ブラウス37,400円(ビビアンタム|マツオインターナショナルカスタマーサービス 0120-29-1951)、パンツ47,300円(ヴィヴィビー|イーストランド 03-6231-2970)、スニーカー20,900円(ディーゼル|ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)、バッグ93,500円(リュニフォーム|リュニフォーム トウキョウ 03-6812-2930)、イヤカフ6,600円(Folk/N|UTS PR 03-6427-1030)、リング[3号] 17,050円(スミイロ info@sumiiro.jp)、その他スタイリスト私物
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2021年7月に世界自然遺産に登録された奄美大島。今回訪れたのは、島の北部に位置する龍郷町です。どこにいても海と山が近く、自然が豊か。夏の日射しのもと、南国ムードたっぷりの旅を振り返ります。
奄美大島は初訪問とのこと。どのような印象ですか?
人が優しくて、食べ物もおいしくて、数日の滞在でしたが、住んでみたいと思うくらい素敵な場所でした。特に海がきれいでびっくり。本当にエメラルドグリーンですね。シュノーケリングもしましたが、岸から近い場所でもたくさん魚がいることに驚きました。サンゴ、クマノミ、ナマコ、ウニ……映像や写真でしか見たことがない水中の世界が目の前に広がっていて感動しました! 海が穏やかなのでマリンスポーツ初心者の私でも、ゆったり楽しめました。こんなきれいな海が目の前にあったら、毎日泳ぎたくなるだろうなって思っていたら、地元の方はTシャツ短パンのまま泳ぐのが日常だって聞いて、すごくうらやましいです。
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山にも行きましたね。奄美自然観察の森はどうでしたか?
「ハブ注意」っていう看板を見て、本当にこういう看板があるんだ!って新鮮でした。ガイドの方に教えてもらったアコウの木には、“締め殺し”と言う別名があって、“ケンムン”という妖怪が住んでいるという言い伝えから、地元でも年配の方は近づきたがらないというエピソードにも島の文化を感じられて印象的でした。確かに何かが住んでいそうな神秘的な雰囲気がありましたね。でも森にいても暑さが気持ちいいというか、東京の暑さとはぜんぜん違って、汗をかいてもイヤな感じがしなくて、気持ちよかったです。
ブラウス36,300円、スカート36,300円(ミュラー オブ ヨシオクボ 03-3794-4037)、黒ブーツ43,890円(レッド・ウィング|レッド・ウィング・ジャパン 03-5791-3280)、バッグ96,800円(ハンティング・ワールド/ハンティング・ワールド帝国ホテル店 03-3501-7080)、イヤリング23,100円、リング[10号.11号]各20,350円(スミイロ info@sumiiro.jp)
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食べることがお好きだそうですが、食べたもので思い出深いものはなんですか?
奄美大島の郷土料理の鶏飯がおいしかったです。私がいただいたものには鶏肉、錦糸卵、しいたけ、ねぎがのっていて、タンカンっていう柑橘類の香りもしました。撮影で伺った『番屋』さんの海鮮丼もおいしかったですね。海ぶどうがのっているなど、東京で食べるものとは少し違っていたのも印象的でした。
奄美大島の特産品でもある黒糖焼酎もおいしかったです。焼酎はふだん割った状態でしか飲んだことがなかったので、そのまま飲んでもこんなにおいしいんだって衝撃的でした。水割り、ソーダ割りにするのももったいないと思うくらい。ホテルでいただいたのは龍郷町の『山田酒造』のものだと聞き、山田繋がりだとご縁を感じていたら、撮影で伺った『町田酒造』でお土産にいただいた黒糖焼酎の名前が“ご縁”。些細なことでも、不思議な繋がりに感じてしまうのも旅のおもしろさですね。
もう一度行ってみたい場所、お友達にもおすすめしたい場所などはありましたか。
『大島紬村』で体験した泥染めはもう1度やってみたいです。撮影ではハンカチを染めたので、今度はTシャツを染めてみたいです。泥染めのタイダイ柄って素敵ですよね。ここでお世話になった泥染めの先生には方言も教わりました。伝統文化のお話も興味深かったので、もっとゆっくり時間をかけて、また訪れたいですね。
プライベートでの旅の思い出を教えてください。
小さい頃は家族旅行でよくキャンプや海水浴に出かけていました。一人暮らしをするようになってからは、あまり旅行には行けてないんですけど、箱根の温泉に弾丸で行ったことがあります。東京から車で1時間半くらいなので、ちょうど休みが重なった友だちと「行ってみよっか」という話になって。旅には勢いも大事ですよね。
旅をする際には、どのようなスタイルが多いですか?
旅の行先は大前提はご飯がおいしいところ。温泉があるとか、何かプラスアルファのアクティビティがあれば、もちろんそれも。そこでしかできないことは全力でやるという感じですね。
これまで旅先で食べたもので、心に残っているものはありますか?
仕事でタイに行ったとき、どこで何を食べてもおいしかったですね。カオマンガイは東京でも食べたことがあったけど、タレの味が違いました。スパイスもきっと現地特有のものがあるんじゃないかな。国内だと、沖縄で食べたアグー豚のしゃぶしゃぶ。豚くささがないし、脂も重くなくて、すごくおいしかったです。
本当に食べるのがお好きなんですね。
仕事でも地方に行くとなったら事前においしい名産は何か調べますし、ホテルの方にも聞いて時間を見つけては、その土地のものを食べに行きますね。お土産にも食べ物を選ぶことが多く、その土地ならではのお漬物をよく買います。沖縄では島らっきょう、京都では千枚漬けを買って帰りました。
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醐
味
山田さんにとって、旅時間とは?
旅って非日常。奄美大島でも感じましたが、いつもと違う世界線にいるという感覚になる。だからここでしかやれないことをやろうって気持ちになります。普段はそうでもないけど、旅先では寝る時間を削ってでもなにかをしていたいって思うくらい超アクティブなんです。いつもは食べ過ぎないよう気にしてはいますけど、旅先くらいは好きなものを好きに食べて、もし太っちゃっても帰ってから頑張ればいいやって。
国内外問わず、今後、行ってみたいところはありますか。
モロッコの青い街並みを見てみたいです。キューバもアメリカと国交が回復したのをきっかけに街並みが変化しつつあるみたいなので、昔ながらの建物が残っているうちに訪れたいですね。父が建築系の仕事をしている影響もあって、昔から建物を見るのも好きなんです。普段も街を歩いていて「あの建物すごいな」って見てしまう。特に美術館って建物も内装も凝ってるじゃないですか。だから旅行中、近くに美術館があれば足を運びます。
旅の必需品は、その人の旅スタイルを表すもの。
山田さんの大切にする旅アイテムは、なんですか?
カメラは、なんとフィルム。現像に出してできた写真を見て、「こんなことあったな〜」と思い出すのが好きだそう。他にもホテルでの居心地をよくするために、ポータブルスピーカーとルームフレグランスは欠かせない。そのこだわりとは?