鹿児島県の最北端、熊本県の天草もすぐそこという長島町。
東シナ海と八代海に浮かぶ、1周約40kmの島ながら
風光明媚な景色あり、おいしい味覚あり。
長島町の訪問は今回が初めてという西田さんと
陸路で行く島旅を楽しみます。
写真/佐野円香 動画/パンスール 文/山本陽子
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島へと続く黒之瀬戸大橋を渡って旅はスタート。
ここならではの絶景を堪能したら、
新名物を味わってひと休み。
そして一年中美しい、フォトジェニックな
花スポットへと出かけましょう。
車 約1時間50分
車 約1時間50分
黒之瀬戸大橋のたもとの高台にある公園。お目当てはなんといってもここから眺められる急潮と黒之瀬戸大橋です。ここは日本三大急潮にも数えられ、大潮の時にはダイナミックな風景を目にすることができます。長島町は万葉集に登場する場所のなかで、最南端の地といわれています。パークには大伴旅人が海峡を詠んだ歌碑が建てられており、海峡を前に万葉の世と今の時代を結ぶ、永い時間の流れを感じずにはいられません。
黒之瀬戸自然公園 うずしおパーク
住所/長島町山門野
電話/0996-86-1137(長島町役場水産景観課)
車 約5分
車 約5分
縦に長い長島町の、西側を通る国道389号を車で走っていくと、視界がひらけて美しい大海原が広がります。弧を描くなだらかな海岸線と、透明度の高いコバルトブルーの海、遠く北に見えるのは、長島町特産の赤土ジャガイモが育つ段々畑です。ここは長島町を代表する風景であり、畑には島の農業の歴史が刻まれています。「上り浜・汐見の段々畑」として「かごしま よかとこ100選」にも選ばれています。
上り浜パーク
住所/長島町下山門野
電話/0996-86-1137(長島町役場水産景観課)
車 約10分
車 約10分
“Stop By”とは“立ち寄る”という意味。長島町に来た人にふらりと訪れてもらいたい、そんな気持ちで生まれたカフェだから、長島を満喫できるおもてなしにあふれています。名物は「ブリカツバーガー」。柑橘類のボンタンをエサに混ぜて育てた「ボンタン鰤」のカツと地元の朝採れ卵のタルタルソースを、島の学校給食でおなじみのパン店のバンズではさんだという、ザ・長島のバーガー。大きな窓から見える海を眺めながら頬ばりましょう。
CAFE&DINING Stop By
住所/長島町下山門野1465
電話/0996-88-6766
時間/11:00~18:00(LO17:00)
定休日/火曜日、第4月曜日(不定)
車 約20分
車 約20分
「石積みと花のまち」を掲げる長島町に誕生したスポット。高台に立つ3棟のビニールハウスへ一歩入れば、30種類以上のブーゲンビリアが咲き誇り、まるで南国の楽園です。なかには天井まで伸びて、カーテンのように垂れ下がっているものも。外からの太陽の光に照らされていっそう色鮮やか。花園の散策を楽しんだら隣接するHANAカフェ長島でひと休みしましょう。
長島ブーゲンビリアの丘
住所/長島町川床3444-8
電話/0966-87-1600(花カフェ長島)
時間/9:00~17:00(最終入園16:30)
定休日/水曜日
入園料/大人400円、小・中・高200円
車 約15分
車 約15分
東シナ海を一望する露天風呂が自慢の入浴施設。おすすめは夕暮れ時。石造りの露天風呂に浸かりながら、刻々と色を変えるサンセットタイムが楽しめます。泉質は炭酸水素塩泉。神経痛、筋肉痛、関節痛、運動マヒ、打ち身、慢性消化不良、冷え性などの効能があります。家族風呂やサウナなどさまざまな施設があるのも魅力です。
長島温泉センター 椿の湯
住所/長島町指江1557-2
電話/0996-88-6739
時間/9:00~22:00(入湯〜21:00)
定休日/水曜日
入場料/12歳以上300円、6歳以上12歳未満120円