AREA FEATURE 茨城県

旬の味覚、アンコウもお待ちかね 大洗町 海沿いで見つける、とっておきの風景

大洗町は茨城県のほぼ中央に位置する港町。冬のおすすめは、ずばりアンコウ! 「西のフグ、東のアンコウ」と言われるほど昔から食されてきた魚で、旬は11月から3月。体の芯からあたたまるアンコウ鍋はまさに絶品です。海に面した町ならではの、見どころも多数あります。たとえば、大洗磯前神社。海の岩の上に立つ鳥居越しに見る日の出や夕日が絶景です。また、大洗サンビーチは、満潮から干潮に向かう時間に浜辺が鏡のように反射し、印象的な写真が撮れると大人気です。

文/合津 玲子

大洗町
ACCESS
●JR上野駅 ⇒ 常磐線特急で約1時間20分 ⇒R水戸駅 ⇒ 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線で約16分 ⇒ 大洗駅
●JR新大阪駅 ⇒ 東海道新幹線で約2時間20分 ⇒ JR品川駅 ⇒ 常磐線特急で約1時間20分 ⇒ JR水戸駅 ⇒ 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線で約16分 ⇒ 大洗駅
※新型コロナウィルスの影響により、施設の営業日・営業時間が変更になっている場合があります。
最新の公式情報をご確認ください。

冬にこそ行きたい、海の町・大洗

海上に立つ鳥居や絶景のビーチ、海沿いの温泉など
大洗の見どころは海沿いに集結。寒さを忘れて楽しみましょう。

「神磯の鳥居」の神々しさに心奪われる大洗磯前神社

冬にこそ行きたい、海の町・大洗
神磯の鳥居

斉衡3年(856)に創建されたと伝わる古社。現在の御社殿は江戸初期に再興されたもの。境内を抜けて海に向かっていくと、岩礁にすっくと立つ「神磯の鳥居」が見えてきます。荒波のなかの鳥居は神々しく、元旦には甘酒のふるまいや、初日の出奉拝式なども行われます。

住所/大洗町磯浜町6890
電話/029-267-2637

大水槽で群れ泳ぐ魚たちに会いに行くアクアワールド茨城県大洗水族館

大水槽で群れ泳ぐ魚たち

580種68,000点の海の生き物たちが展示された国内屈指の規模を誇る水族館。館内は、幻想的なクラゲのいる「神秘の海ゾーン」、水族館のシンボルであるサメやマンボウが見られる「世界の海ゾーン」など、テーマ別に9つのエリアがあり、迫力満点の姿に驚かされること必至。

住所/大洗町磯浜町8252-3
電話/029-267-5151
営業/9:00~17:00(最終入館16:00)※季節により変動あり。詳しくはHPにて確認を。
休/無休(6月と12月に休館日あり)
料金/大人2,000円

アクアワールド茨城県大洗水族館

国内有数の絶景ビーチ大洗サンビーチでベストショットを狙え!

大洗サンビーチ
神磯の鳥居

撮影/八木千賀子(東京カメラ部10選) 写真提供/大洗町・(一社)大洗観光協会

広大な砂浜が広がる人気の海水浴場。ビーチでは、満潮から干潮に向かう時間帯、浜辺が海水で鏡のように反射する現象が起こり、“リフレクションビーチ”と呼ばれ、大人気の撮影スポットになっています。ぜひ最高の1枚に挑戦してみましょう。なお、出かけるときは、満潮と干潮の時間をよく確認してください。

住所/大洗町大貫町地先

潮騒の湯

塩分を多量に含んだ化石海水の温泉施設。入浴することで血行が良くなるほか、保湿効果、殺菌効果なども期待できます。太平洋を一望できる展望露天風呂でゆっくり温まりましょう。館内には遠赤外線サウナや高濃度炭酸泉もあり、リフレッシュするのに最適です。

住所/大洗町大貫256-25
電話/029-267-4031
営業/10:00~22:00(最終入館21:20)
休/第3木曜日(休日の場合は翌週木曜日)
料金/大人900円(土日祝日、お盆、年始、GWなどは1,100円)

太古の化石海水の湯が堪能できる日帰り天然温泉 潮騒の湯

旅で味わう大洗の美味

茨城県名産の干しいもや鮮魚をお土産に購入し、
梅専門カフェでまったりしたら、最後はアンコウ鍋でしめて大満足!

旬の魚介類を探すなら大洗海鮮市場へ

大洗漁港で水揚げされた鮮魚を食べて、買ってと、楽しめる市場。新鮮魚介をふんだんに盛り付けた「スペシャル海鮮丼」1,980円や、冬季限定「あんこう鍋」一人前2,300円~、ホタテやハマグリの浜焼きなどは必食のおいしさ。ほかに、自家製の干物、鮮魚なども売られ、お土産選びにも最適です。

住所/大洗町磯浜町8253-56
電話/029-267-0121
営業/平日7:00~18:00、土日祝6:30~18:00
休/無休(臨時休業あり)

大洗海鮮市場
大洗海鮮市場
大洗海鮮市場
大洗海鮮市場
自分だけの念珠づくりで心おだやかになる

姿はグロテスクでも味わいは淡泊で、コラーゲンもたっぷりのアンコウは女性に人気のヘルシー食材です。おすすめはアンコウと野菜を使ったアンコウ鍋。味噌仕立てと醤油仕立てがあり、お店によって味わいや風味は異なります。濃厚な味がお好みなら、味噌とアンキモがたっぷりの「どぶ汁」にもトライ!

冬を代表するアンコウをアツアツの鍋で食べる幸せ!

干しいも

茨城県名産のいもでつくる極上の「干しいも」にロックオン

茨城県が生産量日本一を誇るのが「干しいも」。なかでも県産の糖度の高い「紅はるか」を使った「紅はるか干しいも」は一押しのおいしさ。美しい黄金色とダントツの甘さが特徴的で、おやつにぴったり。大洗まいわい市場で購入可能。

大洗まいわい市場
住所/大洗町港中央11-2 大洗シーサイドステーション
電話/029-266-1147
営業/10:00~19:00
休/年中無休(シーサイドステーションの営業に準ずる)

梅専門カフェ「ume café WAON」で梅の豊かなおいしさに出会う

梅の魅力が存分に楽しめるおしゃれな梅専門カフェ。9種類の梅干しから選べるお茶漬けやおにぎりなどのご飯メニューから、梅を使ったスイーツまで、メニューも豊富。人気の「2色の梅コンフィチュールの常陸乃梅ロールケーキ 梅ゼリー添え」で爽やかな甘さを楽しんで。

住所/大洗町磯浜町546
電話/029-229-1223
営業/平日 10:00〜17:00(LO16:00)、土日祝 10:00~18:00(LO17:00)
休/水曜日(臨時休業あり)

梅専門カフェ「ume café WAON」
梅専門カフェ「ume café WAON」
梅専門カフェ「ume café WAON」
梅専門カフェ「ume café WAON」
梅専門カフェ「ume café WAON」
梅ドロップ