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FOCAL DATA(2024年8月1日時点)
人 口 : 184,029人
面 積 : 約212.47平方km
豆知識 : 山梨県の旧国名「甲斐(国)」の政治的中心地を意味する「甲斐府中」略して「甲府」と呼ばれるようになった。
山梨県のほぼ中央に位置する甲府市。金峰山(きんぷさん)や昇仙峡(しょうせんきょう)など豊かな自然に恵まれ、市街地は甲府盆地に広がっています。その歴史は古く、約2万7,000年前の旧石器時代には盆地の近縁部に人が暮らしていたといわれています。戦国時代になると、武田信玄公の父であり、甲斐守護となった武田信虎公がこの地に館を築き、城下町の建設に着手。江戸時代には五街道のひとつである甲州街道が整備され、文化や産業が興隆していきました。なかでも水晶研磨は、現在の甲府にも大きな影響を与えています。金峰山はかつて水晶の一大産地で、周辺では宝石研磨や貴金属加工の技術が発展。やがて甲府市には宝飾業者が集い、「宝石のまち」として知られるようになりました。ほかにも、ブドウや桃、ほうとうや甲府鳥もつ煮など甲府ならではの名産品が豊富でグルメ街としても知られています。