイアール名古屋タカシマヤ店 052-566-8322)、ブーツ27,500円(ダイアナ|ダイアナ 銀座本店 03-3573-4005)