川島海荷さんと訪れたのは、城下町・宿場町として栄えた松阪。
江戸時代に商家が軒を連ねたという街の中心部には貴重な建物が
数多く残り、市の郊外には雄大な自然スポットも。
「新しい発見がある旅が好き」という川島さんは、松阪の歴史スポットに興味津々。
とっておきのご当地グルメも楽しみました。
写真/浅田政志 動画/プログレス 文/若宮早希
プラン作成/吉川綾乃(旅色コンシェルジュ)
※新型コロナウイルスの影響により、施設の営業状況が変更になっている場合があります。最新の公式情報をご確認ください。


1日目は、松阪の自然を満喫できる
スポットへ。花に包まれたガーデンや
秘境の渓谷で、心身ともにリフレッシュ。
夜はぜいたくな松阪牛ディナーを堪能します。

車 約15分
車 約15分
美しく手入れされたイングリッシュガーデンがある農業公園。約60種類500株のバラの花が咲くローズガーデンや白いガゼボのあるチェルシーガーデンなど9つのエリアがあり、四季を通して花を楽しめます。6月上旬~7月中旬には白く可憐な花を付けるアジサイのアナベルが見頃を迎えます。花の香りが漂う園内を散策した川島さんは、「いい香り~」と深呼吸。園内で季節限定のバラのジェラートも味わいました。
松阪農業公園ベルファーム
住所/松阪市伊勢寺町551-3
電話/0598-63-0050
時間/松阪農業公園ベルファーム9:00~17:00(施設により異なる)、イングリッシュガーデン 10:00~17:00
定休日/水曜日(祝日の場合は翌日休)、12月31日、1月1日
料金/無料

「本当にバラの香りがする! おいしいです」




車 約5分
車 約5分


若鶏やひねはひと皿450円

松阪名物の「鶏焼き肉」は、味噌ダレを絡めた鶏肉を網焼きにして味わうご当地グルメ。市内には約20軒の専門店があります。なかでもとりいち本店は、三重県を中心に10軒の支店を持つ人気店です。テーブルの上のコンロで自ら焼いて、焼きたてアツアツを味わいます。人気メニューはもも肉や手羽先、肝などさまざまな部位を楽しめる松阪地鶏の盛り合わせ。
とりいち本店
住所/松阪市伊勢寺町2640-1
電話/0598-58-4780
時間/11:00~14:00、17:00~21:00
定休日/月曜日(祝日の場合は営業)

車 約30分
車 約30分
お店があるのは、松阪市のなかでも日中と夜間の気温差が大きく、お茶作りに適した飯南地域。お店の前には一面のお茶畑が広がっています。店内に入ると、茶香炉から漂う香ばしいお茶の香りが。日本茶のおすすめは甘みと旨味が引き立つ深蒸し煎茶、千寿500円。急須で淹れ立ての香りを楽しめます。パフェ850円やあんみつ、ようかんなど、お茶を使ったスイーツも充実。
深緑茶房 飯南本店
住所/松阪市飯南町粥見4209-2
電話/0598-32-5588
時間/9:00~17:30(日本茶カフェ10:00~16:00)
定休日/水曜日





車 約15分
車 約15分

珍布峠は松阪と和歌山を結ぶ旧和歌山街道にあり、天照大神(あまてらすおおかみ)と天児屋根命(あまのこやねのみこと)がこの峠でばったり出会ったという伝説が残る場所です。岩を素掘りして造られた切通しの道で、ダイナミックな景観が魅力。香肌峡は櫛田川の上流に約40km続く渓谷で、カヌーでの川下りなどアクティビティも体験できます。
珍布峠・香肌峡
住所/松阪市飯高町
電話/0598-46-1111(道の駅 飯高駅)


車 約1時間
車 約1時間


松阪牛のすき焼きを提供する「牛鍋屋」として明治35(1902)年開業、今年で創業120年を迎える牛銀本店。割り下を使わず砂糖と醤油のみで作るすき焼きは、松阪牛特有の上品な和牛香を最大限に引き出した極上のひと品です。仲居さんが鉄鍋で一枚一枚丁寧に焼いてくれるので、最もおいしい焼き加減で味わえるのも魅力。「柔らかくて、口の中でとろけます!」と感動しきりの川島さんでした。
牛銀本店
住所/松阪市魚町1618
電話/0598-21-0404
時間/11:00〜20:00(L.O.19:00)
定休日/不定休(HPで要確認)

たまらない!」と
感激の表情です


しゃぶしゃぶや水炊きも
徒歩 約10分



大正時代、松坂城二ノ丸跡で創業した老舗料亭。旅館を営む料亭として人気を博しています。建物は、松阪の商人の別邸を買い取り増築したという歴史あるもの。明治末期の近代和風建築を昭和初期に改築しており、国の登録有形文化財にも登録されています。松阪牛や伊勢の魚介を堪能できる料理自慢の宿で、旅の疲れを癒します。
割烹旅館 八千代
住所/松阪市殿町1295
電話/0598-21-2501
料金/1泊2食付き2万7,500円
(1名料金・名産松阪牛 牛肉懐石の夕食コース)
