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今年、二十歳を迎えた本田望結さん。俳優としてもフィギュアスケーターとしてもますます活躍の場を広げ、どんなことにも真摯に向き合う姿が人を魅了します。好奇心旺盛な本田さんが大切にしているのは「学びのある旅」。福島県浅川町の旅でも、たくさんの発見がありました。

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本田望結さん、スペシャルインタビュー
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―――浅川町は歴史ある花火のまちです。

小さい頃から花火が大好きでした。特に打ち上げ花火は、どうやって作られているのか、どうしてあんなにきれいに高く上がるのか、すごく興味がありました。だから今回、浅川町歴史民俗資料館で花火のことを知れると聞いて、とても楽しみにしていたんです。実際に花火玉を持ってみて大きさや重さを実感したり、花火大会を運営する青年会の方に直接お話を伺うことができて、花火のことを少しでも知ることができたのが本当に面白かったです。もっと詳しいことを知りたい!という気持ちになりました。

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本田望結さん、スペシャルインタビュー
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―――貫秀寺では、僧侶が自らの体を捧げて仏となる「即身仏」を拝観しました。いかがでしたか?

本で調べたり画像で見たりするのとは全く違いました。角度によって即身仏の表情が違って見えたのが印象的です。見る人によって感じ方が変わりそうだなと思いました。今日の自分と、もっと大人になった自分とでも、違った風に感じるような気がします。一度きりではなく、経験を重ねることで、思うことは変わってきますよね。今回即身仏を見て、来年の自分はどう思うんだろう、と考えました。お寺のご住職に、どういう経緯でここに安置されているのか、どのように地元の人と関わりがあるかなど、色々教えていただきました。

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本田望結さん、スペシャルインタビュー
浅川町は、驚きと学びがあるまちでした
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本田望結さん、スペシャルインタビュー

―――そのほかに印象的だった場所はどこですか?

吉田富三博士の記念館です。ご本人が実際にいただいた受賞メダルや研究の道具などがすごくきれいに展示されていて、大切に保管されていることがわかりました。実際に館長からお話を聞いたり、ご本人が使っていたものを見たり、目で見て知るという体験ができきたのが貴重でした。

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―――知的好奇心が旺盛なのですね!

実は私、記念館好きなんです(笑)。先日も、ある記念館に行くためにひとりで飛行機に乗って旅行したくらい。何かを成し遂げた人って、子どもの頃に勉強してみんなが知っていると思うんですけど、教科書にのっているようなことだけでは物足りないと感じるんです。昔の人のことを調べることは昔から好きで、仕事柄そういう機会も多いです。仕事のために始めたことでも、だんだんその人物に対して個人的に興味が湧いてきて。記念館は、館内のすべてのものがひとりの人物について語っている、というところも面白いと思うんです。今回、撮影で記念館を訪ねることができて、自分の好きなことをみなさんにシェアできたような気がして嬉しかったです。

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本田望結さん、スペシャルインタビュー
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―――おいしいものも食べましたね。

天麩羅 まるみさんで天丼をいただいたんですが、海老天の大きさには驚きました! 想像をはるかに超える大きさでした(笑)。天丼と一緒に小さい花火が出てくるというのも、浅川町ならではですよね。見た目も音も楽しめて、ひとつで色々なワクワクが詰まったお料理でした。味はもちろんとても美味しくて、タレがしっかりかかっているのに海老の味がすごく感じられて感動でした。午後は城山公園の展望所でまち全体を眺めながら旅を振り返りました。旅したまちの景色を最後に見るというのが素敵で、こういう旅の締めくくり方もいいなと新しい発見でした。

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浅川町は、驚きと学びがあるまちでした
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本田望結さん、スペシャルインタビュー
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―――普段はどんな旅をされていますか?

神社の御朱印を集めるのがすごく好きなので、どこかに行くときは必ずその場所の有名な神社を旅の目的のひとつにしています。毎年行く神社や、お仕事が無事終わるように毎回お願いしている神社もあります。何度も参拝しているところでも、御朱印は毎回いただいているんです。旅の記録にもなりますし、見返しても楽しいです。御朱印をいただくことは、私の旅のちょっとしたルールみたいな感じですね。

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本田望結さん、スペシャルインタビュー
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―――素敵な心使いですね! ひとり旅することは多いですか?

お休みが直前にわかることが多い仕事なので、前々から誰かと予定を合わせて計画するより、急に思い立ってひとりで出かけることが多いです。朝起きて、あ、今日行こう!って(笑)。いつもより1時間でも早く目が覚めたら、「今日はどこかに出かける日なのかも!」 と思って、準備してすぐに電車に乗っちゃいます。でも、誰かといるのが好きなので、ひとり旅でもお店の人や駅員さん、ホームで待っている人など、旅先での出合いを楽しみにしています。もし浅川町にもう一度来る機会があったら、夏の花火は絶対見たいですね。出会った方々はみんな優しい方ばかりだったので、「お帰り!」と迎えてくれそうです。

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本田望結
本田望結
Profile

2004年生まれ、京都出身の俳優・フィギュアスケーター。3歳から芸能活動を始め、日本テレビドラマ『家政婦のミタ』で一躍人気者に。2023年にはNHKの連続テレビ小説『らんまん』にも出演。フィギュアスケーターとしても活躍。主演を務めた映画『カーリングの神様』は、2024年11月8日公開予定!

衣装協力
ジャケット67,100円(ottod'Ame | PASSEGE DU STOCKMAN恵比寿店03-5422-8026)、ニット20,900円(masaco teranishi | apres-demain03-6274-8533)、スカート61,600円(SUSANNE BOMMER | Woollen co.,ltd.03-5771-3513)、ネックレス18,150円(maison HOWL | ロードス03-6416-1995)、イヤリング9,600円(viola | ロードス03-6416-1995)、リング28,600円(yuma | ロードス03-6416-1995)、シューズ29,700円(ALM. | 株式会社Steady03-6409-6870)、バッグ49,500円(LIVIANA CONTI | GRUPPO TANAKA0120-135-015)

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撮影・取材協力

福島県浅川町

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編集長

播磨雄介

編集

阿部大亮

アドバタイジング

小橋有咲

デザイナー

松田 洋(ヒストリアル)

HTMLコーダー

ヒストリアル

発行人

井上秀嗣

発行元

株式会社ブランジスタメディア

東京都渋谷区桜丘町20番4号ネクシィーズスクエアビル

03-6415-1183

ひと口で感動!笑顔がはじける浅川町のうまいもの

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