清流として名高い四万十川の源流域、清々しい高原の空気が流れる梼原町。雄大な自然が広がる一方で、病院、福祉施設、学校、銀行などがコンパクトにまとめられ、独自の助成制度があるなど暮らしやすい一面も。心に残る絶景が日常にある、梼原町で暮らしてみませんか。

清流として名高い四万十川の源流域、清々しい高原の空気が流れる梼原町。雄大な自然が広がる一方で、病院、福祉施設、学校、銀行などがコンパクトにまとめられ、独自の助成制度があるなど暮らしやすい一面も。心に残る絶景が日常にある、梼原町で暮らしてみませんか。
日本三大カルストのひとつである四国カルスト。標高約1,400mに位置し、三大カルストの中で一番標高が高いのが四国カルストです。夏から秋にかけては、牛が放牧されていて、緑の草原とカルスト台地特有の白い石灰岩、のんびり草を食べる牛が織りなす光景は、スイスの牧場のよう。のどかで牧歌的な風景に癒されます。四万十川のきれいな水、澄んだ空気、寒暖差のある気候により、米の栽培も盛んです。
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電話/0889-65-1187(ゆすはら雲の上観光協会)
梼原町に流れているのは、清流として名高い四万十川の支流である梼原川と四万十川。さまざまな生命が息づき、特に釣り好きを楽しませています。川で釣れるのは、アユ、アメゴ、ウナギなど。釣りをする場合は遊漁券が必要で、ゆすはら雲の上観光協会ほか、町のあちこちで遊漁券が購入できます。釣り好きの多くは毎年川釣りを楽しみ、たくさん釣れた際は知人におすそ分けするなど、魚が町民間の交流にもつながっています。
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電話/0889-65-1187(ゆすはら雲の上観光協会)
平地が少ないことから山の斜面を利用した農耕作が発達。先人から受け継がれた米づくりが今も行われています。美しい曲線を描きながら広がる神在居の千枚田は美しく、文豪・司馬遼太郎は「農業が築き上げた日本のピラミッド。万里の頂上にも匹敵する」と感嘆したという逸話が残るほど。季節ごとに異なる姿を見せ、春は界隈の景色を移し出す水鏡、夏になると田植えした苗が育って緑一色に。秋には黄金色の稲穂が揺れ、目を楽しませてくれます。
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住所/高知県高岡郡梼原町神在居
電話/0889-65-1350(教育委員会)
四万十川の支流、梼原川沿いにある三嶋神社。919(延喜19)年に創建されたと伝えられ、開祖の津野経高が伊豆から三島大明神を勧請したといわれています。津野家を祀る津野神社や樹齢約400年の朝鮮松(ハリモミ)、木製の神馬など、多彩な見どころがあり、参道にかかる木製屋根付きの御幸橋も有名です。秋の神祭では、高知県無形民俗文化財に指定された津野山神楽が舞い継がれるなど、梼原町を知る上で欠かせない神社です。
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住所/高知県高岡郡梼原町川西路2196
電話/0889-65-1187(ゆすはら雲の上観光協会)、0889-65-1350(梼原町教育委員会生涯学習課)
愛媛県との県境にある韮ヶ峠は、1862(文久2)年、幕末の志士・坂本龍馬が沢村惣之丞と共に脱藩した場所。今でも当時の面影が色濃く残っており、多くの龍馬ファンが訪れる歴史スポットで、韮ヶ峠から和ヶ峠を越える宿場までの街道は、文化庁選定の「歴史の道百選」のひとつです。毎年10月開催される「龍馬脱藩マラソン大会」の際には、韮ヶ峠がフルマラソンの折り返し地点となり、町民にとってはボランティアのおもてなしが受けられる場所としても知られています。
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住所/高知県高岡郡梼原町井高
電話/0889-65-1187(ゆすはら雲の上観光協会)、0889-65-1350(梼原町教育委員会生涯学習課)
料金/無料
協力
高知県梼原町
編集長
播磨雄介
編集
福田桃子
アドバタイジング
堀 可奈子
デザイナー
尾崎淳子(ヒストリアル)
HTMLコーダー
ヒストリアル
発行人
井上秀嗣
発行元
株式会社ブランジスタメディア
東京都渋谷区桜丘町20番4号
03-6415-1183