まんのう町にはまだまだ奥深い魅力が隠されています。広大な国営讃岐まんのう公園で行われる多彩なイベントやアクティビティ、標高1,000m越えの名山・大川山に標高900mの天空の地・島ヶ峰、まんのう町に伝わる民族芸能に、オープンして間もない新名所など町を遊びつくせるスポットがたくさん。自然と歴史、そして新しい文化が融合したまんのう町で、さらにディープな体験ができる5つのスポット・体験をご紹介します。
文/渡辺哲也・庄子洋行(アントレース)
まんのう町にはまだまだ奥深い魅力が隠されています。広大な国営讃岐まんのう公園で行われる多彩なイベントやアクティビティ、標高1,000m越えの名山・大川山に標高900mの天空の地・島ヶ峰、まんのう町に伝わる民族芸能に、オープンして間もない新名所など町を遊びつくせるスポットがたくさん。自然と歴史、そして新しい文化が融合したまんのう町で、さらにディープな体験ができる5つのスポット・体験をご紹介します。
文/渡辺哲也・庄子洋行(アントレース)
標高約1,042mを誇る讃岐山脈第二の高峰。大川山の魅力はその眺望にあります。眼下に広がる讃岐平野と満濃池の壮観な姿は一見の価値あり。山頂には雨乞い祈願で知られる大川神社が鎮座し、四国の人々から広く信仰を集めていた歴史を感じられます。近くにはキャンプ場や大型天体望遠鏡を備えたまんのう天文台があり、ハイカーたちにも大人気。琴南公民館から大川神社までは約2時間半の登山コースがおすすめ。貴重な自然林にふれあい、数多くの昆虫や野鳥に出会う、心に残る山歩きに出かけましょう。
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住所/仲多度郡まんのう町中通1156番地242(まんのう天文台)
電話/0877-89-0619(まんのう天文台)
標高900mを超えるまんのう町の島ヶ峰エリア。かつては荒地になっていましたが、食文化と原風景を後世に伝えるため、平成28(2016)年から再生計画をスタート。朝晩の寒暖差が大きく傾斜地であることを活かしたそば畑を開墾し、「島ヶ峰そば」が誕生しました。島ヶ峰地区では、8~11月までそばの栽培体験を実施していて、さらに12~3月にはそば打ちの体験教室も行っています。そばの白い綿毛のような美しい花が咲く9月下旬には花見会が開催され、毎年多くの観光客でにぎわいます。まんのう町の新しい特産品、香り高い島ヶ峰そばを味わってみませんか。
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住所/仲多度郡まんのう町川東
電話/0877-84-2111(まんのう町美合出張所)
令和4(2022)年3月にグランドオープンした自家焙煎コーヒーや地元野菜を使ったアイスクリームなどが楽しめるお店。美しい田舎の風景を崩さないように、もともとあった看板工場をリノベーションしたオシャレな空間が広がっています。施設内の至る所にイスとテーブルが置かれ、ピクニック気分で自由に食事も可能。中でもチョコレートに力を入れており、インドネシア産のカカオ豆を自家焙煎して作られるチョコスイーツのバリエーションが豊富。シンプルなチョコレートから、ナッツをコーティングした一品まで、チョコ好きにはたまらない約20種類のスイーツが揃います。
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住所/仲多度郡まんのう町長尾2237
電話/0877-89-6342
時間/10:00~16:00(LO15:30)、土・日・祝日 10:00~17:00(LO16:30)※チョコレート詰め放題は6~9月休み
定休日/水・木曜日(祝日の場合は営業)
綾子踊とは、まんのう町の佐文(さぶみ)エリアに伝わる風流踊(ふりゅうおどり)のひとつ。風流踊は令和4(2022年)11月にユネスコ無形文化遺産に登録された、歴史を伝えるその土地ならではのもの。綾子踊は弘法大師・空海が佐文村に訪れ、綾という女性に雨乞いの踊りを教えたことが始まりとされ、現在では2年に1度、8月末から9月初めの日曜日に佐文地区の加茂神社に奉納されています。「水の桶」「四国船」「綾子踊」など12曲の小歌に合わせて、太鼓・笛・鼓(つづみ)・鉦(かね)などを囃子にして踊る伝統芸能です。女性に扮装した男性の踊り手がいるなど、近世初期の歌舞伎踊の面影を残しているとも言われています。
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住所/仲多度郡まんのう町佐文
電話/0877-89-7020(まんのう町文化財室)
取材協力
香川県まんのう町
編集長
播磨雄介
編集
吉川綾乃
アドバタイジング
堀可奈子
デザイナー
松田 洋(ヒストリアル)
HTMLコーダー
大迫礼乃(ヒストリアル)
発行人
井上秀嗣
発行元
株式会社ブランジスタメディア
東京都渋谷区桜丘町20番4号
03-6415-1183