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  • いざ、竹富島のテロワールを感じる
    食体験へ
    今回は3月10日までの冬限定の料理コンセプト「島テロワール」のディナーコースをいただくことに。テロワールとは、ワインやコーヒーなどの農作物が育つのに大きな影響がある土壌や天候、歴史、人の営みを表すフランス語。この旅で出会った島人や生活に欠かせない作物と、それを支える文化、食と密接に関わってきた島唄……そんな竹富島のテロワールを思い返しながら、素材の味わいを存分に味わうフレンチを、いただきます。

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  • 想像力がかきたてられる
    驚きがつまったメニュー
    前菜は「ガザミと島豆腐のクープ」。層になった断面が美しく、崩すのがもったいない。ガザミ、とはワタリガニのことで、かわいらしい見た目と裏腹にしっかり濃厚な味わいは、コースの序盤から想像を超えてきます。
    つづいてスタッフさんが運んできたのは、白いサンゴの山。器代わりのシャコ貝の貝殻も、サンゴも、すべて本物だというから驚き! 山積みになったサンゴの中からお目見えしたのは、月桃の葉に包まれた「車海老のサンゴ焼き」。車海老は温暖な地元の海で採れたもので、命草のソースをつけていただけば、島食材の融合が楽しめます。
    料理名、ましてや食材だけが書かれたメニューからは想像もつかないような見た目と演出、これが料理長が言っていた「驚き」なんだなぁと、しっかり納得です

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  • 島の香りに包みこまれて
    お皿の中に広がる華やかな世界
    目の前に運ばれてきたのは紅芋に次ぐ沖縄の名産品、あかね芋。竹富島で古くから主食として親しまれてきたこのお芋を代表的な3つの調理法でいただきます。ロースト(焼く)、フリット(揚げる)、ヴァプール(蒸す)、そのどれもが芋の甘みを引き出して、口の中に素材の味が広がります。

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  • ローストには、爽やかなオレンジと蜂蜜の風味にピスタチオがアクセントに。フリットには固めたビネガーを刻んで酸味をプラス。ヴァプールには香り豊かトリュフバターを添えるなど、フレンチならではの要素が散りばめられ、どれも違った味わいです。

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  • お肉料理は牛フィレの包み焼き。このひと皿、実はただの包み焼きではないんです。命草の一種である長命草やフーチバーを練りこんだパン生地で、お肉を包みじっくり火入れして焼き上げます。そうすることで、お肉の旨味が引き出されることはもちろん、ほのかに香る長命草の香りも楽しむことができるのだそう。一口食べると、お肉の柔らかさと香り、旨みに感動! お肉に添えられた、島らっきょうのフリットと少し酸味のあるベルアネーズソースで味のバリエーションが広がります。どのひと皿も島の食材とフレンチが見事に融合。目の前で繰り出される料理に、時間が過ぎるのを忘れてしまうほど、素敵な食体験でした。

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◆ダイニングレストラン

営業時間/7:00〜10:30L.O.(朝食)、12:00〜14:30L.O.(昼食)、17:00〜(夕食)

内容/朝食:和朝食、洋朝食 昼食:メニューにより異なる 夕食:琉球ヌーヴェル、島テロワール(冬限定)

料金/朝食:3,500円 昼食:メニューにより異なる 夕食:12,000円

※インルームダイニング(客室でのお食事)も可能、宿泊者のみ利用可能、事前またはチェックイン時に要予約

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    沖縄の原風景を残す、赤瓦の屋根と石垣に囲まれた48棟の家々が並ぶ集落型のリゾート。サンゴの砂が敷き詰められた小道は古来の習わしの通り掃き清められ、まるで集落に暮らしているかのような気分に。朝は近くの浜で美しい海と波の音に耳を傾ける。昼はのんびりと集落を散歩するも良し。夕方には三線の音色に導かれラウンジに集まり、ゆんたくをするのもまた一興です。一日のハイライトには、島の恵みをいただくお食事を堪能。満点の星空を眺めつつ、島時間にゆったりと身を委ね、心ゆくまで滞在を楽しめます。

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    住所/沖縄県八重山郡竹富町竹富

    アクセス/竹富港から車で10分(フェリーの到着に合わせ、送迎あり)

    電話番号/0570-073-066(予約)

    公式HP/https://hoshinoya.com/

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    星のやとは?

  • about
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    圧倒的な非日常感に包まれる、
    日本発のラグジュアリーリゾート

    “現代を休む日”をコンセプトに、日本発の滞在型リゾートとして展開する「星のや」。土地の文化を敷地内で色濃く表現しながら、圧倒的な非日常感と日本のホスピタリティをベースにしたもてなしを実現。ラグジュアリーな宿泊滞在を満喫できます。2020年5月には「星のや沖縄」が新規オープン予定。全客室が低層階のオーシャンフロントというこだわりの設計で、沖縄らしい自然美を満喫するリゾートステイを楽しんで。

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  • PROFILE

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    ドローン片手に世界中を巡る旅作家、旅色アンバサダー。元秘境ツアー添乗員という経歴を活かし、年の半数以上を旅先で過ごす。なかでも沖縄、離島に魅了され、撮影のために長期滞在を繰り返すほどの島上級者。そんなとまこさんがこの度の旅の様子を詳しくレポート。竹富島の魅力やドローンでみる竹富島の空撮映像など、島旅の楽しさをこちらでもお楽しみください。

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