1泊2日のRefresh Trip 大田市[島根県]

大野いとさんがナビゲート 世界遺産、 天然記念物、 日本遺産が揃う島根・大田でノスタルジックジャーニー

撮影/山田大輔 スタイリング/長谷川綾(eleven) ヘアメイク/荒川たつ野(nude.)
動画/プログレス 文/西 倫世 プラン作成/吉川綾乃(旅色コンシェルジュ)

  • 1st DAY
  • 2nd DAY
朝の海で心身を清めて世界遺産の石見銀山へ

朝一番に海! 白砂が美しい琴ヶ浜へ。
踏むと音を奏でる鳴砂を楽しんだ足で、
巨大砂時計があるミュージアムで砂絵遊び。
旅のラストは石見銀山の麓でお土産探しを。

2日目スケジュール

2nd DAY

大野いとさんがナビゲート 世界遺産、 天然記念物、 日本遺産が揃う島根・大田でノスタルジックジャーニー
宿泊先を出発
琴ヶ浜
日本の渚100選に選ばれ、国の天然記念物にも指定されている
琴ヶ浜

踏むとキュッキュと音が鳴る鳴砂が有名な琴ヶ浜へ

約1.6㎞に渡り、美しい白砂が続く琴ヶ浜。砂浜を歩くとキュッキュッと音が鳴るのは、砂が動かない性質を持つ石英質で、ぶつかり合うと摩擦音が発生するから。砂浜が汚れると音が鳴らなくなるため、鳴砂は砂浜がきれいな証だそう。また琴ヶ浜には、都から落ちのびてきたお姫様がこの地で琴を弾くようになり、病で亡くなった後も魂を残し、村人を慰めるため浜で音を奏でているという「琴姫伝説」が伝わっています。こんな伝説を知っていれば、砂浜の散歩がより特別な時間に。

琴ヶ浜
住所/島根県大田市仁摩町馬路
電話/0854-88-9950(大田市観光協会)

琴ヶ浜
砂浜にポツンと置かれた白い扉は絶好のフォトスポット
琴ヶ浜

徒歩 すぐ

眼前に琴ヶ浜が広がる海辺のカフェチーナカ豆で早めのランチ

海の家をセルフリノベーションしたカフェ。地元の旧校舎の建材を再利用しているため、小学校の教室のようなノスタルジックな雰囲気が漂います。メニューは安心できる素材を使って手作り。薪窯で焼くピザやパン、自家製のベーコンやハムを使ったサンドイッチ、冬に仕込んだ自家製ジュースなどが味わえます。これからの季節におすすめなのがゆずソーダ。地元の農家から直接ゆずを仕入れ、大田産のはちみつときび糖と合わせてシロップをつくっています。

チーナカ豆
住所/大田市仁摩町馬路 琴ヶ浜駐車場そば
電話/080-4261-6178
営業時間/11:00~18:00
定休日/月曜日~水曜日、11月~3月

チーナカ豆
チーナカ豆
チーナカ豆
大田産の無農薬ゆずで手作りした、ゆずソーダ500円
ランチは大あなご料理もおすすめ
輝雲荘
焼き穴子丼1400円

寛ぎの宿 輝雲荘

温泉津で唯一露天風呂を備える料理旅館。昼はラウンジを一般開放し、丼や焼魚定食をいただけます。いちおしの焼き穴子丼には大田産の大穴子を使用。肉厚な穴子を甘辛いしょうゆダレで蒲焼きにしています。

寛ぎの宿 輝雲荘
住所/大田市温泉津町温泉津ロ202-1
電話/0855-65-2008
営業時間/11:30~13:30
定休日/不定休

車 約5

車 約5

仁摩サンドミュージアム
仁摩サンドミュージアム
砂を使ったアート作品や国内外の砂の展示

仁摩サンドミュージアムで童心に帰る砂絵を体験

「砂」「時」「環境」をテーマとした、砂の博物館。総ガラス張りのピラミッドが6基あり、それぞれが展示スペースや休憩室などになっています。最大のピラミッドは高さが21mあり、その中央、見上げる位置に直径1m、高さ5.2mもの巨大砂時計「砂暦(すなごよみ)」を展示。中に約1トンの砂が入っていて、1年の時を刻んでいます。砂を使ったワークショップも多彩。入館すれば無料でもらえる砂絵台紙(1枚)に、12色の砂で色付ける砂絵づくりは、素敵な旅の記念になりそう。

仁摩サンドミュージアム
住所/大田市仁摩町天河内975
電話/0854-88-3776
営業時間/9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日/水曜日(祝日の場合は営業し、翌平日が休館)、年末年始(詳細はホームページでご確認ください)
入館料/高校生以上730円、小中学生360円

仁摩サンドミュージアム
入口の前にはかわいい7色の椅子が並んでいるので記念撮影を

車 約10

車 約10

アトラクションが充実の下田海中水族館でイルカと遊ぶ

下田海中水族館

かつて銀を採掘していた石見銀山の鉱山町として栄えた大森地区。江戸時代の町割が残り、武家屋敷や代官所跡、かつての豪商・熊谷家住宅といった歴史的建造物と、古民家を活用したおしゃれなショップ、地元の人が住む住宅が共存しています。メイン通りは、資料館やお寺、ショップが集まる町並みエリアと、間歩(まぶ)と呼ばれる坑道跡が点在する銀山エリアに大別され、町並みエリアは片道徒歩20分、銀山エリアは片道徒歩45分ほどの距離。レンタサイクルスポットもあります。

住所/大田市大森町

おすすめのお店はこちら

有馬光栄堂

創業から200年以上続く、老舗お菓子処。名物「げたのは」は、小麦粉と黒糖、砂糖から作られたシンプルなお菓子。銀山で働く坑夫たちが、このお菓子を食べながら作業をしていたと言われています。黒糖の素朴な甘さとサクサク軽い食感はクセになるおいしさ。黒糖好きには、カリッと風味豊かな大豆が入った黒糖あめ「銀山あめ」もおすすめです。

住所/大田市大森町ハ141
電話/0854-89-0629
営業時間/9:00~17:00
定休日/無休

有馬光栄堂
石見銀山銘菓、げたのは550円
有馬光栄堂
ベッカライコンディトライヒダカ

ベッカライコンディトライヒダカ

ドイツで修行し、国家資格であるドイツ製パンマイスターを取得したオーナーが作る伝統的なドイツパンの店。看板商品はドイツ発祥のパン・ブレッツェル。塩味が効いたパンは香ばしく、ふっくらとした太い部分とカリカリの細い部分があるので、それぞれの食感の違いを楽しんで。チーズブレッツェルと塩マカダミアもおすすめ。県内外にファンが多く、売り切れる日もあるため早めに来店を。地元食材を使ったジェラートも人気です。

住所/大田市大森町ハ90-1
電話/0854-89-0500
営業時間/パン10:00~16:00、カフェ11:00~16:00
定休日/パン月曜日~水曜日、カフェ月曜日、火曜日
※不定休あり

自転車 約20

旅のラストは世界遺産である鉱山遺跡・石見銀山 龍源寺間歩へ

2007年に鉱山遺跡としてはアジアで初めて世界遺産に登録された石見銀山。銀の発掘の最盛期(戦国時代後期から江戸時代前期)、日本は世界の銀の3分の1を産出し、その大部分を石見銀が占めていたというほど。山のあちこちに「間歩」と呼ばれる銀を発掘するための坑道跡がありますが、おすすめは大森の町並みエリアから徒歩で行ける龍源寺間歩。石見銀山で唯一年間を通して一般公開されていて、壁面には当時ノミで掘り進んだ跡がそのまま残っています。

石見銀山 龍源寺間歩
住所/大田市大森町ニ183
電話/0854-89-0117
営業時間/9:00~17:00、12月~2月は9:00~16:00 ※最終入場10分前
定休日/元日
利用料金/大人410円、小人210円

石見銀山
石見銀山
石見銀山
帰路へ

もう一度ムービーで旅のポイントを見る!

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大田市[島根県]へのアクセス

衣装協力

1日目/カーディガン110,000円、Tシャツ36,300円、パンツ63,800円(すべてエルマンノ フィレンツェ|ウールン商会 03-5771-3513)、バッグ38,500円(ヴァジック|ヴァジックジャパン 03-6447-0357)、ネックレス21,780円(リズリーク|ロードス 03-6416-1995)、イヤカフ*右耳12,000円、イヤカフ*左耳11,000円(共にイロリエール|ロードス 03-6416-1995)、リング*右手薬指サークルデザイン14,300円、リング*右手薬指10,450円(共にジュゲ|ロードス 03-6416-1995)、リング左手人さし指6,200円(ルメル|ロードス 03-6416-1995)、ブーツ(スタイリスト私物)

2日目/ワンピース24,970円(エレンディーク 03-6853-0100)、バッグ136,400円、スニーカー51,700円(共にトリー バーチ|トリー バーチ ジャパン 0120-705-710)、イヤカフ*右耳7,700円、イヤカフ*左耳13,200円(共にイロリエール|ロードス 03-6416-1995)、リング*右手薬指6,200円、リング*左手人さし指6,200円(共にルメル|ロードス 03-6416-1995)、ベルト(スタイリスト私物)