サステナブルとは、地球環境を大切にできているかを問う考え方。日本は古くから土壌が豊かだったことから、普及率はまだ低いのだとか。しかし、近年は自治体や宿といった地域からの発信が続き、これから日本でももっと広まりそうです。
広大な農場を舞台に暮らして食べて
「農業」を体験する
30haもの敷地をもつサステナブルファーム&パークには、オーガニック野菜を育てる農場やエディブルガーデン、養鶏場などがあります。ここで採れたものは、もちろん施設内のレストランなどでいただけますが、そのほかに自分で収穫した野菜を使ったピザ作りや各施設をめぐるツアーをはじめ、予約制の種まきや植え付け、堆肥作りに収穫、草取りなどの農業体験もできます。
このファーム&パーク内にある宿泊施設「TINY HOUSE VILLAGE(タイニーハウスヴィレッジ)」。一棟ずつ独立しているので、ゆったりと暮らすように過ごすことができます。併設されている共有のセンターハウスには、BARやリビングスペースがあり、バーベキューなどのイベントも開催。
KURKKU FIELDS「TINY HOUSE VILLAGE」
住所/千葉県木更津市矢那2503
料金/1棟25,000円(定員3名)~35,000円(定員5名)
アクセス/車:木更津北ICから約15分
電話/0438-53-8776
KURKKU FIELDS
営業時間/9:00~17:00
*施設全体の営業時間であり、各店舗・施設により異なる
定休日/祝日以外の火曜、水曜
入場料/休日1,000円(平日は無料)
フェアトレード認証コットンタオルや
空調の自動制御システムで環境を意識
2020年6月8日、環境に配慮したホテルがオープンします。エコでありながら、温泉・スパなどさまざまな癒しも気軽に楽しめるホテルです。
例えば、客室では天井に設置した人感センサーが人の在不在を探知し、室温を自動で調整してくれます。空調のエネルギーを安定させることは、エコにもつながるのだそう。アメニティは欧州のオーガニック最高水準NaTrue認証を取得したレーダーハース社のヘア・ボディーシャンプーやコンディショナーのほか、老舗タオルメーカーであるホットマン社のフェアトレード認証コットンを使用したタオルを用意。セネガル共和国で育った良質な綿花で作ったタオルは髪や肌だけでなく、環境にも配慮したものです。
住所/東京都立川市緑町3-1 W1
料金/開業記念プラン スタンダード1室(人数1~4名)あたり1泊43,428円~
アクセス/電車:JR立川駅から徒歩約8分、多摩モノレール立川北駅から徒歩約5分
電話/042-540-7777
健康と環境にやさしい日本初の
BIO HOTEL JAPAN認証の宿
健康と自然環境を第一に考えた宿。栽培・飼育方法から厳しい基準を設けた食材を使い、寝具やバスタオルはすべてオーガニックコットン100%で揃えています。
北アルプスの山々に囲まれ、5月中旬から6月上旬にかけ一面カミツレ(カモミール)の花でいっぱいになるこの「カミツレの里」にある宿は、カミツレエキスの抽出法を独自に編み出し、入浴剤「華密恋(かみつれん)」を開発した会社が運営。華密恋ブランドのスキンケア製品も自由に使えるので、身も心もリフレッシュできます。また、約4万坪もある敷地の散策ツアーやカミツレエキス抽出工場見学なども人気。
住所/長野県北安曇郡池田町広津4098
料金/1泊2食22,000円
*季節により異なる
休館日/不定休
アクセス/電車:JR篠ノ井線明科駅から送迎バス(要予約)で約30分
車:中央・長野自動車道安曇野ICから約30分
電話/0261-62-9119
オリジナルブランドのバスアメニティやハーブメニューでキレイに
健康的で信じられるものを自分らしく取り入れる“GOOD NATURE”をコンセプトにしたホテル。2019年12月、複合型商業施設「GOOD NATURE STATION(グッドネイチャーステーション)」の4~9階にオープンしました。
天然木を基調とした客室には、およそ24時間周期の生体リズム「サーカディアンリズム」に合わせて明るさや波長などを制御し、体内時計を整えてくれる快眠照明を採用。アメニティには、施設内にショップもあるオリジナルブランド「NEMOHAMO(ネモハモ)」のシャンプーなどを用意し、容器もバイオマスPEを使うというこだわりぶりです。
住所/京都府京都市下京区河原町通四条下ル
2丁目稲荷町318-6
料金/スーペリアツイン1泊1名様12,750円~(税サ別・宿泊税別)
*季節により異なる
アクセス/電車:阪急京都線京都河原町駅から徒歩約2分
車:名神高速道路京都南ICから約30分
電話/075-352-6730(ホテル直通)